5月23日、外房で浮いてきました。
この日はぐっちゃんが毎年提唱している、
5月第4週目の週末です。
過去の5月第4週は、かなりの確率でその年最高の釣果を上げています。
2014/5/24 I君とわずか2時間2人で10本以上キャッチ。
2015/5/17 第3週ですが確変突入でヒラマサ4本、ヒラメ、イナダ。翌週はI君がゲット。
2016/5/28 29 小太郎さんと2日連チャン、1日目2人で7本、2日目は一面鳥山祭り。
2017/5/28 Kenくん、ヒラマサ5本、ワラサ1本、バラシ無し。ぐっちゃん、ヒラマサ1本、ワラサ1本、バラシ1本。
2018/5/26 不調の年でしたがI君とヒラマサ1本ずつゲット。
全くヒラマサが釣れなかった2019年、
コロナ自粛で出航できなかった2020年は釣果なしですが、
過去にこれほどの確率で釣れる日は他にありません。
また、かなりの確率で「祭り」と言っていい状況になっています。
前振りが長くなりましたが、
2021年5月第4週はどうでょうか?
例年よりも早い各地の梅雨入り、それに伴う雨や風の影響で、
5月はまだ一度も出航できておらず、状況は不明です。
当日2:00に相棒I君と待ち合わせ。
なんと想定外の雨です。
最高気温25℃以上の夏日予報ですが、
雨と風でかなり寒い感じ。
道中のコンビニでもまだ雨。
現地についても小雨がぱらつく不安定な天気でした。
この日の参加はハンマーヘッドのシノさん、
外房初参戦のNEO374のお二人、
NEO450新艇さん、
久々にボートを出せそうな予報だったにも関わらず、参加者は少なめでした。
出航してみると想定外の強風でした。
波もかなりあります。
前日荒れた影響でうねりも残っています。
釣りができないほどではありませんが、大きな移動は難しいコンデションでした。
天候は御覧の通り、どんより曇り空で微妙に霧雨。
まずは近場でキャスティングを試します。
水温は19℃とまずまず高めですね。
キャスティング不発で、そのまま沖に移動しながらジギングにチェンジ。
こんな反応も見られますが、ノーバイトでいつものジギングポイントへ。
ここはいつもどおり、「釣れない反応」がありますね。
風は北東から5~6m、潮流は真潮で西から東ですから、
風と潮流が打ち消しあう形です。
ボートはあまり動かず、ゆっくり東へ流されます。
海面はこんな感じで波立ってけっこうデンジャラスな感じ。
潮流の影響でジグはどんどん東に流され、ちょっと釣りづらいくらいでした。
強風にもめげず、短パンサンダルで頑張るI君。
寒さに負け、この後ダイソーの100円カッパのズボンを履いたのはナイショです。
6:35ころ、ファーストヒットはぐっちゃん。
「よし、あたった!」
水深35mくらいのポイントで、あたったのは水面下15mくらいだったと思います。
つまり、かなり上の方であたりました。
がっつりフッキングしましたが、
残念ながらドラグが鳴るほどではありません。
上の方であたったので結構暴れますが、
ほどなく寄せて、サイズ感からそのままブリ上げでゲット。
50cm強の小ぶりのヒラマサでした。
持ち帰るにはちょっと小さすぎますかね。
写真を撮影して、5月第4週最強説の証明に感謝してリリース。
続いて、
「あれ?なんかあたった!」
「でも引かない」
「なんとなく正体が分かった」
こんな感じで上がってきたのは、
GESO君でした。
ずいぶん釣っていなかったので超久しぶりです。
近くに遊漁船がやってきました。
イサキ釣りのようです。
船長さんがジグっている我々に話しかけてくれました。
「青物釣れてる?」
いいえ、って返したところ、
「はるか西に行けばワラサがいるよ」
「漁師はみんなそっちに行っている」
なるほど、ワラサは西なんですね。
ここからしばらく沈黙です。
この日の干潮は8:10。
潮止まり直前が時合い説(ぐっちゃんの持論です)からすれば、
ここからがチャンスなはずなのに…。
8:30、干潮時刻は過ぎましたが、まだ潮は動いています。
そして久々に、
「ゴンッ!」
「よし、あたった!」
「ありゃ、またそっちですか?」
またも水深30mで20しゃくりほど、
つまり海面下10mくらいの上層でヒットです。
1本目よりはパワーがありますが、
それでも難なく寄せてきて、
今度はI君サポートの下、ネットでしっかりキャッチ。
2本目ゲットです。
ちょっとサイズアップして、55cmくらいです。
かなり出血してしまい、リリースできない状況なので、
これはお持ち帰りとしました。
こゆきのご飯用です。
この後、潮止まりになり、
風に潮流が負けるようになりました。
朝に比べれば風も少し弱まり、海況もマシになったので、
ここらで沖にベイト探しに出かけることにします。
60mラインにはそこそこのベイトがいました。
でも、期待している中層のベイトではありません。
ワラサの可能性があるかな、と少しジグってみましたが反応はありませんでした。
80m、そして100mと移動しましたが、
めぼしいベイト反応は皆無。
ここで沖へのベイト探しの旅は終了です。
穏やかになったとはいえ、まだ風も波もそこそこにあります。
遊漁船の船長がおススメしてくれた
「はるか西に行けばワラサがいるよ」
まではちょっと無理でしょう。
(ハンマーヘッドのシノさんはさらに西まで行ったようですが…汗)
再びジギングポイントに戻って、追加を狙います。
11:00近くまで頑張りましたが、反応はありません。
すっかり天気が良くなって、
朝は寒かったのに、汗が出るくらい暑くなりました。
風と波はまだそこそこありますが、
ずいぶん釣りやすくはなりましたね。
ただ、もう体は疲労困ぱい。
さらに出発が早かったので睡眠不足で超眠い。
まだ釣りあげていないI君ももう十分という事で、
沖あがりすることにしました。
東西の移動はほぼできなかったために20km弱と移動距離は少なめでした。
燃料消費は少なめでしたね。
5月第4週の大爆発とはいきませんでしたが、
久々に浮けてヒラマサもゲットできたので良しとします。
サイズアップは次回以降に取っておきます(笑)
天候が不順で夏のオフシーズンまでに何度浮けるかわかりませんが、
ベストシーズンをもう少し楽しみたいですね。
それではまた おやすみなさい