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Pinkstonを呼び戻せ

2006-10-25 06:29:15 | イーグルス
 Donte Stallworthの加入でTodd Pinkstonの離脱の穴は完全に埋まりました、それまでPinkstonが担ってきたウイークサイドを駆け上がり相手ディフェンスをストレッチしMcNabbの魅力であるロングパスを成功させてました。しかし、太股の痙攣で試合を欠場し続けています、その間ルーキーHank Baskettがスターターに昇格し期待以上のプレイを見せていますし、Greg Lewisもそれなりに頑張っては居ますがStallworthの穴を埋めているとは言えません。Baskettは元々がディープスレッドではなくショートパスを確実に取ってRACに賭けるタイプなのですから、Stallworthと同じ役割をこなす事は不可能です(なぜかたまーにロングパスをミラクルキャッチしてしまうのですが)Greg LewisもGB戦では2TDをしていますが、マッチアップの相手に恵まれただけで去年同様スターターとして起用できるような選手では有りません。
 逆サイドのReggie Brownは去年のルーキーベストのパス獲得ヤードでルーキーファーストチームに選ばれ、今シーズンもディープに走りその後RBのようなカットでRACを奪えるすばらしいWRに成長しました。それだけにStallworthの欠場さえなければ接戦を落とさずに(Andy ReidとJim Johnsonが苦手な接戦になる事無く)ここまで来れたのではないかと考えてしまいます。

 現状を打開するにはどうすれば良いのかを考えると、Baskettは頑張っていますがスピードが足りない、Lewisもスピードは有りますが競り合いに致命的に弱い、縦にひたすら走りDBとの1対に勝つ事を要求されるEaglesの左WRには足りません。縦に走れてDBとの競り合いに負けないWRが必要です。その縦に走れて競り合いに勝てるWRが今の時期FA市場に居る事はありえません、縦に走れるだけのKR-WRのような選手は居るとは思いますが競り合いに勝てるだけのキャッチ能力を兼ね備えているWRは居ないでしょう。
 ここでTodd Pinkstonを呼び戻すプランが浮かんできます、去年のキャンプ中にアキレス腱を切ってシーズンエンド、今年もリハビリに手間取りキャンプに殆ど参加できないままプレシーズンゲーム1試合に出ただけで見限られカットされました。その後Brad Childressの居るMINと契約しますがすぐに解雇されたままになっています。開幕の時点では怪我から回復出来ていなかったのは間違いないです、あれから2ヶ月が経とうとしていますプレシーズンゲームに出る状態にまで回復しているのならばこの2ヶ月間で体調が戻っている可能性はあるのではないかと考えます。もちそん、アキレス腱は再起不可能な怪我になる可能性が高い部分ですし、復帰するとしても来年になるのかもしれませんし、キャリアエンドの怪我なのかもしれません。それでもMIN加入の時にフィジカルチェックに合格しています、まだ使えるという事なのではないでしょうか。
 1シーズン使う必要は有りません、Stallworthが復帰するまでの少しの間で良いんです。StallworthはTB戦で復帰出来ると言われていましたが結局欠場しました、後1~2週で復帰する事になるでしょう、そうすればバイウイークで待っています。残るJACとWASの2戦は落としたら本当にシーズンが終わってしまいます、絶対に勝たなければならない試合です。
 Stalworthの代役が務まるのはPinkstonしか居ません、本来のEaglesを取り戻す為にフィジカルチェックを受けさせる位の努力をしても良いのではないでしょうか。