題詠「千」第一席に入賞されました作品 「自由題」第一席に入賞されました作品
上記特選一席作品より令和5年4月29日(土)Eテレ放送に「大会大賞」が発表されますことと思っております。
令和4年11月1日締切・令和5年3月11日(土)発表 第24回 NHK全国短歌大会入選作品集を頂きました。
例年ですと発表の日にEテレにて入賞作品について選者の先生の説明を伺うことができましたが、今年は3・11のニュースの関係で放送が延期され、4月29日(土)と発表されました。
従いまして、10名の選者が選考されました「自由題一席」・題詠「千」をご紹介させて頂きます。
尚、題詠「千」選者は10名になぜ9首に?でしたが 夕光(ゆうかげ)を使ひ切るまで影を連れ一人刈り行く千枚田かな を2名の先生が選考しておりました。
毎年多くの歌友が特選・秀作などに入賞・入選しておりますのに、作品集を何度繰りなおしても一緒に学んでおります歌友の皆様の名前が見つかりません。
遠くの岡山県の友人の名前を拝見いたしましたが、今までは「特選」・「秀作」・「近藤芳美賞」などを受賞されておりましたが、この度は入選のみのお名前に少しさみしく拝見いたしました。
「自由題」
雷鳴が思春期のやうな激しさで響(とよ)もす刻の過ぎゆくを待つ 岡山県の友人
万華鏡くるりと回し平穏を壊してみたくもなる良夜なり 岡山県の友人
昨年第23回には4名の歌友の皆様が入選されましたが、私は1首も入選できませんでした。令和5年 第24回入選作品集に私一名のみ入選者に名前を掲載頂きました。
「自由題」2首・題詠「千」1首の応募に、題詠は入選しませんでした。
「自由題」
紙切れとなりし国債を見る母の無念の面が今も顕ちくる 私
毬栗(いがくり)の向きを定めて絵手紙に卒寿の友は今日も筆執る 私
上記の歌は、題詠「千」・「自由題」合わせて17,004首の応募に対して、入選3,404首の中に加えていただきましたことに選者の先生方に感謝を申し上げております。