汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

雨に打たれた花 冷たい時間

2012年07月08日 | 悲哀の詩

消えかけた文字に 滲む絵の具

手に持った筆 描く空には 星の瞬く藍の夢

 

総てを藍色の空の中で 

揺れる灯火のように 

消えていく身体は 愛を見失う

 

激しく時代は流れ 

飛沫のように 透明な響きを感じる

 

身体は冷たく 皮膚は白く沈んでいる

蒼く壮麗な夜空を駆けるほうき星

 

雲は走馬灯のように 引き千切れ

星空はゆっくりと運行する

まるで時間の寸隙のように

冷たく流れる涙のように

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