健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

民主党議員と社民党議員の主張

2010-03-13 06:35:08 | 日記
今朝のテレビ番組に各政党の議員が出演し、議論していました。特に、普天間基地移設問題について、時間を割いて話をしていましたが、相変わらずよくわからないですね。特に、民主党議員と社民党議員の主張がよくわからないです。簡単に言ってしまうと、言い訳ばかりです。なぜ、こんなわけわかならい議員をテレビに呼ぶのでしょうか。国民に謝った情報が伝わってしまいます。政治家は自己主張の塊で、客観的に事実を見極められない人間であるというのを国民に知らしめるためなのでしょうか。5月末という結論に向けて、現時点でこうしたピントはずれなことを発言している政府与党では・・・・・。はっきり言って呆れてしまいます。自民党議員が発言していたように、きっと何らかの政府の方針が示されると思いますが、政府、沖縄あるいは移設先、米国の三者が共に納得できるような解決策が出るというのはまずあり得ないと思います。どうなる日本。本当に心配です。
政府は、今の日本が緊急事態であるということを認識していないようです。ひょっとしたらそうかもしれません。でも、一般的な認識は緊急事態であると思います。こうした認識がないということから、緊急性のない「密約問題」やら「休日分散化」、「外国人参政権」などのようなよく分からない政策が出てくるのかと。このままだと・・・・・。大変な2010年になってしまうのでは?
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サラブレッドを見極める遺伝子

2010-03-13 06:12:11 | 研究
競走馬のサラブレッドが短距離レース向きか、長距離向きかの距離適性の見極めが可能になるのではという驚きの報告がなされました(ASAHI.COM)。簡単に言うと、競走馬の成績と遺伝子配列(DNAの個体差)の関係が示されたというものです。この研究は、アイルランドのダブリン大学の研究チームによるもので、プロスワン誌に発表されたそうです(ASAHI.COM)。
競走馬の成績と関係があるのはミオスタチン(MSTN)という遺伝子のDNA配列の変異の有無だそうです。1998~2009年にアイルランドとニュージーランド生まれのサラブレッド148頭について、各馬が生涯を通して勝ったレースの中で最も格付けの高かったレースを対象に、距離別にこのDNA配列との関連を調べたというのです。両親から、それぞれCかTのタイプを受け継ぐDNA型を、(1)両親からMSTNの変異を受け継いだC/C(2)片親から受けたC/T(3)変異のないT/T――の3タイプに分けられ、1200メートル以下ではC/C型が最も多く、距離が延びるにつれて減ったというのです。一方、T/T型は1200メートル以下では勝利がなく、距離が延びるにつれ増える傾向が認められたそうです。C/Tは、その中間の距離での勝利頻度が高く、C/C型は「短距離」、C/T型は「中距離」、T/T型は「長距離」に向いていると結論付けています(ASAHI.COM)。
ミオスタチンは骨格筋形成を抑制するたんぱく質で、ミオスタチンに異常があると筋肉が過形成します。こうした遺伝子異常は、牛で最初に報告されましたが、数年前ヒトでも確認されました。確かドイツで生まれた子どもだったと思います。つまりミオスタチンは、骨格筋の量的制御に関係しているたんぱくと一般に考えられていましたが、骨格筋の性質と密接な関連もあるかもしれないというのが今回の報告と考えています。
いずれこうした報告が出ると思っていましたが、ついに来たかという印象です。今回は馬ですが、他の動物ではどうか、とりわけヒトへの適応があるかどうか、興味があります。まだ、一報ですので、今後検証研究によりより明確な関係が示されるものと思います。
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