東欧諸国では肥満が社会問題になっているそうです(ASAHI.COM)。まぁ、いわゆる西側諸国では日本も含めて肥満は大きな社会問題です。東欧は東西冷戦終結以後、急激に食生活が変化して、いあわゆる「ジャンクフード」が流行したというのです。冷戦時代は東欧諸国において肥満は豊かさの象徴だったそうです。ところが、こうしたファストフードの流行により、急激に肥満をはじめとする生活習慣病が増加してきたというのです。特にこうしたジャンクフードの犠牲になるのは子ども達ですね。ルーマニアでは子どもを対象とした運動教室がはやっているといいます。この運動教室では運動の後に食育も行っているそうです。こうした教室は日本でもあるようですが、注目すべきはその料金です。週3回で月謝50ユーロ(約6200円)は1カ月の平均賃金が約450ユーロ(約5万6千円)のルーマニアにおいては非常に高額であることがわかります。そうまでしても、子ども達の健康が深刻な状態になっているといえるでしょう。欧州連合(EU)加盟国の中で「最低ランク」の生活水準とされるルーマニアでは、所得の低い家庭ほどファストフードを利用する傾向があるそうです。日本や西側諸国でも同様の傾向があると思います。
ルーマニア政府は、業界の反発を押し切って「ジャンクフード税」導入方針を発表したそうです。米国のニューヨークでも「ソーダ税」導入が検討されているということも聞いたことがあります。ブルガリアやスロバキアでも肥満児急増が問題になっており、ブルガリアは昨秋、全国の学校の食堂や売店からスナック菓子、清涼飲料水を撤去させたそうです。随分と思いきった政策を実施するものです。さて、日本では・・・・・。やはり、まずは食育からでしょうか。
ルーマニア政府は、業界の反発を押し切って「ジャンクフード税」導入方針を発表したそうです。米国のニューヨークでも「ソーダ税」導入が検討されているということも聞いたことがあります。ブルガリアやスロバキアでも肥満児急増が問題になっており、ブルガリアは昨秋、全国の学校の食堂や売店からスナック菓子、清涼飲料水を撤去させたそうです。随分と思いきった政策を実施するものです。さて、日本では・・・・・。やはり、まずは食育からでしょうか。