現在のGucchan号は、3代目、Prado-Gucchan号ということになっています。
1代目はゴムボートのジョイクラフトJEX325、
2代目はトレーラブルボートのNEO390、
そして現在のプラドですね。
ぐっちゃんがプラドを買ったのは2018年6月、まもなく7年になります。
あの納車の時のわくわく感は忘れられません。
今は車の値段が馬鹿みたいに上がってしまったので感覚がマヒしていますが、
このころは「ずいぶん思い切って」買った記憶があります。
この車を選んだのは、いくつか理由がありますが、
最大の理由は「トレーラブルボートを牽引する」ことでした。
このプラドにディーゼルエンジンが復活した時に、
次はこれにしよう、と決めました。
トレーラブルボートの牽引車としてはベストのチョイスだと思いますね。
ボートを売却した2024年4月まで、
牽引車として非常にたくましい存在でした。
最新のショットをいくつか載せます。
フロント、
ナナメ前方からのこの姿が一番のお気に入りです。
サイド、
リア。
全長:4,825mm · 全幅:1,885mm · 全高:1,835mm · ホイールベース:2,790mm · 最小回転半径:5.8m。
2.8リットルディーゼルターボエンジン、7人乗り仕様のTXグレードです。
ランドクルーザー200や300と比べると少し小さいのですが、
日本の道路では堂々とした大型車です。
でも、見切りが良くてとても運転しやすい車です。
奈良県に引っ越して、
和歌山県の海、琵琶湖、そして各地の神社仏閣へ、
また日常の足として、
これまで以上の距離を走っています。
7年弱で走った距離は113000km!
でもどこも悪くありませんし、
新車とは言いませんが、
走行距離を見なければ1~2年前の車と言われても違和感ありません。
現在ランドクルーザプラドは廃盤となり、
ランドクルーザー250という後継が売られています。
大人気で納車待ちがすごいことになっていて、
プレミアム価格がついた時期もありましたが、
サイズは上位の300と同等になり、
価格もエンジンが変わっていないにも関わらず200万円ほどアップしました。
改めてプラドのサイズ感と取り回しの良さ、
そして今思うとコストパフォーマンスの高さを実感しています。
一方でトレーラブル牽引車として最高の車であったプラドは、
ボートを売却し奈良に引っ越したぐっちゃんにとっては、
必ずしもベストな車とは言いにくくなっています。
このところの奈良盆地は大変冷え込みますが、
プラドのボンネットに無数の氷。
実はプラドは、肉厚なディーゼルエンジンのせいもあって、
エンジンが温まるのに時間がかかり、
暖房の利きがとても遅いんです(時間が経てばよく利きます)。
暖機運転を20分しても温風が出てこないほど。
上の写真は氷をつけたまま30分ほど走った後ですが、
全く解けていません。
暖まるのが遅いのか、断熱効果が高いのか、まあ、両方ですね。
奈良県に移ってからは山道と高速道路走行が多くなっていますが、
プラドは車重とエンジンが実に微妙なバランスで設計されており、
普段使いではほとんど不満がなく、
オンロードもオフロードもどんとこい!なのですが、
山道のオンロードや120km走行可能な高速道路では、
その想定から逸脱するケースも見られます。
正直、ワインディングロードなどは苦手な部類です。
独り暮らしですし、このサイズもちょっとオーバースペックかな。
とはいえ、不満点は「探せば見つかる」レベルであり、
基本的には心から気に入っている車なんです。
7年110000kmオーバーをどう見るか。
ランクルの10万キロは慣らし運転が終わったころだという意見もありますが、
まもなく3回目の車検ですし、
そろそろ次の車(Next Gucchan号)を考えてもいいかな、と、
少し前から考えていました。
買ったときは、これが人生最後の車になるかも、くらいに思っていたし、
乗り換えるなら次もプラド、などと公言していたのですが、
何しろもうプラドの新車は買えません。
なんとなくMoTAでこのプラドを査定してみたところ、
「なんじゃそりゃ!」
というくらいの高額査定が相次ぎ、目玉飛び出ました!
プラドリセール最強!を再認識しました。
すでにプラドは新車が買えなくなっていて、
250や300も高額なうえに受注中止になっているし、
なにより、プラドの唯一無二のナイスサイズとルックス、
そしてオンロードもオフロードも快適ですから、
ここにきて人気が衰え知らずということでしょう。
というわけで、
1)今の生活にもう少しマッチした車
2)ラダーフレーム車は堪能したので、次は自分にとって未知の車
3)人生の終盤に入っているので、今でないと買えない車
そんな車に乗り換えようかな、と思っています。
本当は乗り換えじゃなくて、追加購入でプラドも残し、がベストなんですけどね…。
そんな余裕も置き場所もありませんので…。
なぜここでプラドネタ?と思われた方も見えるでしょうが、
自分なりにプラドを振り返って改めてその良さを再認識したかったということです。
まだもう少しプラドを乗り続けますが、
次の4代目も楽しみにしていただければと思います。
なんとなく、将来愛車歴を振り返ったら、
プラドがベストだったと言っていそうな気がしますね。
それではまた おやすみなさい