緊急事態宣言下ではありますが、
天候不良でずいぶん時間が空いたので、
久しぶりにボートを牽引して海に向かいました。
メジャーな出航場所は閉鎖されているので、
マイナーなエリアに。
ところが…、
海の近くの駐車可能なエリアはことごとくロープが張られ、
観光客は締め出される形になっていました。
昨年の5月頃と同じですね。
その割には堤防にはちゃっかり陸っぱり釣り師がいるんですよね。
不思議…。
仕方がないので、別の場所に移動。
何とか出航できたのは7:30頃でした。
既に日は高く上り、準備だけで汗がしたたり落ちる高温です。
8月末だというのに、夏真っ盛りのような天候でした。
海はご覧のようにベタ凪。
この日は東京湾の黄金アジを狙おうと、
ライトアジ仕掛けに青イソメまで用意しています。
退路を断つために太刀魚やタコの仕掛けは持ってきていません。
ジギング、タイラバは常設しています。
後は解凍と冷凍を繰り返して乾燥しかけているバナメイエビを持参。
さっそく黄金アジのポイントと思われるエリアまで疾走します。
途中遊漁船が固まっているエリアがありましたが、
水深が15mに満たない浅場だったので、
あえてパスして本命エリアに。
ここも水深は20m前後なのですが、
時々ご覧のような強烈な反応が出ます。
アジもいいのですが、
この反応だとジグをしゃくってみたくなるじゃありませんか?
ちょっとジグを落としてみると、
いきなりアタリ!
ちょっとやり取りをしましたがフックアウト。
これは何?
太刀魚でしょうか??
その犯人は次のアタリで判明しました。
イナダまで行きません。ワカシですね。
浅いし元気なのでよく暴れましたが、
当然のようにブリ上げでジ・エンド。
そしてリリース。
その後も何度もジグにアタリがあり、時々ファイトもしましたが、
同サイズのワカシと思われ、なかなか取り込みまで行きません。
ロングジグに大きめのアシストフックですからね。
そこそこ遊べたので、アジを狙うために再度ポイント選びを再開。
候補である漁礁や根回りを何ヶ所か確認しましたが、
結局ワカシを釣ったポイントがベストと判断。
戻ってi-Pilotでスポットロックしようと思いました。
が・・・、
めったに使わないi-Pilotなので、使い方を熟知していないのもあるのですが、
降ろした-pilotが固定されず、ちゃんと機能しません。
使いはじめに「バキッ」と嫌な音がしたので、
何かが折れたのかもしれません。
海上ではどこがおかしいのか原因を突き止めることができませんでした。
潔く諦めます。
こうなるとアジ釣りは難しい。
潮流によって1~2km/hでボートは流されます。
せっかく青イソメを持参しましたが、今日は使えませんね。
仕方なく、かなり変色して乾燥しかけているバナメイエビでひとつテンヤを試すことにしました。
熟知している外房のポイントならば、
ここから入れ食いで根魚が生簀にいっぱい、となるのですが、
ここは未開の東京湾です。
覚悟はしていましたが、やはり思ったようにアタリはありません。
少し底を切って誘いを入れると、ようやくアタリ!
まずまず引くなーと思いながら取り込んだのは、
ナイスサイズのサバフグでした。
サバフグは毒は少ないと言われていますが、食べる気にはなれません。
リリース。
これは底をきってはまずいな、と、
ネチネチ底周辺を探っていると、
ワニゴチが釣れてきました。
うーん、リリース。
テンヤで一番激しく暴れたのは、
なんとトラフグでした。
食べれば美味しいんでしょうが命は惜しい、という事でリリース。
結局、テンヤはフグの猛攻にあって、
エビラバフックを使っていたのですが、
スカート、孫針と徐々に食いちぎられて、
最後にリーダーをプツンといかれてジ・エンドでした。
移動して、水深15m未満の遊漁船がたくさんいたポイントへ。
ここでは1つだけ持っていたワームタイプのルアーを投げてみます。
・・・・・・。
つかむと怒って膨れるし…。
ワームはあっという間に食いちぎられて、これもご臨終。
我に返ってみると、海上とは言えとんでもなく暑いことに気づきました。
これから何かチャレンジしようという気にもなれず、
11:00と少々早いですがこれにて終了とします。
帰る途中でこんな景色も…。
暑くなければクルージング日和なんですけどね。
4時間しか海にいなかったのですが、けっこう走りました。
移動ばかりで、たいして釣りをしていないことがわかります。
燃料消費は7、8リットルくらいでしょうか。
時間が短かったですからね。
帰宅直前、車の外気温計は、
こりゃダメだ。
この日飲んだ飲料は3リットル以上。
帰宅後にソファで横になっていたのですが、
足がつって苦しむ、という状態が1時間以上続きました。
早上がりして正解でしたね。
というわけで、釣行記的には締まらないものになってしまいました。
お詫びと言っては何ですが、かわいいこゆきの動画をどうぞ。
それではまた おやすみなさい