汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 氷上

2010年09月17日 | 初期中期の詩

 氷上の詩

朝が明ける頃に感じる寂寞は
光の中で雪が溶け行く儚さの中で木霊する
昨日の憂鬱な心に取り巻く哀しさ
何もかもが静謐に落ち着いた時間の中で
焦燥が投げ出した罪の意識は
冷たい身体の上を滑って行く

意識の無い連想が
慎ましやかに微笑むあなたを創り出す
冷酷な言葉に沈黙する
明滅する事を忘れた星の過酷さよ

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