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我々の出航場所は6月20日(木)を最後に海水浴場とその駐車場になります。
つまり、それまでにもう週末はありません。
15、16日の週末は天気と海況が悪く出航不可能でした。
そのため14日(金)に平日釣行したのは前回の記事の通りです。
しかし、不発&不完全燃焼でした。
17日(月)、会社で天気予報とにらめっこ。
20日までに出航可能な海況なのは、どうやら18日(火)だけのようです。
幸い、我が社は先週今週と有給休暇取得促進週間です。
「明日、休みまーす!」
というわけで、18日火曜日、前回に続き平日釣行が決定しました。
とはいえ、週末のように十分な準備時間があったわけではありません。
前日就寝したのは深夜0時過ぎ。
起きたのは1:40。
睡眠時間わずか1時間30分。
ここでマメ知識を書きますと、ヒトの睡眠の周期、つまりレム睡眠+ノンレム睡眠の合計は約90分。
この90分が4~5回繰り返され、ノンレム睡眠の比率が減りレム睡眠が増えて、
最終的に目が覚めます。
ちなみにレム睡眠の時に起きると爽やかな目覚めになり、
ノンレム睡眠で目覚めてしまうと不快な目覚めになります。
睡眠の周期を考えると、90分の周期に合わせて目覚めるのが理想。
つまり、1時間30分、3時間、4時間30分、6時間、7時間30分などが
良い目覚めをもたらす可能性が高い睡眠時間なんです。
もちろん個人差がありますし、時間とともにレム睡眠の比率が増えるという事は、
長めの睡眠の方が目覚めが良くなる確率は上がるんですけどね。
ここで思い出してほしいのが、この日のぐっちゃんの睡眠が1時間30分だったこと。
良い眠りの最短時間です。
そして、2時間寝てしまうよりはるかに気持ちよく目覚められる時間なんです。
いろいろ書きましたが、結局睡眠時間が1時間30分しかなかったというわけです。
仕方ありません。前日も翌日もフルタイムで仕事ですから、
ここは体に鞭を打って頑張ります。
この日が外房の事実上の最終日であることは明白です。
そして、この日に参加したのは、
saiさん、NEOカワノさんというブルジョア自由人コンビ。
そこに無謀な有給野郎のぐっちゃんの3艘でした。
日の出とほぼ同時に出航。
風はありませんが、ご覧のような波があります。
はるかかなた南方にある梅雨前線の影響か?
まずはキャスティングからスタート。
しばらく投げていると、
周囲を鳥が飛び始めました。
ちゃんとした写真が無いのが残念ですが、鳥山ができかけています。
気合が入ります。
投げて、投げて、投げて…、釣れません。
この日もやっぱり苦戦なのか???
投げながら海面を見ていると、変なものが浮いています。
ウミガメの死体でした。
少し離れた海域でも、
またしてもウミガメの死体。
不吉な予感がしますね。
そんなこんなで沖を見ると、超大量の鳥の山。
慌てて追いかけてみると、
大型船舶を追いかける群れでした(涙)
このあたりの魚探反応は、
お、けっこう上層にベイトがいますね。
とりあえず投げてみる。
でも釣れない。
水温を計ってみると、
18.4℃でした。
底引き網漁船などが次々と通過していきます。
結構波立っているのがわかると思います。
今度はジギングポイントへ移動してジギングです。
こんな激熱な反応もありましたが、どうにも潮の流れが悪い。
けっこう波があるので、簡単に移動というわけにはいきません。
しばらくジギングをやりましたが、潮が動かないうちにお土産確保をしようと思いました。
最終日なので、何か魚を持って帰ろうかと思った次第です。
ジギングポイントでちょっと真面目にテンヤ釣りをやってみました。
ここまで来ると水温も少し上がって20℃近くあります。
魚の活性も上がってほしいものですね。
まずまずサイズのカサゴです。
目玉と肛門が飛び出してしまいましたので、生簀に入れることに。
続いてアカハタ。
カサゴ。
その後ベラなども釣れましたがさすがにリリース。写真もありません。
最後に、この日最高の引きを見せて上がってきたのは、
なんとタカノハダイでした。
鱗が硬く捌くのが大変だと聞いたことがあるので、あっさりリリースしました。
鱗でシンク回りが汚れるのを、我が家の奥さんは何より嫌うんです。
命拾いしましたね、タカノハ君。
さて、根魚釣りはこのくらいにして、改めて青物を探しましょう。
まだ波はけっこうありますが、ここは頑張って移動します。
幸いこの日は終日風が穏やかな予報。
海況が激しく悪化することはなさそうです。
西か東か悩みましたが、やはり最終日なので東に行きましょう。
最初の実績ポイントで少し頑張りましたが反応無し。
ここは一気にかの有名根に移動です。
変に途中で止まると、波があるゆえに気持ちが折れそうだと考えました。
さすがかの有名根。
波の高さ、うねりの大きさが他の2ランク増しです。
ほとんど動かなかった潮流も、
ここにくればそれなりに動いていて、ボートは3km/hほどで南から北に流されます。
超有名ジギング船など数隻の遊漁船が頑張っていました。
時間は9:30過ぎ。
ここからぐっちゃんはかの有名根で粘りまくります。
こんな反応が出るポイントを何度も何度も、
少しずつラインを換えながら流します。
キャスティング、ジギングの割合を半々くらいにして、
不意の大物にも対応できるよう、気を抜かずに釣り続けました。
いつしか11:00を過ぎ、午前の遊漁船は終了、次々港に帰っていきました。
それでもぐっちゃんは頑張りました。
12:30頃になると、再び遊漁船の午後船がやって来ました。
まだ波がありますが、午前に比べ少し小さくなってきたように思います。
波が小さくなれば釣りやすくなりますが、釣果は低下します。
13:30まで有名根で頑張りましたが、ノーチェイスに終わりました。
さすがにこの時間になると、1時間30分睡眠で気合を入れ続けた反動が出ます。
一気に睡魔に襲われ、波が波だけに危険を感じずにはいられなくなりました。
移動です。
いつものエリアに戻りましょう。
1/3ほど戻ったところで、海がとんでもなく穏やかだという事に気づきました。
一気に速度アップして、あっという間にジギングポイントに戻りました。
ベタ凪です。
朝とはえらい違いですね。
潮は朝以上に動いていません。
もちろんここでも少しジギングをやりましたが、
さすがにこの海況に心が折れました。
14:30、ストップフィッシング。
戻ってみると、saiさんもNEOカワノさんもまだ帰ってきていませんでした。
さすがブルジョアです。
ましてNEOカワノさんは前日からの連続釣行のはず。
自分の小物ぶりを痛感しながら片付け。
結局、ぐっちゃんが出航場所を後にするまで、彼らは戻って来ませんでした。
66kmの移動距離はなかなかのものです。
10時間をはるかに超える長丁場でした。
実は8:00~14:00くらいの間、潮位が下がってボートを上げることができない時間でした。
この日のログです。
かの有名根部分でラインが混み合っていますね(笑)
燃料は3分の2ほど減りましたから、17リットルくらいの消費でしょうか。
ここまで頑張ってダメなら諦めがつきます。
9月中旬まで外房はシーズンオフになります。
今年の春シーズンはかつてないほど厳しいものでした。
この厳しさはまだ続くと予想されますが、秋シーズンに期待しましょう。
シーズンオフ中は別の出航場所から毛色の違う釣りをすることになります。
NEOに一度も乗っていない家族を、今年こそは乗せようと思います。
しばらくはヒラマサ釣りから離れますが、
ブログの更新は続けますので、今後もよろしくお願いいたします。
それではまた おやすみなさい
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