京都大学が授業料免除に充てる予算を拡大するそうです(ASAHI.COM)。景気状態の悪化により経済的に困窮する学生が増えていることへの対策として、2010年度に従来の3000万円から1億円に増額すると発表したそうです。さらに、学生1人あたりの免除額は、授業料全額から半額に変更するということです。こうした処置により、今年度より延べ約650人多い約5300人の授業料免除が可能となるということです。
京都大学の授業料は法科大学院を除き年間53万5800円だそうです。私立大学に比べればかなり低い水準ですが、これでも授業料を支払うことができない学生がたくさんいるという現実。そう考えると、そもそも私立大学に進学してきた学生は、経済的に恵まれている?現在のような経済状態が続き、先行きが見えないのであれば、私立大学でも同様の対応をせざるを得なくなるでしょう。すると、私立大学の経営環境はより一層苦しくなり、18歳人口の減少もあいまって、私立大学の淘汰が予想より早く進行するかもしれません。生き残るためにはどういった対策が必要かつ、有効か。今、しっかりと議論しなければならないと思います。もちろん、5年、10年、15年というスパンで考えなければならないのではないでしょうか。
京都大学の授業料は法科大学院を除き年間53万5800円だそうです。私立大学に比べればかなり低い水準ですが、これでも授業料を支払うことができない学生がたくさんいるという現実。そう考えると、そもそも私立大学に進学してきた学生は、経済的に恵まれている?現在のような経済状態が続き、先行きが見えないのであれば、私立大学でも同様の対応をせざるを得なくなるでしょう。すると、私立大学の経営環境はより一層苦しくなり、18歳人口の減少もあいまって、私立大学の淘汰が予想より早く進行するかもしれません。生き残るためにはどういった対策が必要かつ、有効か。今、しっかりと議論しなければならないと思います。もちろん、5年、10年、15年というスパンで考えなければならないのではないでしょうか。