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11月1日日曜日、外房に浮いてきました。
10月31日~11月3日の中で、一番天候が安定していると判断しての出航です。
今回は久しぶりにI君を誘いました。
彼は1月以来の参戦、釣り自体もずいぶん久しぶりだそうです。
道中、山間部の外気温は4℃でした。
いよいよ冬が近づいていますね。
ちなみに出航場所の気温は10℃でしたよ。
10月31日が強風でボートを出しづらかったことで、
この日に参戦者が集中しました。
ステキチさん、JBB280さん、エクスプローラーさん、saiさんにスプラッシュさん、
NEOタダノさんに超久しぶりのアルミボート夫妻さん、たーさん&ミーサンは久々のゴムボートで参戦、その他もろもろ…
140馬力船外機を積んだ20フィートサイズのボートも来ていましたね。
出航は日の出とほぼ同時。
6:00頃です。
海の様子はごらんの通りで、北風で結構波立っています。
またしても前週と同じようにびしょ濡れ覚悟かと思いましたが、
風向きと潮流の関係で、意外にスプレーは浴びませんでした。
この日は前週と正反対で真潮でした。
西から東に向かって流れます。
この方向に流れるときは、けっこう潮が早くなります。
風は北東から南西へ、潮は南西から北東へと真逆でぶつかり合う形。
ボートはというと潮に乗って西から東に流されます。
風も体感で5m/sくらいは吹いているのですが、
完全に潮流が風&波に勝っていました。
経験上、真潮の時は変なチャレンジをしないで
オーソドックスに攻める方が好結果につながります。
ジギングポイントへの途中で少しキャスティングを試しましたが不発でした。
前週好調だったと聞いた根回りでジギングを試します。
まずまずベイトはいそうですね。
水深30mくらいのポイントで、半分くらいまでしゃくったところで、
魚探の写真を撮ろうとしゃくりを止めました。
ところがそこで、
「ググンッ」
とアタリ。
ちゃんとフィッキングしましたが、
「小さい!」
元気に泳ぎ回りますが、ぜんぜんパワーがありません。
プルプル振動しています。
「これはバーサーかな?」
などと言いながらゴリ巻きし、上げてみると、
30cmほどのスマガツオでした。
本ガツオよりも美味いとも言われているスマガツオですが、
あまりに小さいのでリリースすることに。
その後も、
スレがかりも含めスマ3連発、オールリリースです。
この時は、スマガツオはいくらでも釣れるんじゃないかと思っていました。
しかし、相棒I君は無音。
彼にはスマガツオが来ません。
潮流によってボートは東にどんどん流されます。
風に向かって行く形です。
ボートをポイントに入れ直すとき、風上から風下に移動することになります。
これがありがたい。
波にぶつかることなく、
波が後ろから押してくれる形になりますので、
風が強くてもスプレーを浴びなくて済むのです。
徐々に沖に移動しながらジギングポイントを目指します。
ここまで来るとけっこう波が大きいですね。
こんな感じの青物上等の反応が、深くなるにつれて強く出ます。
具体的には20mより深いところにくまなくベイトがいる感じ。
水深60m近くまで行くとこんな感じで、一面ベイトだらけという反応です。
しばらく頑張ったのですが、魚っ気はあるのにアタリ無し。
どうもまだスイッチが入っていないようです。
ここでぐっちゃん、スマホを車に置き忘れたことに気づきました。
実はアルミボート夫妻にお願いごとをしていたのですが、
スマホがないと連絡が取れません。
一旦スマホを取りに戻ります。
よく見ると潮が凄く澄んでいます。
真潮の時は澄み潮になりやすいですね。
沖に行くと波立っていてわかりにくいですが、
きっと沖も同じでしょう。
スマホを持って出航しようとしたところでアルミボート旦那さんから電話。
ナイスタイミングでした。
アルミボート夫妻はヒラメ銀座にいるというので、
一度ヒラメ銀座に寄って、その後再び沖を目指します。
I君、気合が入っています。
いつもと違ってほとんど寝ません。
久しぶりの釣りで、まだ獲物なしですからね。
水温は22.8℃とけっこう高め。
潮流が強くて3km/hほどで風上に向かってボートが流されます。
風が無ければ5km/hくらいで流されるのではないでしょうか。
ジグは潮の影響だけを受けるので、ボートより先に流されていきます。
ラインがけっこう斜めに入っていきますね。
「きたっ!」
I君が発した一言です。
ついにI君にヒット。
「でも、中層じゃなったですよ。スマなんですかね?」
底近くでヒットしたそう。
ファイトする様子も少し違います。
明らかにスマよりもパワーがある感じ。
ありゃ、ショゴでした。
なるほど、底近くで当たるわけですね。
ナイスです。
まだショゴがいるのなら、サイズ的にもショゴ>スマでしょ。
ぐっちゃんも底近くを強く意識してしゃくりますが、なかなかアタリが来ません。
前週同様、時合いが来てショゴ入れ食い、を予想したのですが、
思うように行きませんね。
この日ははっきりとした時合いが無くて、
ある程度ポツポツと拾い釣りをするような感じでした。
それでもしばらくして、ぐっちゃんにも底の方でアタリがありました。
「よしっ、きたーっ」
ファイトを開始すると、想定よりも少しパワーがある感じ。
首振りもショゴにしては大きいです。
「タモ要りますか?」
「お願い」
それほど大きくはないでしょうが、ブリ上げするのは気が引けるサイズ感です。
おやおや、
サンパクサイズですがワラサじゃないですか。
さらに30分ほど経ったところで、
「クオンッ」
とアタリ。
「おりゃーっ」とアワセてフッキングしたと思ったのですが、
直後に抜けた感じが…。
「あー、いいアタリだったのに…」
と言いながらもうひとしゃくりふたしゃくり入れると、
そこから、
「ググーーーン」
と魚の感触が。
やっぱりフッキングしていたんです。
底近くでアワセたので、魚がビックリして上に向かって泳いだんでしょうね。
ワラサ追加。
このワラサ、ちょっとヒラマサっぽくてハイブリッドかもしれません。
捌いてみたら、1匹目とは明らかに肉色が違っていて、
1匹目が赤っぽく、これは白っぽかったので、
ヒラマサに近い肉質だったと思います。
味の確認はこゆきの担当ですが(笑)
しばらくして今度はI君にヒット。
これは70cmくらいありました。
3kgは軽くオーバーしているでしょう。
お土産としては十分な量を確保できました。
あれ、一番下に大きな茶色い平べったいのがいますね。
そう、これがアルミボート夫妻に頼んでいた獲物です。
60cmの天然ヒラメ。
顔が一番右に出ているのがハイブリッドっぽいワラサです。
帰り際に、
もうひとつスマガツオをゲット。
今までよりは少し大きいのと、味の確認をしたかったのでこれも持ち帰りました。
刺身で3切れ程食べてみましたが、やっぱり美味しかったですよ。
小さくても侮れません。
東や西にほとんど移動しなかったのですが、けっこう距離が出ました。
これは、潮流によってボートが大きく流されて、
何度も何度もポイントを入れ直したためです。
流される速度が速く距離が長いので、入れ直すときもけっこう走ります。
12リットルの予備タンクでスタートしましたが、
その予備タンクをほぼ使い切りました。
あと30分延長していたらガス欠していたでしょう。
Go To トラベルの影響か帰り道はいつも以上に渋滞していました。
コンビニの駐車場で仮眠したのもありますが、
帰路は4時間ほどかかりましたね。
さすがに疲れました。
釣果が不満だったら3日もチャレンジしようかと思っていましたが、
天気も悪そうだし、(こゆきへの)お土産も十分あるので、
今週はこれで良しとします。
それではまた おやすみなさい
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