2つの課題

　去年地区最下位同士なのになぜかマンデーナイトになってしまったGB戦です。

　ハンデは11点有利
　ESPN　7-0
　CBS　4-2
　USA Today　6-0
　TSN　9-0
　圧倒的に有利と予想されています、今シーズンこれまでの戦いを見ればこの予想は当然なのですが、そこまで楽な戦いになるかは微妙な点がいくつか有ります。

　DBの怪我が最大の問題点です、Lito Sheppardは出場予定になっていますがダウトフルのままです、普通練習に参加できる位にまで回復すればクエスチョナブルに変更するのですけどそのままになっています。Andy Reidは当日になってみないと出場できるか分からないとコメントしています、出場したとしても普段と同じ動きは出来無いでしょう。
　SF戦以来練習に参加していないRoderick Hoodもダウトフルです、先週はダウトフルの状態で出場して怪我を悪化させ退場しました。GB戦にはたぶん出場出来無いと思われますが、無理をさせてでも使う事になるかもしれません。
　なぜ、怪我人を無理して使わなければならないかを考えれば、Joselio Hansonをスターターで使うのが嫌だから・・・簡単な理由です。NYG戦の大逆転負けもHansonに代わってからですし、SF戦で一時期流れを持っていかれたのもHansonに代わってからでした。GB戦でもSheppard,Hoodが使えない（または退場するような事）となるとパスディフェンスが相当苦しくなりそうです。
　ルーキーGreg Jenningsは頑張っていますが、Donald Driverだけ徹底マークすればそれほど心配が要らない筈のGBレシーバー陣です。しかし、SF戦の時も書きましたが現状でのベストカバーマンであるSheldon BrownをRCBからLCBにスイッチする事は多分しません、Driverのワンマンショー状態になったならばJim Johnsonの責任です。

　次の問題点は終盤オフェンスが失速する事でしょう、パスディフェンスが悪いからかもしれませんが、GBのランディフェンスはかなり数字が良いです。Brian Westbrookとしてはやりにくいであろうスピードの有るLBで固めていますしランが出なくなる可能性が有るでしょう。ランが出なくなるとオフェンス全体が機能しなくなるのがパターンです、ランを出し続けることが必要になります。
　ブロックの良いReggie BrownやHank Baskettが居るのですから、3WRでニッケルバックを引き出してからオープンへのランが効果的ではないかと考えます。2TEからのランももっと使うべきでしょう、ランブロックの上手くないTE2人ですがランかパスか狙いを分散させる事が出来れば効果が有るはずです。
　
　
　NYG戦の逆転負け、SF戦も中盤に押される場面が有りました、この問題点をどう改善してきたのかAndy ReidとJim Johnsonの手腕に期待します。