不意の口づけ 見果てぬ瞳の奥
潰えた舟の残骸 海底は冷たい熱情
あなたは人知れず 想い 揺れる花のよう
嵩張る記憶の写真が 絶えず溢れ出す涙に
艶やかな肌の色 あなたは優しく吹く風のよう
肌が触れ合う その度に 温もりは霧消していく
裸のままのあなたが 寂しげな瞳を揺らせ
灯火が揺れるように 消えていく その愛に
緩やかな坂道を超えた 夕映えを重ねる
それは静かな死のよう
あなたの肌に滑らせる指
冷たくなった身体は 面影が消える
白い雪が降る夜に 温もりを求めたこの身体が
色褪せた夢の中で 春風と共に揺れている
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