汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 耽美詩

2012年03月05日 | 初期中期の詩
これ以上 苦しまないで               
あなたの瞳に 悩ましい愛が渦巻いている             
それは 命が発する切なさのサイン          

生きることを欲する唇が 潤いを求めている
私を見つめるその瞳が 闇雲を恐れる 
愛の指針が 身体をまさぐる欲望に変わる
触れられない心を求める その瞳が
子供のようなあなたの淋しさが
悩める私を虜にするの
それは虚しさを避けるための 感情表現
あなたは私のもの

首筋に 指を滑らせる
まるで嫌悪を抱くように 愛らしい唇を開いて
感じるあなた 定まったまま動かない瞳
闇が光に変わる一瞬
何もかも忘れてしまいたい
どうか生きる意味を教えて

あなたの瞳は動かないまま
ゆっくりと 意識を失っていくのを感じる
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