先行してダイジェスト?をお送りしましたが、
改めて釣行記を書きますね。
6月3日(金)、6月5日(日)
飛び石で釣行してきました。
そもそも、今回の目的は、6月5日(日)に行われる、
上司の自宅で開催するホームパーティに持参する魚をゲットすること。
仕事ではありえないほどのプレッシャーをかけられた釣行となりました(笑)
前週の祭り時にまたしてもエースロッドを奉納してしまったぐっちゃん、
今回の釣行の前後で補填タックルを揃えましたよ。
時間が多少前後しますがそれは無視して…、
まずはロッドです。
これはMCワークスの583SSでないとダメなのですが、新品は激高です。
で、オークションを模索。
目をつけていたカスタムロッドを落札しようか悩んでいたら、
超珍しいロッドが出品されて即落札しました(笑)
わかりますか?
知る人ぞ知る、Northan Blue Evolutionの10周年記念モデルです。
ちなみに赤と青があって、釣友I君は青色の方を3サイズ持っています。
もちろん中身は583SSそのものです。
程度も極上でした。
少々高かったですが、新品を買うよりもずっとお得なので納得。
次にリールです。
ステラの買い直しは自分への戒めもあってやめました。
運良く某大型ネットサイトでツインパワーが大幅値引きされていたので、
TWIN POWER SW 6000HGをポチッ。
ついでに3号PEラインもポチッ。
奉納の原因となったマルチロッドホルダー極ですが、
ロッドとともに海に沈んでしまったので、
一応買い直しました。
ロッドスタンドとしてはもう使わないようにして、
置き竿で釣る時の竿置きとして活用しようと思います。
切れてしまったワイヤー入りの尻手ロープですが、
矢印のダイワ製耐性重量50㎏のワイヤー入りにグレードアップしました。
ちなみに黄緑色の方は前回切れたものと同じタイプです。
ただし、これらはあくまでも保険の保険で、
ロッドホルダーに留意することで、尻手ロープには頼らない艤装にするつもりです。
前振りが長くなりました。
それではいよいよ釣行記です。
6月3日金曜日、振替休暇を取得してこっそり外房へ行きました。
予報では北東の弱い風が吹きますが、ほぼ凪のはずでした。
実際には予報よりも風が東寄りで強く、波がかなりあったのですが、
釣りにおいてはベタ凪よりもずっとマシな状態です。
もちろんNew583SSのデビュー戦です。
水温も20度台ですから高めですね。
でも、黒潮は前週に比べ大きく離岸してしまっています。
結論から言うと、「無の海」でした。
イサキ名人のタダノさんが、
「午前中で1尾しかイサキが釣れないなんてありえない~」
なんて言っていましたから。
魚はいるのに口を使わない、不思議な1日となってしまいました。
海上でSaiさんにお会いしました。
午後まで粘ってようやくアカハタなどが釣れたそうですが、
当然のように青物狙いは撃沈。
けっこう粘って、海上に9時間ぐらい浮いていました。
東へ西へと3往復ぐらい移動を繰り返したために、
ガソリンもけっこう消費しました。
頑張ったのですがドラマはほとんどなかったので、釣行記としては残念な結果です。
間の土曜日は禁漁日、しかも強風が吹き荒れ海は大荒れ。
我が家では入院していたシェルティのこゆきが退院して戻ってきたのは前回お知らせしたとおりです。
すっかりかっこよく、シャルティらしくなって帰ってきたこゆき。
頭が小さく体型が伸びやかに見えます。
生後6ヶ月余りで6.35kgですが、もうそれほど大きくならないような気がします。
おそらく7kgから8kgの間で落ち着くのではないでしょうか。
親バカですが、シルエットがとっても美しいワンコです。
6月3日が不発だったので、
天気が怪しかったのですが6月5日の日曜日も釣行しました。
この日は相棒I君が同乗。
2人で頑張ればノルマ達成できるだろう作戦です。
「〇〇さん邸に持参するヒラマサ、わかっているな!言い訳は一切聞かん」
これは某先輩からのパワハラメールです(涙)
水温は3日よりも少し下がりました。
I君はボートのバウ部分で潮下に向かってジグを投げる作戦。
後姿がサマになっていますね。頼もしい相棒です。
今回はいつものジギングポイントではなく、別の最近の実績ポイントから攻めてみました。
風は弱いですが波はそれなりにあります。
ひと流し目、ポイントの説明をしながらしゃくり始めて数分後…、
「き、キタッ! おー、走る走る~!」
I君の声です。
ちなみにやり取りの最中はこんな感じ。
この日のI君、持っている多くのロッドの中から、最も柔らかい物をチョイス。
小ぶりな春マサの引きを十分楽しもうという作戦ですが、
それゆえにキャッチするまでに時間がかかります。
ぐっちゃんは釣りをやめてネットを構えて待機です。
先週の祭りで悔しい思いをしたI君、会心のヒラマサゲットです。
よーし、ポイント選びは計算通り!
ぐっちゃんのしゃくりにも気合が入ります。
2流し、3流し目…。
「よしっ!キタッ!」
次のヒットもI君でした。
今度は先ほどより少し大きいようで、1本目より時間をかけてやり取りしています。
ぐっちゃんはまたしてもネットを持って待機。
おめでとうの2本目です。
これでミッションはコンプリートです。
上司のパーティに持っていくヒラマサはゲットできました。
ここからは純粋に釣りを楽しみます。
ところがここから大苦戦。
2度ほどおさわりがあったもののフッキングしません。
この日は上司の家に行かなければならないので、タイムリミットはAM10:00です。
結局、このポイントでは追加ができずに、いくつかのポイントを移動しながら拾う作戦に。
ここまで頑張って釣っていたI君、
「目標達成したんで、僕は寝ます」
今まではこっそり寝ていたI君、ここで堂々の睡眠宣言です。
「ぐっちゃんはまだ釣ってないんだから頑張ってください」
余計なお世話です。誰よりもぐっちゃんが焦っています。
どう思います?この舐め切った態度…。
後輩が先輩のボートでとる態度としては…。
まあ、ぐっちゃんは心が広いので気にしませんが(嘘)
ちなみに、本人は5秒しか寝ていないと言い張っていますが、
西から東に移動して、間でぐっちゃんは釣りをしていたわけですから、
30分~1時間は爆睡していたはずです。
途中、ヒラマサがジグを追いかける姿を見ることもありましたが、
残念ながらぐっちゃんのジグは見切られていたようで、全然釣れませんでした。
結局、いつものジギングポイントに到着。
ここでI君起床。
海上にはtoshiさんが浮かんでいました。
ほどなくしてステキチさんも登場です。
「お、おーっ、キタキターッ」
もうお分かりかと思いますが、この声もI君です。
この直後に、ぐっちゃんのジグに、
「ゴンッ」
というアタリ!
やっと来た!と思ったのもつかの間、
「スカッ!」
とアワセが空振り。フッキングせず。
そして、
I君、独走の3本目。
ぐっちゃん、さすがに余裕がなくなって、
「そっちが先にかけるから、ぐっちゃんの方に来ないじゃないかあ!」
と意味不明の逆切れ(泣)
「じゅ、10:00までにおいらが4本あげるからな!」
と虚しい宣戦布告。
自分のゴムボートで3対0はおろか、2対0すら経験のないことです。
1本なら運もありますが、3本は完全に実力です。
「参りました」
AM10:00、無念の沖あがり。
2人乗船でやや波もあったためスピードは出ませんでしたね。
時間も短めですし、距離も少なめ。
効率よくベストのポイントをリレーした感じではあります。
唯一の誤算は3対0ですが。
実は釣りはじめ前からI君とぐっちゃんのタックルには大きな違いが一つありました。
仮説を立てるとすればその違いが釣果の差に現れたのかもしれません。
これに関しては次回に検証するしかなさそうですね。
ボートの上では八つ当たりをして後輩I君を罵倒していたぐっちゃんですが、
I君が満足のいく釣りをしたことには納得です。
問題はぐっちゃんの技量ですから。
さすがヒラマサキラーと言っておきましょう(笑)
この後、釣り上げたヒラマサを持参して上司の自宅へ突入し、
集まった10数名とパーティとなりました。
ヒラマサは1本丸ごと刺身にしたのですが、あっという間になくなりました。
カマ焼きはとても好評でした。
何はともあれ、業務命令?を遂行できてよかったです。
I君のおかげですが…(汗)
冷静に考えるとこの2回の釣行はぐっちゃんにとっては課題の残るものになりました。
久しぶりに鼻柱を折られた感がありますが、これがきっと更なる技術アップにつながるでしょう。
春シーズンもあとわずかとなりました。
梅雨入りもしましたし、次にいつ浮けるかは難しいところですが、
シーズン中にもう一回は良い思いをしたいなーと考えております。
それではまた おやすみなさい