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1巡はCBで

2007-04-11 09:04:09 | イーグルス
 Rederick HoodをFAで失った分の穴埋めをしなければなりません。

 リーグベストのニッケルバックの称号を先輩のAl Harrisから受け継いだHoodはARIと5年15ミリオンの契約をしてチームを去りました。Lito Sheppardが怪我をした時の代役としてスターター経験も有りますし、スターターでも使えるニッケルバックとしてチームに貢献しました。スターターが務まるCBはニッケルも出来ますが、優秀なニッケルだからと言ってスターターが務まるかどうかは別だと考えています。そういう意味でHoodは本当に扱いやすい選手だったのでしょう。

 怪我は多いもののビックプレイ能力に優れるLito Sheppardとランサポートに優れる万能型Sheldon Brownのスターターコンビは健在です。元NYGのスターターWilliam Jamesは1年契約でチームに帰って来ましたし、去年序盤怪我で苦しかったCB陣を支えたJoselio Hansonも居ます。HansonもSF時代(怪我の代役の代役だったようですが)スターター経験が有ります、そう考えればニッケルJames,ダイムHansonで能力的には問題無いと考える事も可能です。しかし、バックアップの2人は今年で契約が切れますし、Jamesは背中の怪我で2シーズンほとんど働いていません。Sheppardも怪我が多く2年連続シーズンエンドですしスターター級の健康なCBを加える必要が有ります。
 もう1つ、DB陣のサイズの問題も考えなければなりません。チームで最も大きいDBがSSのスターターSean Considineの6-0 212ポンドと2年休んでいるJamesの6-0 200ポンドです。T.OやPlaxico Burressが居る地区のDBとしてはサイズが小さすぎます。かといって6-1以上の大型DBになると当然スピード・クイックネスに問題が出やすくなります。ホールディングのルールが変わった結果、バンプで抱き込みスピードの無さをハンドチェックで誤魔化していた大型CBは姿を消しつつあります、サイズとスピードを兼ね備えたアスリートは上位指名を使わなければ取れない時代になりました。

 そう言う訳で、今年の1巡指名はCBがベストだと私は考えています。今年の1巡候補にはLeon Hall、Darrelle Revis、Aaron Ross、Chris Houstonの4人だと思われますが、5-9のHouston以外は5-11以上とサイズも十分です。誰が26位まで残るのかはドラフト当日まで全く読めません、有力ドラフトサイトでも評価が割れています、このうち一人くらいは26位まで残る予想が多いです。性格など身体能力以外の面を重視する傾向に有るEaglesのコーチ陣なので残った1巡候補をそのまま指名するかは分からないのですが、Hoodの代役としての戦力補強と言う意味ではCBの上位指名は必須でしょう。
 個人的に面白いと思っているのがMarcus McCauleyです、6-1のサイズを持ち1巡下位から2巡程度の指名が予想されます。素晴らしい2005シーズンと最悪の2006シーズンを送ったようで、評価が割れているようです。Eaglesのニッケルバックは使い方がちょっと特殊です、残りのDB4人がゾーンを引いた時でもニッケル対スロットだけはバンプ多用のマンカバーとして独立した戦いをする事が多いのでとにかくマンカバー能力が求められます。McCauleyはゾーンよりもマンカバーを得意としているようですし指名するのも面白いと思います。26位で取るにはちょっと勿体無いかもしれませんが、気に入った選手に対しては一般的なバリューチャート無視の指名をしますから1巡指名も有るかもしれません。
 1,2巡でスターターの代役が務まるようなCBを取らない場合でもJamesの健康状態を考えれば必ず1人はCBを指名することになるでしょう、スターターの2人とあと4~5年契約が残って居るのですがもう1人上位で指名しても無駄にはならないと思います。