イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Michael Lewis降格?

2006-10-18 00:43:08 | イーグルス
 パスカバーで致命的なミスを連発し続けている元プロボウルSS Michael Lewisがルーキー時から4年間守り続けてきたポジションを失いつつあります。2年目くらいにはTE相手に良いパスカバーをしていたように見えたのですけど、去年辺りからパスカバーの拙さが目立つようになりました。
 何が変わったのかと言えば、Lewisが変わったのではなくてJim Johnsonのシステムの方が変わりました。これまではWR-CB,TE-SLBのマッチアップでSは2人余らせSSのLewisは主にランストップを担当させていました。それがSLBの入れ替えと共にTEのカバーを任される様になります、その結果パスカバーが下手な事が表面化しました。それでもWR-CB,TE-SSのマッチアップでFSのDawkisnを余らせていた時は良かったのですが、LewisがマンカバーでTEを押さえられないと判断された結果DawkinsがTEに付き、Lewisがフリーでカバーするようになります。同時にパスラッシュ力が低下しその結果カバー下手のLewisがロングパスを次々と許す結果になりました。
 この問題の解決策は、Lewisにゾーンカバーは出来ないからやらせないように使えば良いのです。これが最も簡単で最も効果が有るでしょう。ある程度パスを取られても良いからTEにマンカバーをさせるか、SLBにShawn Barberを起用してTEにマンカバーさせてその分低下するランストップにLewisを充てれば良い結果が出るはずです。DAL戦ではMatt McCoyの負傷後Jason Witten相手にそれなりに付いていたBarberを起用するのが正解でしょう。
 2年目のSean ConsidineをSSのスターターに昇格させる可能性をAndy Reidは発表しています、FSとしてドラフトされたConsidineの方がゾーンカバーで起用した際に良いカバーをする可能性は高いでしょう、Lewisがシーズン終了後FAになる事で後継者になるであろうConsidineを起用したくなるのも分かります。今シーズンConideineはオープンフィールドで良いタックルを見せています、現状のシステムでは素晴らしいランストッパーで平凡なパスカバー能力しか持たないLewisよりも、平凡なランストッパーで(SSで使うならば)平均よりやや上のパスカバー能力のConsidineの方を選ぶ選択もありえるでしょう。

 普段の練習でL.J Smithを誰が抑えているのかが物凄く気になります。Dhani Jones,Barber,Lewis,Dawkins,Condidine誰にも抑えられないと思うんですが、Jim Johnsonはそれに対してどういう対策を取ろうとしているのかが知りたいです。今のディフェンスで最大の問題点であるレシービングTE対策はL.Jを使っていくらでも練習できる筈なのに効果が全く出ません。L.Jを押さえられればほぼ全てのTEを抑える事が出来るのですから、練習でL.Jを抑えた選手をそのまま起用すれば良いのではないかと思います。
 選手を入れ替えるよりもシステムを修正した方が話が早いと思います。Lewisは腐らせるのは惜し過ぎる人材です。