Trotterが押し出されるかも

　PC新調してXPからVistaに切り替えた所、Vistaが嫌われている意味が良く分かりました、XPに戻す事を本気で検討してます。

　PCの組み立てとかVistaのダメっぷりを実感している間にドラフトまであと一週間に迫っています。ドラフトの鍵を握る選手のおさらいをしていきたいと思います。

　SS Sean Considine　今年のドラフトの鍵を握る人物です。カレッジではFSでした、パスカバー能力はそれなりに有りゾーンカバーを得意としています。しかし、WRのマンカバーをするスピードは有りませんし、6-0とサイズの無さからTEとのマンツーマンも安心して見る事が出来ません。SSとしてのランカバー能力は平均以下です、SSとしては中の上のパスカバー能力とかなり低いランサポート能力、FSとしては平均的なパスカバー能力とランサポート能力を持っていると私は評価しています、FSで使ったほうがいい選手でしょう。
　EaglesのSSに求められる能力はJim Johnsonの判断（というより気分）で変わります、2005シーズンまでは8人BOXを多用していたのを2006シーズンは2ディープっぽい使い方に変えてきています。最後方に残すのであればConsidineでもそれなりに機能するでしょうが、スクリメージに張り付かせるような使い方では使い物になりません。2007シーズンSSをどう使うのかで補強が必要なのかどうかが変わってきます、Brian Dawkinsを前目で使いConsidineを後ろに残す2006シーズンの使い方がMicheal Lewisを下げた為に仕方なくやっていたのかは分かりません。ランサポートとTE相手のマンカバーを求めるのであればSSの上位指名が必要になります、ただFAのSに対して興味を示していないように見えました、Considineを信用しているのでしょうか。
　Sの上位指名があっても不思議ではないですし、Sは4人目のデプス要員だけを2日目に指名するだけかもしれません。

　Takeo SpikesとJeremiah Trotter、Javon Kearseのベテラン3人もドラフトに大きな影響を持つでしょう。Spikesは2年前に右アキレス腱を切っています、Trotterは3年前に左膝の手術を受けていて2006シーズン後半は相当痛んだようです。Kearseも2試合で3，5サックの順調な滑り出しから左膝手術を受ける大怪我を負いました。
　3人の怪我の状況がドラフトに大きな影響を持ちます、Spikesはアキレス腱を切る前からスピードが落ちていたと言う評価も耳にしますし、2006シーズンのプレイは平凡だったようです。
　Trotterも膝が良くなる事は無いでしょう、260ポンドからどれくらい減量出来るのかが2007シーズン良い仕事が出来るかの分かれ目になりそうです。245ポンド程度にまで落とす事が絶対条件になるでしょう。
　Kearseの左膝の手術は致命的なものではないようです、実際に手術をする際にも外科的処置無しでも回復すると診断される程度だったという話も有ります。しかし、これで両膝の手術をしたという事に変わりはありません。

　1巡DE指名の可能性が高いとする予想が有りますが、Darren Howard、Trent Cole,Juqua Thomasとタレントが居るのにさらに1巡指名するのはKearseの膝への不安（と巨大なキャップヒット）と言うことなのでしょう、HowardをLE,ColeをREのスターターに据えても十分に良いDEコンビと言えるはずです。Kearseが今シーズンプレイ可能ならば、1巡指名で即戦力を取る必要は無いです、素材型の指名をしても良いと思うのですが・・・。
　LB陣はTrotter,Spikesの年齢と怪我と高年俸、Chris Gocongの怪我とSLB適正、不確定要素山盛りで、1巡を使う可能性から一人も指名しない可能性まで有ります。Gocongはトレーニングで回復をアピールしているようですからLBの上位指名の可能性は低くなったかもしれません。

　CBが必ず必要な他は、SとTEとRBのデプスが必要な程度でどのポジションを指名するのか予想しにくいです。今日名前をあげた不確定要素をコーチ陣がどう考えているのかはドラフトが終わるまで知ることは出来ません。