覚束ない足取りで
歩む道のりは
氷雨の降る 冷たい冬のように
張りつめている
震える木々
遥か先の 霧消した夢
月明かりは 永久の悲壮の証
ゆらり揺られて 繰り返すおぼろ夜
睡蓮の咲く池に 射した光り
あなたの声音のする方へ
伸びる腕は 安らぎを求めた 情愛の欲
覚束ない足取りで
歩む道のりは
氷雨の降る 冷たい冬のように
張りつめている
震える木々
遥か先の 霧消した夢
月明かりは 永久の悲壮の証
ゆらり揺られて 繰り返すおぼろ夜
睡蓮の咲く池に 射した光り
あなたの声音のする方へ
伸びる腕は 安らぎを求めた 情愛の欲
誇らしげな あなたの微笑み
雪の幽かな重みのように 眠りに落ちる
落葉の季節 繋いだ手
かじかむ指に絡まる あなたの吐息を
夢で会いましょう
夢の中で 愛は揺れて 咲き誇る
海の音のような 寂しい瞳
あなたの唇に 指をそっと押当てる
何も云わないで 何も壊さないで
夜に輝く星は あなたの淋しげな心のよう
身体を合わせ 心を一つにして
消えて行く 宇宙の未来を 想い描いた
それは 儚く揺れる花のように
命を終えた 恒星の見る夢のように
優しい愛を感じた