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シルバーウィーク、ぐっちゃんは前半3連休、後半4連休でした。
この7日間、台風が来たりして、すべての日に降雨がありました。
20~21日にかけて台風16号が直撃。
23日は外房一体が豪雨に見舞われ避難勧告まで。
主要国道が冠水して、車が通れず大パニックだったと聞きました。
結局、最終25日の日曜日だけが浮けそうな天気でした。
ビル・ジャックさんが新艇の進水式をすると前から決まっていましたので、
ぐっちゃんも進水式を祝うべくホームゲレンデへ。
前日にあひさんが「いいなー」とLINEしてきたので、
「乗ります?NEOの席は空いてますよ」
「ぜひ!」
という感じであひさんとの初タンデムが決定しました。
深夜AM2:00に起床、AM2:30に自宅を出発。
早めに着いて、出航準備を終わらせて、ビル・ジャックさんの出航を祝う作戦です。
道中、サービスエリアでの一枚です。
ごらんの通り、雨模様ですね。
予報では未明に雨が降り、朝にはあがるはず。
現地に着いたら雨は止んでいるでしょう。
という期待はもろくもハズレ。
出航場所に着いたのはAM4:15頃でした。
すでにビル・ジャックさんの「海信丸」はスタンバっています。
ほどなくカートップが1台。
ステキチさんですね。お祝いに駆けつけてくれました。
よく見ると、あひさんのハイエースも既に到着していて、車内で寝ているようです。
ところが…、
「土砂降り」
まさに、ゲリラ豪雨と言うに値するような激しい雨です。
結局、雨が弱まるのを待って、
NEO-Gucchan号を海に浮かべたのはAM5:00過ぎでした。
各自出航準備をしているときにとんでもないトラブルが…。
なんと、ステキチ号のトランサムドーリーが砂浜の段差に引っかかって破壊されました。
写真ではわかりづらいですが、ボートに接着する土台部分がもぎ取れて、
そこに大きな穴が開いています。
進水式の日に縁起でもない…、と思っていたら、
なにやらごそごそと開いた穴に詰め物をするステキチさん。
「ワームを詰めて、ビルジポンプで排水しながら釣りします」
「・・・?」
「何とかなるでしょ(笑)」
この男、大物です。
この後の顛末はステキチさんのブログで確認ください。
ビル・ジャックさんの海信丸は、タダノさんから譲り受けたパーフェクター13です。
ミニボートの雄、パーフェクター13、
この艇はトレーラブル仕様で船底やトランサムが強化されています。
シャンパンをかけて安全を祈願するビル・ジャックさん。
いよいよ出航です。
ワームで応急処置したステキチ号も浮いていますね…(汗)
ぐっちゃんもあひさんを乗せて出航です。
NEO-Gucchan号の後部座席中央に座るあひさん。
既に日の出時間は大幅に過ぎています。
出航時間はAM6:00を少し過ぎたくらいだったでしょうか。
沖に出るとこんな感じ。うねりがけっこうありますね。
ここから修行開始です。
あひさんに本気ジギングタックルと本気キャスティングタックルを押し付け、
うねりがけっこうある中でジギングからスタート。
さらに移動してキャスティングも…。
3時間経過…。
ダメです。釣れません。
このところの大雨で、外房の海が激しく濁ってしまっています。
経験上、濁りが強い時にトップでヒラマサは釣れません。
台風前は大物がトップで釣れているという情報が入っていたので、
期待したのですがダメでした。
唯一ジギングで釣れたのは、
30cm弱のアカハタでした。
ちなみに水温ですが、
24.2度でした。
例によって信頼性に欠けるHONDEXの水温計によるものなのであくまで参考ですが…。
さすがにこれ以上あひさんに修業を強いるのはきついと思いました。
初めて本気キャスティングタックルを振り回しているんですから…。
ビル・ジャックさんとステキチさんはヒラメ銀座で泳がせをやっているはず。
「アジ釣り場で餌を確保して、ヒラメ銀座で泳がせましょう」
ということで、アジポイントに移動。
超久々に、2年以上熟成させた、
ハイパワーアミエビを使ってサビキ釣りです。
熟成されすぎて八丁味噌のようなにおいがするというのはあひさんの弁。
でも、アジが釣れません。
結局アジポイントを諦め、ヒラメ銀座でベイトを釣ってそのまま泳がせる作戦に変更です。
ヒラメ銀座でビルジポンプで入り込んでくる海水を排出しながら釣るステキチさん。
トランサムのドーリーの手前からホースが顔を出していますが、
そこから海水が排出されています。
釣果は、くどいようですがステキチさんのブログで確認ください。
すぐ横にビル・ジャックさん。
手に持っているのはショゴですね。
パーフェクター13、改めて見てみると快適そうですね。
フラットな部分が多い分、釣りに飽きたらのんびり昼寝も出来そうです。
実はNEO390、大きい割にフラットな部分が少なくて、
横になって寝れるスペースはありません。
I君がマットを持ち込むと言っているくらいです。
純粋に釣りやすさを求めたミニボートの最高峰、それがパーフェクターなんでしょうね。
NEOも長さはパーフェクターと変わりませんが、
船形やコンソールは和船仕様じゃないですもんね。
ステキチさん、ビル・ジャックさんはアタリがなくなったと移動していき、
NEO-Gucchan号だけがヒラメ銀座に残りました。
ここではポツポツと拾い釣りのような感じでアジが釣れました。
大きな群れではなく、小さな群れが断続的に通過する感じです。
また、魚探に27cmとか29cmというサイズの魚影がよく映りました。
そんな時に釣れるのはカマスでした。
ヒラメ銀座ではあひさんがバウに立って釣りをしています。
いけすに水を入れて後ろに座ると、スターンヘビーでなかなか滑走しません。
そこで前に移動してもらっていたんですね。
ゲストが前に移動するだけで一気に滑走に持っていけます。
アジが10数匹確保できたので、ここで泳がせ釣りにスイッチです。
濁りがきついのでヒラメは望み薄かなーという感じですが、
しばらく泳がせているとあひさんに待望のアタリ。
「おっ、おっ、来てますよ~」
ショゴならガツンと持っていきます。
ヒラメならじっくり合わせます。
あひさん、しばらく待っていると「グググッ」と引き込まれる本アタリ。
柔らかいロッドを目いっぱい曲げてやり取りをするあひさん。
さあ、大ヒラメか、カンパチか…、
ぐっちゃんは自分の釣りを中断してビデオ撮影していました。
これが大カンパチだったら動画をアップするつもりで…。
けっこうなやり取りの後、姿が見えました。
「あっ…!」
なんと、巨大エイが浮かび上がってきたんです。
この直後に動画撮影は中止。
上の2枚の写真は、動画からチャプターして静止画にしたものです。
XperiaのフルHD動画、なかなかやるなー、って感じの画質ですね。
「クソ重たいのに意外にひかないと思ったんだよな~」
エイを触るのは危険なので、ハリスを切ってお帰りいただきました。
この泳がせ釣りの時は、ずっとi-pilotでスポットロックモードを使用しました。
本当に見事にボートが止まりますね。
これは感動モノです。
このあと少し粘ったのですが、泳がせにアタリは来ませんでした。
PM1:30、あひさんのタイムリミットが近づいて、納竿としました。
想像以上にうねりや波があったので、移動距離は少な目。
スポットロック時は船外機を止めていましたが、ガソリンは15リットルほど使ったでしょうか。
最高速度は40km/hちょっとですが、これ以上の速度が危険な海況だったので、
凪ならばもう少し速度が出たと思います。
一方、いけすに水を入れた状態ではスピードが落ち、
37km/h程度が限界でした。
プロペラを変えての初出航でしたが、今までに比べピーキーになった印象です。
滑走までの時間が長くなった代わりに、滑走してからの速度アップは超早くなりました。
波があるときは巡航速度25km/hくらいが調子よいのですが、
その速度に保つのがけっこう難しかったりします。
なにはともあれ、ビル・ジャックさんの海信丸は無事進水式を終えました。
一方、館山湾ではSaiさんが、
初代Gucchan号改めSai1919号の進水式を済ませたそうです。
本日のお持ち帰りはこちら。
なお、新兵器のタコメーター&アワーメーターですが、
こんな感じで内側に水滴が…(汗)
防水仕様って書いてあったのに…、さすが激安品。
何とか動いているのでもう少し様子を見ますが、
たぶんこれは使い物にならないでしょうね。
そもそも液晶読めないし…(笑)
残念ながら青物はぐっちゃん&あひさんには微笑みませんでしたが、
初のあひさんとのタンデムはけっこう楽しかったですよ。
特にあの大物をかけたくだりは最高でした。
さあ、次回はいつどこで浮くことになりますか…。
いずれにしても天候がカギを握っていますね。
※追記
同じ釣行を別の立場から書かれた記事、読んでみると面白いですよ。
あひさんのブログ「三度のメシよりボート釣り」外房出家編はこちらから。
それではまた おやすみなさい