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11月2~4日、またまた3連休でした。
2日は禁漁日でボートトレーラーの引き取りに行きましたので、
釣行可能日は3日か4日のどちらか。
3日は風が弱い代わりに雨が降る可能性あり。
4日は天気は晴れだが風が強くなる可能性がありました。
まあ、土砂降りじゃなければいいや、ってことで、
3日の釣行を決断。
パートナーはお久しぶりの腰痛持ち、O君。
O君の希望で午前中の短時間勝負となりました。
出発は3:20。
新しいトレーラーのテールランプが光っています。
日の出は6:00過ぎなのですが、
この日は混雑するのではと予想し早めの移動開始です。
4:50に現地着。
もう既に、NEOカワノさん、NEOタダノさん、たーさんミーサン、
JBB280さん、パーフェクターさん、ケンマリーンさんなど大勢が準備中。
ぐっちゃんの後にもどんどんボーターが来場して、
ライジンさんなど少し大きなボートも登場したので、
かつてないほどの大盛況となりました。
今回から堤防が準備等で使えなくなったので(詳細は別の記事で書きます)、
駐車場は激混み状態でした。
これだけボートが勢揃いしているのに、
ゴムボートはたーさんミーサンだけでした。
カートップも少数派で、
すっかりトレーラブルが増えました。
トレーラブルは駐車場2台分以上を必要とするので必然的に混み合うんですね。
次々出航していくのを見送って、6:20頃にようやくGucchan号も出航です。
出航場所からほど近いところに、遊漁船と漁師の船が集合しています。
なにか群れがいるんでしょうか?
少し様子を見ながら移動しますが、何を狙っているのかわかりませんでした。
ジギングポイントに着きました。
魚探の反応は上々です。
しかし、
東から西に向かってボートが4km/hくらいの速度で流されます。
通常、この場所は真潮ならば西から東に流れ、
東から西の潮は逆潮です。
逆潮の場合、あまり速度が出ることが無いので、この4km/hは尋常ではありません。
あっという間に根の上を通過してポイントを外します
1艘、カモシ遊漁船がポイントに陣取っていて、流しにくい状況でした。
そもそも風ではなく潮で流されるので、スカンパ―が役に立たず、
遊漁船も我々と同様に大きく流され、その度に流し直ししています。
先に出ていたNEOタダノさんと合流。
タダノさんは電動ジギングでウイーンウイーンやっています。
横に並んでしゃべりながらしゃくっていると、
「ガツンッッ!!!」
いきなりアタリました。
「よっしゃー、キター!!」
NEOタダノさんが見ている目の前で格闘開始です。
最初の合わせで、けっこう重いことがすぐにわかりました。
ここは確実にフッキングさせないとと考え、
もう一度大アワセ。
「おりゃーっ!」
これで完璧、と思った次の瞬間、敵が本気モードに変わりました。
というか、この合わせで釣られたことを認識したのでしょう。
「ジ、ジジジジジ――――――ッッ」
最初タダノさんとO君に
「かかったよー」
なんて誇らしげに言ったのですが、その後言葉を失いました。
「ジジジジジジーーーーーッ、ジジジジジジジーーーーッッ!!」
一向に止まることが無いドラグ音。
少しずつドラグを締めにかかりますが、そんなの意味ないよと言わんばかりに、
「ジジジジジ―――――ッ」
手に伝わってくる首振りが、前回まで好調だったショゴではないことを伝えてきます。
ヒラマサです。しかも飛び切りのサイズ感!
「そういえば水深はわずか18mだったな…」
そう思いだした瞬間、冷や汗が出ました
底から5しゃくりくらいでかけたので、すでに水深よりもかなり長いだけのラインを出されています。
まずい、ここは岩礁帯の頂上だった!
慌ててさらにドラグをきつく締めようとしますが、
お構いなしに暴れる魚のパワーにロッドを立てることすら厳しい状態。
「や、やばい…」
「ジジジ・・・・・・・ッ」
・・・・・
「プツンッ」
痛恨のバラシです。
根ズレでリーダーをやられました。
引き揚げてみると、リーダーがボロボロにささくれています。
「やっちまった…」
おそらく、経験上10kgクラスだったと思います。
それがわずか水深18mのボトム近くでかかり、
なすすべもなくラインを出され根ズレでブレイク。
ここ3年ほどデカマサをことごとくバラシていますが、
今回もやってしまいました。
最近ショゴ慣れしていたので、不意の大物に十分対応できず惨敗です。
「こんな日はこの後ろくな結果にならないんだよなー」
これも経験から来るいやーな予感。
ところが、この日は高活性が続きました。
こんな反応があちこちで見られます。
潮が早いので何度も何度も流し直しますが、
流し直すたびに1回くらいは、O君かぐっちゃんにアタリがあるのです。
「あ、きたっ!」
というO君の声!
しかし、フッキングしない!
「コンッ!」
という感じの明確なアタリが出るのですが、
一瞬だけロッドに重みが伝わり、その後「スポッ」という感じで外れてしまいます。
どうやら、ジグにはアタックしてくるけどフッキングしないほどの小物のショゴかワカシが、
アタリを送り続けているのではと想像しました。
時間だけが過ぎて8:00になりました。
O君の希望で短時間勝負、
しかも最後はちょっとアジ釣りをやってみようという事になっていたので、
徐々に焦りが出てきます。
そんな負のムードを断ち切る一発が来ました。
「よっしゃー、久々にかかった!」
ぐっちゃんにアタリです。
がっちり合わせてフッキング。よし、リベンジファイト開始です。
のはずでしたが、
「あれ?引かない」
朝の一発と違い、全然引きません。
ドラグは全く鳴りません
首振りは…、細かいです。
ああ、こいつはあれだね、みたいな毎度の展開です。
「タモ要りますか?」
とO君。
「一応、要る!」
という事で釣り上げたのは、
ご想像の通りショゴでした。
小さく見えますが、一応50cmくらいあります。
何とかボウズは免れました。
でも、朝イチのショックがでかすぎて素直に喜べません。
続いてヒットしたのはO君。
「おっ、かかった!」
このタイミングならO君にもショゴが来たのでしょう。
「やったねー!」
と言ったのですが、
「あれ?全然引かない。何かついてはいるけれど…」
と怪しげな一言。
そしてタモの必要もなく上がってきたのは、
良型ではありますが、いかにも外道のアカハタ君。
スーツが赤色だと赤い魚は映えませんね。
まあ、美味い魚なのでキープです。
そしてその後にヒットしたのはぐっちゃんでした。
「よしっ、かかった!」
水深30mくらいで、5しゃくり目くらいでかかりました。
「またショゴだろうなー」
と思いながらやり取りを開始すると、
「ジジジ――ッ」
朝とは比べ物にならないくらいわずかですが、ドラグが鳴りました。
「ちょっとさっきのショゴより大きそう」
まだ余裕。
「ジジジジ――ーッ」
また鳴るドラグ。
こいつ、本当にショゴなのか?
そういえば首振りが幾分大きいような…。
少しずつ巻いてリーダーに入るころ、
「あ!色が違う!ヒラマサだ!」
とO君。
なるほど、それならばこの引きが納得です。
サイズが同じならヒラマサよりカンパチ(ショゴ)の方がパワーが強いのですが、
さすがにこれだけサイズ差があればヒラマサの勝ちです。
とは言え、朝のモンスターとは雲泥の差で、70cmに満たない春サイズでした。
この後、潮止まりになり、あれだけ早かった潮がほとんど動かなくなりました。
同時に魚の活性も下がったのか、それまで頻繁にあったお触りも無くなりました。
風が強くなって波立ち始め、時折雨も落ちてきます。
そしてO君にとっては悪夢の事件。
メインロッドがGucchan号の認証旗に絡まって先端が折れてしまったのです。
こんな経験はぐっちゃんもありません。
一気のO君のテンションダウン。
ジギングを諦めて、少しアジ釣りをやろうと仲間がたくさんいるヒラメ銀座へ。
ここではNEOカワノさんが泳がせでヒラメを連発していました。
アルミボート夫妻はショゴとワカシを大量に釣ったそうです。
やっぱり活性は高いんだね。
ちなみに水温ですが、
20.8℃を示していました。
実はO君、I君の影響で釣りを始めたのですが、そのためにジギング、キャスティング以外の経験はゼロ。
他の釣りを経ないで初めから外房ジギングにチャレンジするという猛者なのです。
というか、とても珍しいケースですよね。
彼は一度アジ釣りを経験してみたいと言っていたので、
ヒラメ銀座でサビキ釣りを実践。
i-Pilotの調子が悪かったのでぐっちゃんは操船に専念。
O君が魚探反応の中にサビキを落としてアジを狙います。
15cmほどの人生始めて釣り上げたアジを手に微笑むO君。
これにてミッションコンプリート。
10:30に沖あがり。
GPSが途中でおかしくなったのか、走行距離が4倍くらいになっていたのでカットしました。
途中O君も何度か操船にチャレンジし、ボート操縦の面白さを実感したようです。
海にいた時間は4時間余りと短い部類でしたが、かなり内容が濃い釣行でした。
燃料は4分の1くらい減っているので6~7リットルくらいの消費でしょう。
早上がりしたおかげでほとんど渋滞にも巻き込まれず帰ってこれました。
ショゴとヒラマサ、すごい差があるように見えますが、
長さでは20cm弱の差です。
ヒラマサの胃の中には、
イサキの子供?と思われる小魚が入っていました。
もう11月だというのにようやく秋3戦目です。
そしてようやくヒラマサが獲れました。
またしてもモンスターを逃がしたのは残念無念ですが、
でかいのがいるという確認ができたことで良しとします。
あと1ヶ月もすると防寒着の季節になってしまいます。
その前に、できるだけ多く浮かびたいですね。
それではまた おやすみなさい
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