汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 いつもの風景

2008年06月02日 | 初期中期の詩

アスタリスクの空の下
きらびやかな町明かりに
流れる小川

オリオン座の足元に
流れ星が一つ
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みやすけの詩 憧れ人

2008年06月02日 | 初期中期の詩
遠くのほうで手招きをしている人
僕はその人のほうへと走り出す
その人の顔は分からない
僕をひきつけるような魅力ある人なのだ

一生懸命
一生懸命
走る僕

ところが後もう少しのところで
その人は
天に散らばっていった
その人の魅力と面影だけが
心に残る

その人を呼んでも
いくら呼んでも
もう何の返事はない

下を見れば靴後が
ここにその人の歩んできた
道が刻まれている

僕はそれに耳を傾けてみた
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みやすけの詩 人生論

2008年06月02日 | 初期中期の詩

ただ流れていたい
ただゆっくり

水の中に
ただ鮎とか、カニとか、藻とか
いろんな生物が棲んでいればいい
誰も邪魔しないでほしい
ただほしいのは
人と人とのつながりだけ

こんな自分はわがままですか?

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みやすけの詩 晴れ

2008年06月02日 | 初期中期の詩
雨上がり
覗く太陽に、こんにちは
遠のく雲が
僕を追い越していく
鳥が空を飛び
僕は傘を閉じる
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