進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

ミニボート艦隊で新ポイントへ遠征!

2021年06月28日 | NEO390 釣行記

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

外房のゲレンデが夏のシーズンオフで使えなくなったので、

6月26日土曜日は館山で浮いてきました。

ハンマーヘッドのシノさんから湾奥に浮くと連絡があったのですが、

こっちは館山で浮きますよ、と返信したところ、

予定を変更して館山集合で一緒に浮きましょう、となりました。

 

この日は久々のsoraさんも参加。

JBB280さんはリハビリ明けだというのに先週に続き参戦。

2月以来のNEO390が3艘勢揃い。

シノさんのお友達で同じハンマーヘッドのTAKAさん(仮名・変更の可能性あり)も参加。

ハンマーヘッドも2艘と、

同じようなボートがこれだけ集まるのは珍しいですね。

 

 

次々とボートを降ろします。

この写真はシノさんが写してくれました。

 

先に自分の釣り場に向かった館山湾玄人のJBB280さんを除き、

シノさん、TAKAさん、soraさん、ぐっちゃんが準備完了。

ぐっちゃんはこの日、房総半島の先端をぐるっと旋回して、

太平洋側の布良沖へチャレンジしようと決めていました。

残りの3人も同調して、皆で布良沖を目指そうとなりました。

 

港を出るとご覧のようなベタベタの海。

これなら相模湾のマグロポイントまで行けそうです。

4艘が連なってどんどん西進、

房総先端の洲崎灯台を左に見ながら疾走します。

洲崎沖で南下、さらに南東方面に舵を切って、

途中良さげな海況があっても一切目もくれずに一目散に布良沖を目指します。

 

約40分で目的の布良沖手前に到着しました。

前方に潮目が見られる穏やかなポイントで一旦停止し、

ここから各々好きな釣りをしましょうという事で自由行動に。

 

布良沖のメインポイントと思われる根回りは、

このあたりでは唯一ヒラマサの実績を上げているポイントでもあります。

はじめてここまで来ましたが、

わかるでしょうか?

それまでのベタベタ凪がウソのように、ここだけが激しく波立っています。

どうやら黒潮が直接本来の潮流とぶつかり合っているようで、

本当に限られたエリアだけが荒れまくっているんです。

そう、あの外房の「かの有名根」に黒潮が当たってうねりと波ができる状態に似ています。

いや、波の立ち方はそれ以上かもしれません。

TAKAさんに、

soraさんです。

波の具合がよくわかりますよね。

ちょっと身の危険を感じるような激しい波が、

海底から湧き上がるように噴き出ているイメージです。

再度書きますが、

ボートで5分戻れば、あるいは10分進めばまたベタ凪になるんです。

 

 

水温は22.2℃。

高めですね。黒潮の影響か、夏が近いという事なのか。

 

遊漁船が固まっているエリアの近くに行きました。

コマセ釣りをしているようです。

イサキかな?

 

水深は20m~35mほど。

まんべんなくとはいきませんが、

ご覧のような魚探反応がところどころで見られます。

外房と違って鳥はいませんが、

上層部にベイトの塊ができたり、中層を大物の反応が大きく出たりもします。

なるほど、ここなら面白い釣りができるかもしれません。

そしてファーストヒット!

上層部でジグをひったくるアタリ!

でも、ちゃんとフッキングしなくてバラシです。

仕方なくしゃくり続けると、

海中のジグを大物が追いかける姿が目に入り、

その後改めてヒットしました。

でも、熱くはなれません。アワセも入れません。

なぜなら、見えた魚がデコッパチ(シイラ)だったから。

1mはあるでしょうか?

少し暴れてファイトしましたが、

アワセを入れていないので海面近くでフックアウトしました。

この時は、

「今日はシイラとの戦いか?」

と思いましたよ。

 

激しい反応が出るときはこんな感じ。

外房のジギングポイントなら「釣れない反応」というところですが、

ここは南房未開の地。

餌釣りの遊漁船はいますが、かの有名根のようにジギング船はいません。

なんと、こんな反応でがっつりアタリが出ちゃうんです。

「コンッ!」

中層やや上側でアタリ。

あまり大きくなさそうです。

サンパクサイズでした。

ちょっとワラサというにはサイズ不足です。

 

続いて、底から5しゃくりぐらいでアタリ。

あたる層が違うという事は、広い範囲に可能性があるという事ですね。

「ググンッ!」

今度はなかなかいい引きですよ。

ツインパワーSWのドラグがいい感じで鳴ります。

サイズアップです。

なかなかのボリュームのあるワラサでした。

 

余裕が出てきました。

今度は60gのジグを使ってスロー気味に誘ってみましょう。

「クッ、ククンッ!」

一瞬「お触り?」というような感触の後にがっちりバイトしてフッキング。

このタックルはストラディックSW5000XGでドラグが甘め。

少し時間をかけてあがってきたのは、

更にサイズアップのワラサでした。

70cmくらいでしょうか。

太っているので4~5kgはありそうです。

 

こうなるとさらに余裕が出てくるぐっちゃん。

せっかくなのでニュータックルでタイラバを試しましょう。

Abu Garciaのライトジギングロッドのベイトタイプを使い、

20年物のカルカッタとの組み合わせ。

潮流が速くけっこうラインが斜めになります。

このようなポイントだとなかなか釣り辛いですね。

ちょっと投げてみましょう。

「ピュッ!」

15mほど先に落ちたタイラバが沈んでいきます。

ラインが出て、しばらくすると止まって着底…、しません。

どんどんラインが出て行きます。

それどころが、最初に比べるとラインの排出がめちゃくちゃ早くなっています。

さすがにこれは潮流じゃないですね。

心の準備をして、意を決して大アワセを入れます。

「ガツンッ!」

「キュッ、キュキュキュキュ――――ッ!」

キュキューーッはカルカッタのドラグの音(実際はほぼ無音)です。

なんと相当なサイズの魚がフォール中に食っていたようです。

PEはいつ巻いたのかわからない1号、

リーダーは安物フロロの5号です。

それでも、ワラサなら走るのを止めさえすれば勝負できるのかな、と。

ロッドを立てながらドラグを少しずつ閉めます。

全然止まりません。

ドラグをマックスにしてもラインが出続けます。

もちろん凄いパワーがライトジギングロッドにかかります。

「とにかく、スプールが滑るのを止めないと…」

指でサミングし、少しずつ巻こうとハンドルに力を入れた瞬間でした。

「パチンッ!?」

意味不明の音がして、その後ラインブレイク。

「な、なんだ?」

巻き上げてみると、リーダーが切れていました。

おそらく、それまでに岩礁などで傷が付いていたと思われます。

問題はそれで終わりませんでした。

なんと、リールのクラッチが壊れてしまい、

スプールをフリーにできなくなっていました。

矢印部分のクラッチレバーが動かなくなって、

ラインを出すことができなくなっていたんです。

「こ、壊れた…」

20年前のリールをライトジギングに使った時点でこうなる運命だったのかもしれませんが、

このリールはNEO-Gucchan号の初代オーナー、フルさんから譲り受けたものです。

さすがにもう修理もできないでしょうし、

そもそも右ハンドルですからぐっちゃんにとっては直す意味もありません。

犯人はワラサだったのか、メーターオーバーのシイラだったのか?

前後の状況を考えるとワラサの可能性が高かったと思いますが、

真犯人は不明のままです。

 

11:00ころになり、潮止まりの時間になりました。

相変わらずこのポイントは潮がかっ飛んでいますが、

各自好き勝手に釣りをやっていた仲間が再集合して、

そろそろ館山湾に戻ろうかとなりました。

うねりが終わるあたりでシノさんが撮影してくれました。

このあと、ぐっちゃんエンストで海上で停止のトラブル。

原因はガス欠で、なぜかガソリンタンクとチューブの間のジョイントが外れてしまったためのトラブルでした。

船外機の止まり方でガス欠だとわかりましたし、

ジョイントが外れたとすぐに気付いたので問題は無かったのですが、

仲間が近くにいたので冷静に対応できました。

少し進むとまだ湾外なのに、

こんなベタベタな海です。

湾口付近でこれからの作戦会議。

北側の根に向かうもの、近くの漁礁を見に行くというもの、甘鯛にチャレンジするもの、と、

各々の作戦を披露し14:00終了の約束をして散会。

 

ぐっちゃんは漁礁を確認した後に甘鯛ポイントへ。

ここで水深75mくらいです。

ほぼ無風で潮も動いていません。

これでは期待薄か?

コンコンッ、と竿先を叩いて、あがってきたのはタマガシラ。

 

それ以外にも、

このサイズはほぼ釣れた感じなく上がってきます。

そんな緩い空気が流れている時に、

いきなりこんな反応が出ました。

あまりにも魚影が濃くて、

魚探が海底と間違えて水深を50mとか表示してしまうほどでした。

慌てて甘鯛仕掛けを回収し、ジグ投下。

「そんなに甘い話はないわなー」

「ガツンッ!」

「???」

ありゃ、湾内にもいるんですね。

 

別のポイントに移動しても、

突然やってくる群れの反応。

そして、

また追加。

 

この日はこゆきのご飯用に、ちょっとまとめてワラサを持ち帰りたいと思っていました。

でも、

できすぎでしょ(笑)

クーラーボックスめちゃ重いし!

 

14:00、ストップフィッシング&帰航。

ベタ凪の鏡ケ浦を疾走します。

 

館山の街を横目で見ながら出航場所へ。

 

いやー、走りました!

64kmってかの有名根に行くのと変わりませんね。

 

燃料は2つのタンクから消費。

こっちは25リットルのメインタンク。8~9リットルくらい消費かな。

予備の12リットルタンクも8~9リットル減っています。

合計で16~18リットルくらい消費したという事でしょう。

 

この日のログです。

赤い星が布良沖のポイント、

オレンジの星が湾内で釣れたポイントです。

 

持ち帰ったのはワラサ3本。

実はすべてこゆきのご飯になりました。

これで3分の1くらいでしょうか。

冷凍保存して、1食1切れ解凍してドッグフードに混ぜて与えます。

1日2切れ消費しますね。

今回の量なら1ヶ月くらい持つと思います。

脂はノリノリで太っているのですが、身に締りが無いように感じます。

刺身で食べるには向いていないかな。

毎年そんな経験をしていますので、

やはり、ブリ系は夏場はイマイチという事なのかもしれません。

刺身ではなく、焼いてしまえば変わらないかもですが。

さて、こゆきのご飯のストックは十分増えましたので、

次回はもうちょっと湾奥を攻めてみたいなーと思っていたりします。

 

それではまた おやすみなさい

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストラディックCI4+4000XGM ラインローラーベアリング交換

2021年06月26日 | メンテナンス

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ

 

ぐっちゃんの持っているリールで一番たくさん魚を釣っているものはどれ?

ツインパワーSW6000HG?それともステラ6000HG?

実はどちらも不正解です。

一番たくさん魚を釣り上げたと思われるのは、

16ストラディックCI4+4000XGMです。

ちなみに既に廃盤になっていて、新品での購入はできません。

ぐっちゃんはハンドルノブを夢屋仕様に変更しています。

陸っぱりのシーバスやショアジギングなどにも使いますが、

主な活躍の場はキスロッドとのセットでひとつテンヤ。

そう、数々の根魚、ハタ類やカサゴなどはほぼこの組み合わせで釣っています。

もちろんテンヤですから真鯛や、

石鯛、イシガキダイ、コブダイなども釣りましたし、

最近はオジサンまで(笑)

 

何気に活躍の場が多いこのリールですが、

使い過ぎでラインローラーあたりからシャリシャリ音がするようになりました。

ライン負荷がかかっていないと音はしないので、

ラインローラーのベアリングが問題なのではと思われます。

一度分解して清掃したのですが、

シャリシャリ音は消えないので、ベアリングの内側が原因と判断しました。

矢印の部分ですね。

このラインローラーのベアリングと、その周辺の小物パーツを注文しました。

 

ようやく届いたパーツの値段は、

2970円でした。

ほぼベアリングの値段です。

 

分解してパーツを並べてみると、

上の中4つが古いパーツ、

下の中4つが新しいパーツです。

左右の端はネジなので再利用します。

ベアリング以外のパーツは清掃して再利用可能だと思われますが、

せっかく買ったので全交換。

 

写真では全くわかりませんが、交換完了。

負荷をかけて巻いてみても、シャリシャリ音は一切しなくなりました。

これで心置きなく、これからも活躍してもらえます。

特にオフシーズンのこの夏は、このロッドとリールが主戦になりそうですから。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外房オフシーズン用のタックル追加

2021年06月24日 | 釣り道具

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

外房春シーズンが終了し、長い夏のオフシーズンに突入しました。

この間は内房などの他のエリアでしかボートを出せません。

ぐっちゃんのメインターゲットである青物、特にヒラマサは、

外房限定の釣り物と言っても過言ではありません。

MCワークスNB583SSを中心としたメインタックルは、

外房用のガチンコタックルであり、内房で使うにはオーバーパワー傾向です。

先日紹介した、

Abu Garciaのライトジギング用のベイトロッド&リールはその第一弾です。

ただ、リールにトラブルが生じたことは前回報告済みですね。

 

このベイトタックルよりも先に注文していた他メーカーのスピニングロッドは、

在庫切れで全然納品されず、

業を煮やしたぐっちゃんは、別のロッドを注文して先に注文したロッドはキャンセル。

新たに注文したロッドとは、

あれ?どこかで見たような…(笑)

 

そう、同じAbu Garciaのライトジギングロッドのスピニングタイプです。

Salty Stage KR-X Light Jigging SXLS-632-120-KRです。

 

先日購入したベイトロッドはSalty Stage KR-X Light Jigging  SXLC-632-150-KR。

ベイトロッドもスピニングロッドも同じ6フィート3インチ、

ちょっとパワーが異なっていて、

ベイトはルアーMaxが150g、スピニングは120gをチョイスしました。

 

リールは今までもひとつテンヤ等で使っている、

ストラディックCI4+ 4000XGMを合わせます。 

スピニングタックルはシーバスやチヌ釣りに有用かな、と。

ベイトタックルはタチウオや根魚ですね。

 

ベイトロッドと並べてみると、

図らずも統一したライトジギングロッドになりました。

なかなかカッコいいですね。

これでひとまず、オフシーズンの準備が終了です。

 

 

話は変わって…、

梅雨に入って我が家の家庭菜園も急成長しています。

今年は楕円形になるタイプと、完熟してオレンジ色のタイプのミニトマトを植えました。

味はオレンジ色の方が甘くて美味しいです。

ただ、赤くならないので収穫時期がわかり辛いですね(笑)

 

後は密かにイチゴを植えていて、果実が付き始めているのですが、

これは虫に狙われいて人の口に入ることは無いかもしれません。

 

どんどん季節が進んでいますね。

コロナ禍2年目の夏はどんな夏になるんでしょうか?

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外房春シーズン最終出航!鳥山追いかけて…。

2021年06月21日 | NEO390 釣行記

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

我々のホームである外房のゲレンデは、

6月20日の日曜日を最後に夏のオフシーズンに入ります。

6月19日は禁漁日なので、

最終日はピンポイントなのですが、どうも天気が怪しい。

朝は雨が残りそうだし、風は南から吹くし、

波がけっこう高い予報でした。

行ってみたけど雨と波で出航断念、なんて可能性も。

 

とはいえ、最終日は変えられません。

じゃあ、どうするか?

「平日に行っちゃえ!」

そう、18日の金曜日に有給をいただいて釣行しました。

 

 

前回ゆっくり行って失敗したので、

今回は2:30に自宅を出発。

日の出は4:24です。

 

4:00ちょどに現地着。

でも、3:30くらいから東の空が明るくなってきて、

4:00にはかなり明るい状態でした。

 

休日だというのに、フォードさんほか数艇が参戦。

名誉の負傷でリハビリ中だったJBB280さんは4ヶ月ぶりの参戦。

この日来なきゃ、3ヶ月お預けですからね(笑)

最近ボート釣りのプロ?になった小野さんにも久しぶりにお会いしました。

 

波が少々ありますね。

そして、あちこちで鳥が飛んでいます。

よしよし、今日は鳥山に間に合いそうですよ。

 

水温は20℃強、うん、悪くないです。

鳥を意識しながらキャスティング。

反応がないので、徐々に沖に移動します。

 

ジギングポイント。

先週に続いて、「釣れない反応」すらありません。

ここで長居するわけにはいきません。

今日のテーマは「鳥山を追いかける」ですから。

 

水深60m、80mと深くなるにつれ鳥の数が増えます。

なんとなく鳥山のようになってきましたよ。

でも、

鳥山に近づいても魚探の反応は無のまま。

ピンポイントでしか魚が居ないのか?

よくわかりませんが、

フローティングペンシルは鳥にすぐ攻撃を受けてしまうので、

ジグを投げて上層を攻めてみます。

バーサー。

鳥がサバを狙っているのか、

サバが狙うもっと小さなベイトがいるのかは未確認ですが、

とりあえず鳥山の下にはサバがいました。

 

水深100mの鳥山。

そして、

バーサー再び。

おめーじゃねーし、と海へお返し。

ちなみにこのルアーはキャスト用の60gです。

小さめのルアーが有効との情報があったので…。

 

水深115m。

この日ピークの鳥山!

反応が底の方にありますよ。

ジグを海底まで落としてしゃくってみると、

うーん、1週間で鳥山の下の魚は変わってしまったのか?

鳥が飛んでいる段階で、ワラサ、サンパク釣り放題だと思ったんですけど。

 

2021年6月18日鳥山

 

時間とともに鳥が海上で休むようになりました。

つまり、鳥はいるけど飛んでいない状態に…。

先週は出航した時にこんな状態でした。

朝のゴールデンタイムはサバに邪魔されて青物の群れを見つけられませんでした。

トホホです。

 

ここは少し移動をしましょう。

西へ。

西では鳥がほとんどいませんでした。

ベイト反応も薄いままです。

ちょっと息抜きしましょう。

前回の釣行で戦闘不能になってしまったAbuのリールの代わりに、

いただきものの年代物のカルカッタを使ってみます。

なんだ、カルカッタがあるならいいじゃん、と言われそうですが、

これは右巻き。

ぐっちゃんは右手でロッド操作したいので、

全てのリールが左巻きです。

右巻きが使えないわけではありませんが、

ロッド操作に大きな違和感があります。

とはいえ、背に腹は代えられないので、

このカルカッタでインチク風タイラバを試します。

 

なんと1投目からカサゴゲット。

この日は風が東から西に吹いていて、

潮流が弱いせいでボートが東から西に時速2~3km/hで流されます。

こうなると軽めのタイラバやテンヤでは底がなかなか取れず、

ぐっちゃん得意の「操船しながらラインを垂直にする」テクニックも、

なかなかうまく行きません。

結果、根がかりが多発。

あっという間にインチク風タイラバをロストし、このタックルはジ・エンド。

カルカッタですがスプール系が小さいためか、

思うように巻き取りができずしっくりこなかったですね。

ちょっとこの釣りには合わないかもしれません。

 

気を取り直してジギングを再開しますが不発。

やはり鳥を探すしかないのか?

西エリアを諦めて再びジギングポイント周辺に戻ります。

 

4:30に出航して、早くも4時間が経過しています。

ぐっちゃんは睡眠不足でうつろうつろ。

一時ボーッとしながら、魚探と鳥の様子を眺める時間がありました。

一方、このころから急激に風が強くなり、

西から東への移動はかなり飛沫を浴びるようになりました。

遠くで小野さんのパーフェクターが頑張っているのを確認しましたが、

彼はこの後さらに風が強くなったところで、

危険を感じ撤収したそうです。

 

風が強くなってボートが3~4km/hで流れるようになり、

ますます釣り辛くなりました。

それでも頑張っていると、徐々に風が落ちてきて、

少し穏やかに。

そして11:00ころ、少し離れた海上に朝と遜色のない鳥山が突如発生しました。

 

慌てて鳥山に向かってボートを走らせ、

小型のジグをキャスト。

数m沈ませてナナメ引きをすると、

「クンッ」

とアタリがありました。

でも、引きません。

非常に軽いです。

「またサバか?」

そう思いながら巻き上げようとすると、

そこから突然、魚が変わったかのような大パワー。

「ジジジジジジーーーッ!」

弱めのドラグ設定のストラディックSW5000XGが悲鳴を上げます。

どうやら、最初はボートの方に向かって泳いでいたようです。

釣られたことに気が付いて方向転換したか。

浅い場所でかけているのでパワーがダイレクトに伝わります。

結構楽しませてもらいましたが、

その引きはヒラマサではなく、下ではなく横に移動するパターン。

なかなかに太ったワラサでした。

70cmにわずかに足りないか?

とりあえず写真を撮って血抜きをしてバケツに頭を突っ込みます。

そして追加を狙おうとすると…、

あんなに激しかった鳥山が一気に散って無の海に戻ってしまいました。

本当に一瞬の出来事でしたが、

ようやくワラサが付いている鳥山に出会えて、

連続青物ボウズを免れることができました。

 

その後は無風状態になり、

ボートもそれほど早く流されなくなりました。

逆に釣れなくなったとも言えますね。

静かな時間が戻ってきてしまいました。

 

あまりに反応がないので、ちょっとだけ持ってきていたバナメイエビでひとつテンヤ。

安定してアタリはありますが、

それでもこの日は根掛かりが頻発し、

もともと根魚は全部リリースする予定だったので、

テンヤをロストしたところで終了。

ジギングに戻ります。

 

この日のリミットは13:00。

この時間を過ぎるとボートを上げづらい潮位になります。

最後の流しとジギングポイントでしゃくっていると、

「ガンッ」

というアタリと共に根掛かりのような重さ。

「???」

めちゃくちゃ重いけど根掛かりではありません。

全然泳ぎません。

「なんだこれ」

巻き上げるにつれ少し魚の動きが伝わるようになりました。

「これは…」

なかなかサイズのニザダイでした。

しかも体側面にスレかかり。

そりゃ、泳がないのに重いわけです。

夏のニザダイは臭いそうです。丁重にお帰りいただきました。

これにてストップフィッシング。

 

 

鳥を追いかけると距離が出ますね。

先週のように大遠征したわけではありませんが、

あちこち鳥を追って走り回った結果です。

速度も出ていますね。

 

やはり17、8リットルは消費した感じです。

 

沖上がり後に片付けが終わって休んでいた小野さん、JBB280さんと談笑しました。

お二人とも久々だったので楽しく話せました。

 

持ち帰ったワラサとJBB280さんにいただいた真鯛です。

もちろん一番たくさん食べるのはこゆきですけどね。

 

これにて2021年の外房春シーズンは終了となります。

来週以降は別の場所からしか出航できません。

今年は少し、内房の釣りにも挑戦しようと思っています。

とりあえず、最後に青物釣れてホッとしました。

秋にはまた豊かな海が迎えてくれると思います。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろなことが裏目に出た1日

2021年06月15日 | NEO390 釣行記

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

6月12日土曜日、外房で浮いてきました。

この日は9:00~15:00くらいが潮位が低くなり、

ボートの上げ下ろしが難しくなります。

翌日の13日日曜日は10:00~16:00くらいがNGタイム。

幸い風は弱い予報なので、15:00まで粘ればいいやという結論。

土曜日なら遅くなっても翌日休みですし。

逆に日曜日は遅くなると辛いですからね。

 

長時間勝負なら朝まづめに間に合わなくてもいいかな、と、

4:24日の出なのに、4:00過ぎにようやく家を出発です。

4:25頃の幕張P.A.

もうすっかり明るくなっています。

深夜に走るのとは違い、けっこう車が走っています。

想定よりも時間がかかり、6:00頃に現地着。

既に多くのボートが出航した後でした。

 

6:30岸払い。

南から弱い風が吹いていますが、ほぼ無風と言えます。

多少うねりはありますが、波はほぼありません。

 

あちこちで鳥が飛んでいます。

写真でわかりますか?

こんな感じでどこまで行っても鳥が飛んでいて、

時々固まって鳥山っぽくなります。

 

実は大失敗はこの鳥でした。

朝まづめから鳥山がいたるところで発生し、

そこではサンパクやワラサが入れ食いだったとのこと。

ぐっちゃんが出航した時には、

鳥山祭りが終焉を迎えていた頃だったようです。

 

水温は21℃を超えています。

かなり高いですね。

 

鳥を意識しながらキャスティングを繰り返し、

徐々にいつものジギングポイントに向かいます。

「・・・!」

いつも「釣れないベイト」でいっぱいのポイントが、

この日は全くベイトがいません。

これはいつものパターンが通用しないという事か?

 

ところどころで小さな鳥山が発生しますが、

徐々に鳥が散って休むようになりました。

キャスティングもジギングも結局アタリはありませんでした。

後から考えればこれでゴールデンタイムの終了、という事だったのかも知れません。

 

この日は凪だったので、遠征も可能だと考えました。

時間はたっぷりあります。

そう、かの有名根へ。

 

我々の海域が凪でも、かの有名根は波立っていることが多いのですが、

この日はこの有名根も潮が動かない厳しい状態でした。

ここの水温は19.8℃と我々の海域より少し低めでした。

 

こんな反応が出たり、

こんな投げたくなる反応が出るところはさすが有名根。

この反応であれば、キャスティングに何らかの青物が来ても不思議ではないはずですが、

既に時合いは終わっていたのでしょう。

 

有名ジギング船も登場しましたが、

ぐっちゃんが見ていた時間帯は釣れている気配がありませんでした。

この写真を見ても、かの有名根とは思えない穏やかさですよね。

 

ところでこの日初めて持ち込んだニュータックル、

前回記事で紹介したベイトのライトジギングタックルですが、

こんなインチク風タイラバをセットしてロッドスタンドに立てておいて…、

キャスティングタックルを出し入れする際に、

ツインパワーSW14000XGとこのソルティステージのリールがぶつかりました。

そしたら…、

わかりますか?

PALM SIDE PLATEという、簡単に言えばスプールの蓋が、

パカッと外れてちょっと飛んで、

ちょうど舷の上に落ち、そのまま転がって海側へポチャン!

ほんの一瞬の出来事で、何も反応ができなかったぐっちゃん。

確かに使用説明書に「ちゃんとロックしてください」って書いてありました。

ええ、読んでいましたとも。

ロックしたつもりだったのですが、最後までパチンと締めていなかったようです。

トホホです。

ニュータックルはちゃんと活躍する前に戦闘不能になりました(泣)

ちなみに、このPALM SIDE PLATEのパーツ代は3000円。

自分のミスなので仕方ありません。

早速注文しましたよ。

 

かの有名根とその周辺で12:00頃まで頑張ったのですが釣果は得られず、 

風が強くなる前に我々のエリアに戻りました。

相変わらずのベイトなしのジギングポイントは諦めて、

保険で持ってきたバナメイエビでテンヤ釣りをやることに。

 

ようやく釣れたファーストフィッシュは極小のESO。

自分より太いバナメイエビに噛みつくんじゃないよ!って感じ。

 

こんな反応もジグには食いつかず、またまたバナメイエビに浮気すると、

リリースサイズのカサゴ。

うーん、厳しい…。

 

その後ようやく食いが立って、

ナイスサイズのカサゴに、

安定のアカハタ。

 

バナメイエビは大きくて餌持ちが良いので、

1匹のエビで2匹、3匹と釣れることも。

この日はカサゴの方が圧倒的に多かったですね。

 

結局バナメイエビが無くなるまでに生簀はいつものように真っ赤に。

今回はアカハタの空気抜きをちゃんとやったんですが、

なぜかお腹を上にして泳いでいますね。

 

結局15:30まで残業してジギングを続けましたが、

ナブラ撃ちに拘らなかったのが災いして青物ボウズに終わりました。

 

さすがにかの根まで行くと距離が行きますね。

64.7kmという航行距離だけでなく、平均速度も7km/hといつもの倍くらいでした。

燃料も17、8リットルは使ったのではないかと思います。

これに見合う釣果は…、

いや、燃料の使い方を間違っていたかもしれません。

参考までにこの日のログです。

同じような動きをした日があったような気がして調べてみたら、

2019年5月5日にほぼ同じパターンで移動していました。

学習していませんね。

 

反省点… 

青物狙うなら朝まづめは外さない!

鳥山を見つけたらとにかく追いかけてみる!(少しはやったんですけどね)

新タックルの取説はちゃんと読んで準備完了を確認する!(読むは読んだんだけど…)

 

外房のゲレンデは6月20日が最終日で、その後は夏休みに入ります。

とは言え、付近の海水浴場は今年も全滅のようですが。

6月19日土曜日は禁漁日。

20日の日曜日の天気が心配ですね。

雨降りそうならその前に休んで平日釣行か??

 

追記:

落水したPALM SIDE PLATEを注文したのですが、

残念ながらメーカー在庫が欠品中でした。

海外メーカーの泣き所で、入荷までに3カ月はかかるそうです。

仕方ないですが、残念です…。

 

それではまた おやすみなさい

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新アイテム、ライトジギングタックル紹介

2021年06月13日 | 釣り道具

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

これは備忘録です。

いつ買ったのかを忘れた時の思い出せるように、自分用の記録です。

釣行記ではありませんのであしからず。

ちなみに釣行記は15日の深夜0時に更新予定です。

 

外房オフシーズンが近づいてきて、ふと思ったのが、

「ライトタックルが無いなあ」

という事。

具体的には、内房でシーバスやタチウオ、真鯛などを狙いたくても、

ぐっちゃんのタックルのほとんどは外房青物に特化しているため、

ちょっとヘビーなんですね。

そこで、ライトジギングタックルを揃えようと思いました。

実はライトジギングロッド1本持っていたのですが、

なぜか物置に置いておいたら穂先が折れていたんです(涙)

 

いろいろ検討した結果、

スピニングタックルとベイトタックル、両方欲しいと思いました。

早速スピニングロッドを注文したら、在庫切れで配送日未定。

で、ベイトタックルの方が先に揃いました。

 

Abu GarciaのSALTY STAGE KR-X Light Jigging SXLC-632-150-KR、

同シリーズのライトジギングタックルでは一番重いルアーが使えるタイプです。

 

 

MaxPE1.5号、ルアー150gで中型なら青物でもなんとかなるパワーの持ち主です。

 

リールはAbu GarciaのSALTY STAGE Concept-Free-L。

はじめてAbu Garciaのリールを買いました。

 

 

スプールとハンドルが2つずつ付いていて、

PE1.0号とPE1.5号を使い分けられます。

ハンドルはシングルとダブル。

説明書にはキャストするならダブルハンドルで、とありましたが、

ぐっちゃんはシングルハンドルの方が慣れているので、

シングルの方で投げちゃう予定。

 

このロッドは前から気に入って狙っていたもので、

リールはロッドに合わせた感じですね。

 

タイラバやインチクなら外房でも使えるので、

早速海に持ち込みます、というかもう持ち込みました。

そして悲劇が起きます。

それは…。

釣行記でお楽しみください。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年の紫陽花たち

2021年06月09日 | まち歩き

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

東海地方以西が5月上旬に梅雨入りして、

関東地方もいつ梅雨入りしてもおかしくない状態が続きましたが、

なぜか取り残されたまま平年の梅雨入り時期を迎えました。

 

なかなか降らない雨を待ちきれず、

今年も紫陽花の花があちこちで咲いています。

今回は今年の紫陽花の写真を一気にアップしてみます。

なお、ほとんどがこゆきとの散歩途中で撮影した写真で、

我が家から半径2km以内という感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

紫陽花というと、ブルーとピンクのモフモフのイメージでしたが、

こうやって見るといろいろな形と色があって楽しいですね。

我が家の周りには、庭木に紫陽花を植えている人が多いように思います。

本当にたくさんの紫陽花を見ることができます。

 

現在は紫陽花に天気が追いついていない状態ですが、

間もなく紫陽花にふさわしい雨の季節になるでしょう。

伸ばし伸ばし来ましたが、

来週早々にはついに梅雨入りしそうです。

 

梅雨と言っても合間に曇りや晴れに日もあるわけで、

出航可能な日が雨と重ならなければボートを出せる可能性はありますから、

気長に紫陽花を眺めながら待つことにします。

とは言え、週末があと2回しかないんですけどね(笑)

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の天候は…

2021年06月05日 | 天気・海況予報

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

早くも6月になってしまいました。

外房が夏のシーズンオフになるまでそれほど日にちがありません。

残されたチャンスはわずかなのですが、

さて、今週末の天候はどうでしょうか?

 

5日は第一土曜日なので禁漁日です。

チャンスは6日の日曜日のみですが…、

天気図だと梅雨前線が本州の南にあり、低気圧が迫っています。

等圧線が南北ではなく東西になっています。

この天気図からは、風はそれほど強く吹かないだろうと予想されますが、

当然かなりの確率で雨が降るでしょう。

 

Yahoo!天気予報によると、

6日9:00の波予報です。

波はそこそこ立つ予報になっています。

 

風は前線と低気圧の位置から目まぐるしく変化する感じでしょうか。

この予報では南西からそこそこの強さの風が吹くことになっています。

 

SCW天気予報を見てみましょう。

出航時間である朝の5:00頃は南西の風がけっこう強く吹いています。

これは波もかなりあるでしょう。

 

10:00になると一時的に風が無くなると思われます。

ちなみに午後になるとまた風が強く吹き出します。

 

最後に雨の予報ですが、

風が落ちる10:00頃には、しっかりと雨が降りそうです。

午後は低気圧が通過する関係で、雨は徐々に強くなる予報ですね。

 

最後に海快晴の予報です。

海快晴は風が強く波が小さく表示される傾向があります。

この予報から読み解けるのは、

風は大丈夫だけど波はがっつりありそう、

しかもけっこうな雨がふる、という感じですかね。

 

雨、風、波を考えると、3重苦ではないでしょうが、2重苦くらいかな。

特に波予報が気になります。

もちろん雨も嫌ですけどね。

というわけで、今週はおそらく釣りには行きません。

 

さすがにそろそろ梅雨入りもするでしょうし、

残る週末は2つ有るか無いかなので、

何とかもう1回は浮きたいですね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長時間勝負ゆえのゆっくり釣行

2021年06月01日 | NEO390 釣行記

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

5月30日日曜日、外房に釣行しました。

前回に引き続いて同行者は相棒I君。

潮位の関係で10:00~16:00くらいはボートが上げにくいため、

いつものように朝まづめから勝負するのではなく、

8:00出航を目標にゆっくりスタートしました。

明るくなってから出発するのはとても違和感がありますが、

5:30にI君を迎えに行って、

6:00少し前に出発です。

 

ゆっくり出かけたのにはもう一つ理由があります。

前日まで吹き荒れた強風の影響で、

朝早い時間は波やうねりが大きくて釣り辛いと判断したからです。

 

現地に着くと、ツッシーさん、NEO450新艇さんなど数艇が出航済み。

ちょうどライジンさんが準備を終えたところだったので話しかけると、

10:00までの短時間勝負だそうです。

こちらは17:00近くまでの長時間勝負予定。

早々に準備を終えて、悩んだのは何を着るかでした。

昼は25度を超える夏日予報で、

この時点でも出航場所は半袖でOKと言いう感じでした。

一応、Tシャツにレインウェアの上だけ羽織って出航しました。

 

快晴かと思いきやけっこう雲があります。

予想通り波やうねりが残っていて、風は微風なのに海面は騒がしい感じ。

潮は緩やかに西から東に流れる真潮です。

経験上、この条件はトップのキャスティングにチャンスあり。

最初は西に移動してキャスティングを試しました。

ちなみに海水温は18℃台。

最近にしてはかなりしっかり投げ続けましたが、

残念ながらヒラマサからの反応はありませんでした。

 

今度は少し移動して西のジギングの実績場へ。

場所によってはご覧のような魚探反応があります。

 

近くには遊漁船。

真鯛釣りかな?

 

2ヶ所ほど試しましたが、反応の割には魚信はありません。

I君がバウでジギング頑張ってくれているので、

ぐっちゃんはちょっとテンヤに浮気。

 

1投目にカサゴ。

 

2投目はアカハタ。

 

青物はお留守ですが、根魚の活性は高そうです。

小さいものや、

ベラ君は釣り上げ即リリース。

ほぼ、エビの数と同じだけ釣果がある入れ食い状態でした。

 

ある程度生簀に魚が溜まったところでジギングに戻りますが、

やっぱり青物の反応はありません。

ここで西エリアを諦め、いつものジギングポイントに移動しました。

 

ジギングポイントでは朝から頑張っているツッシーさんがいました。

予想通り朝はうねりが凄くて船酔いしたそうです。

彼も青物の釣果はないとのこと。

うーん、ベストシーズンのはずなんですけどね。

朝まづめを外したことがマイナスでもなさそうですし。

 

相変わらずの「釣れない反応」にわずかに期待しながら、

しゃくり続けますが全然釣れません。

 

爆睡王子の別名を持つI君、今回は気合入っています。

一度も寝ません。

彼は、過去最高に長時間しゃくり続けたと思います。

 

一方ぐっちゃんは、やっぱりジギングに飽きてまたまたテンヤに浮気。

順調にカサゴなどを釣り上げますが、

ここで明らかに根魚ではない引き。

「なんんだこれ?根魚じゃないな、真鯛でもなさそうだし…」

根魚に比べ明らかに引きが強く、しかも持続していたので???だったのですが、

あがってきたのは、

なんと「オジサン」でした。

こんなところで釣れるとは…。

地球温暖化を感じずにはいられない1尾でした。

 

このあと急に風が強くなって、

肌寒く感じるようになりました。

Tシャツで釣りしていたぐっちゃんとI君、

ここでレインウェアに助けられました。

出航直後着てきたことを後悔しましたが、

結果的に思ったほど気温は上がらず、

レインウェアを持ち込んだのは正解でした。

 

この後もジギングに反応が無い時間が続き、

時間は早くも14:00過ぎ。

すでに6時間投げ&しゃくり続けているI君は疲労気味です。

少し移動して、青物の通り道と思われるポイントを攻めてみましょう。

そう、こんな感じで上層に魚探反応が出るポイントです。

ぐっちゃんの作戦がハマったかと思いましたが、

この反応でも青物は我々のジグに見向いてくれませんでした。

 

わずかに残っていたエビを使ってまたしてもテンヤ遊び。

そしてこの日一番のアタリと引き。

あがってきた魚体は赤くはありませんでした。

おお、マハタです。

これは嬉しい!

めったにやらない根魚でブツ持ち写真撮影です。

大きそうに見えますが大したことなくて35cmくらいです。

 

生簀は過密状態です。

半分くらいはリリースしているんですけどね。

 

もう一度ジギングポイントに戻ってジギングをしましたが、

残念ながらノーバイトで終了です。

16:20ストップフィッシング。

 

距離はそこそこですが、十分時間を使いました。

 

13,4リットルは使ったのではないでしょうか?

気温は上がりませんでしたし、快晴というよりは薄曇りの空でしたが、

紫外線はけっこう強かったようで、

日焼け止めしていたにもかかわらず、顔や手の甲がひりひりする程度に日焼けしました。

この季節の紫外線は半端ないですね。

 

正直、2人で行って何本獲れるかな、くらいの皮算用をしていたのですが、

まさかの青物ボウズに終わりました。

根魚の釣れっぷりから活性が低いというよりも、

回遊してくる青物が少なかったと考えるべきでしょう。

うーん、やっぱり釣りは難しいです。

 

 

とりあえず外房の美味い根魚3選、いただきます。

もったいないと言われるかもしれませんが、

マハタも煮魚にする予定。

マハタの煮魚、キンメダイも真っ青なくらい激ウマなんですよ(笑)

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする