DLユニットの方にあげたい

　DAL戦の勝敗を決定した102ヤードINTTDを含めた2INTを記録したLito Sheppardがdefensive player of the weekに選ばれました。もう1つINT出来るボールを落としたりもしていますし、T.Oをマークしたと言う事で注目されたのでしょう。ただ、INTは2つとも相手のミスでボールがレシーバーではなくSheppardの方に自分から飛んできたのですけど。
　怪しげなデータ満載のFootball Outsiders.comによると、去年のSheppardはマークした相手にキャッチされた場合1回平均10,4ヤード奪われていてこれはリーグで3番目に悪い数字のようです。逆に去年後半スターターに昇格したRoderick Hoodは4,9ヤードでリーグベストの成績を残しています。こういう平均と言うのは戦術や状況を無視した数字なので、だからHoodの方が良いCBと言う訳ではないですが面白いデータではあります。
　Sheppardはリターナーも出来ますからスピードが有ってキャッチングの良い選手なのでINTは多いのですが、身体能力に頼りきったプレイが批判される事も有ります。そして去年はスピード自慢のSheppardなのにロングパスを貰う場面が目立ちました、パスラッシュ不足だった為にショートゾーンを守っている筈がロングボールを投げられてしまう事もかなり多かったですし、Micheal Lewisがカバーすべきボールに追いつけなかったのでSheppardの責任になったようなプレイも有りました。

　DAL戦後半足首を痛めて一時期サイドラインに退いたSheldon Brownですが、レントゲンに異常は無く練習にも参加しているようで問題無くNO戦に出場出来るようです。HoodはSF戦で悪化させたかかとの怪我が回復せず今週も練習に参加できていません、NO戦も欠場する事になりそうです。Sheppard,Brown,Hoodの3人はリーグ最高のニッケルユニットなのですが、今年はまだ3人揃った事がありません。良く考えれば3人優秀なCBを揃えるので1人欠場しても戦力低下が防げると考える事も出来ます、2人同時に戦列を離れたNYG戦では逆転負けの要因になりましたが、1人は欠場しても大丈夫なのは心強いです。

　勝手にボールが飛んできたSheppardと比べるとDonovan McNabbは不幸です。350ヤード投げても、ランパス合計4TD記録しても、NFLトップ独走のパスヤードを記録してもplayer of the month（week）に縁が有りません。2－3回貰っててもおかしくないんですけどねえ・・・。


　Brian Westbrookが練習に復帰したようです。手術が必要と言われた事も有る膝の状態ですが、手術が必要と診断した医師に検査された事は無い様です。Andy Reidも、膝の状態を本当に知っているのはほんの数人で手術が必要と言った医師は何も知らない。こういうコメントしています。練習には参加しているようですが、多分別メニューでしょうしクエスチョナブルのままです、完全に回復するにはほど遠い状態でしょう。今のところは試合に出てくれるだけで十分です（BuckhalterとMoatsが頼りないですから）