ASAHI.COMによりますと厚生労働省の「チーム医療の推進に関する検討会」は、医師、看護師のほかは認められていない患者のたん吸引について、リハビリテーションを担う理学療法士や言語聴覚士、作業療法士にも解禁すべきだという報告書をまとめ、これを受けて厚生労働省は4月にも通知を出し合法化するということです。今回の合法化により、医療サービスの質が向上するだけでなく、人工呼吸器をつけて在宅で療養生活をする小児や高齢者の介護を支える戦力が増えることになります。さらに報告書では、介護の現場で大きな課題になっているヘルパーら介護職員による、たんの吸引や、チューブ栄養などの医療行為についても、「早急に検討すべきだ」と明記されたそうです。
また、従来よりも高度な医療行為ができる新しい看護職種「特定看護師」の試験的な導入についても認めたそうです。厚生労働省では新年度から新たな有識者による検討を始め、試行を経て早ければ、3年をめどに法制化も検討するということです。
また、従来よりも高度な医療行為ができる新しい看護職種「特定看護師」の試験的な導入についても認めたそうです。厚生労働省では新年度から新たな有識者による検討を始め、試行を経て早ければ、3年をめどに法制化も検討するということです。