進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

1年ぶりのメバリング!爆風で大苦戦(汗)

2015年03月29日 | アジング/メバリング

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今週は悩んだ末ボート釣りは断念しました。

上が3月28日土曜日、下が3月29日日曜日の風予報です。

風の強さはともかく、南西の風ですね。

土曜日はかなりの強風が予想されます。

また、南風は予報が外れて強く吹く事もありますし、そうなったらボートどころじゃありません。

日曜日のほうが穏やかそうですが、昼ころから雨が降ってくる予報でした。

 

で、考えた末、南風なら内房鉄板ポイントで釣りができるという理由から、

土曜日の夕方から約1年ぶりの内房メバリングに出かけました。

昨年のメバリング記事①「メバル祭り」はこちらから。

昨年のメバリング記事②はこちらから。

 

出発時に車で外気温を確認すると19℃。

少し動くと汗ばむような気温です。

でも、夜の海は寒いかも、という事で、念のため薄手のダウンジャケットも持参しました。

結果的にはこれが大正解でした。

 

桜の季節だからか、今週末はあちこちの道路が大混雑。

夕方に房総半島の先端方向に進むので、観光客とは反対方向に進んでいるはずですが、

想定外の渋滞に悩まされました。

 

現地に着くと・・・、

爆風!

なんじゃ、こりゃ、という風です。

背中から3~4m/sの風がキャストをフォローしてくれる計画でしたが、

実際の風は体感10m/sはあろうかという、強烈なものでした。

普段は穏やかな湾内でもこんな感じです。

とりあえず、どんどん南下します。

素晴らしい夕日です。

ただし、海は荒れていますし、写真ではわかりませんが立っているだけでつらいくらいの暴風です。

 

 

夕まづめはここでやろうかなー、と考えていた某漁港へ到着。

素晴らしい日の入りですが海はごらんおとおり。ババ荒れですね。

よーく見ると右のほうに富士山のシルエットが見えます。

いやー、心洗われますねー。

なんて言っている場合ではありません。

何とか風を背中から受けるポイントを探してメバリングをはじめましたが、

ロッドを風が叩く感じで、どうにも釣りになりません。

PE0.3号の細いラインでも、風のせいで飛んでいくジグヘッドの方向が変わってしまうほど。

「これは厳しい釣りになるなあ・・・」

 

早々にこのポイントを諦め、例によって徐々に北上します。

しかし・・・、どの漁港も風をよけられるわけでなく・・・、

南西の風ですから西向きに海岸が開けている内房では、最も波が大きくなる風向きです。

 

日没後早い時間に実績がある某漁港の某堤防で、

風を背中に堤防沿いを探りました。

今日はいつもの月下美人MXAjing74UL+カルディア2004は遠投用、

月下美人INF68-T+バイオマスターMg2000PSGをジグヘッド単体用にセットしてありましたので、

堤防沿いは月下美人INFのほうで探ります。

「ブルルルッッ」

五感がしびれるような心地良いアタリが出ました。

リールを強く半回転させて合わせる、

「リール合わせ」がメバリングやアジングでのグッチャンの基本です。

うまくフッキングしました。

「おー、よく引く!」 

 

わずかな時間ですが、気持ち良くやり取りをして、あがってきたのは、

内房では立派な部類に入る22cmのメバルです。

しかも、月下美人INF+バイオで魚を釣ったのは超久しぶりです。

とりあえずこれでボウズは免れました。

やっぱりメバルのアタリと引きはいいですね~。1年ぶりに堪能しました。

 

しかし、その後が続かず。

この場所で釣り始めたときはまだうっすらと空に明かりが残っていましたが、

あっという間に真っ暗になりました。

こうなると常夜灯もないこのポイントはちょっと厳しくなります。

 

結局、いつもの本命ポイントに移動しました。

外気温は、

15℃です。気温はすっかり「春」ですね。

しかし、相変わらず爆風が吹いています。

体感温度は実際の気温より10℃くらい低いのでは?

あまりの寒さに、ウインドブレーカーだけでは耐えられなくなり、ダウンジャケットを着込みました。

 

こちらは遠投必須のポイントなので、月下美人MXAjing74のほうで探ります。

一度はっきりしたアタリがあり、フッキングしたものの、

引き寄せて魚を引き抜こうと力を入れたところであえなくフックアウト。

このバラシは痛かったです。けっこうでかかったので・・・。

 

あまりに風が強く釣り辛いのと、この日の潮回りからチャンスはPM10:00くらいだと思っていたので、

ここで一旦休憩。

ファミレスまで移動して独り夕食を摂りました。

少しゆっくりして、しっかり暖をとって、再びアジングに出発!

  

 

そいいえば、エスティマの室内灯ですが、前からLED灯に交換していたのですが、

このたび、ネットで購入したさらに明るいLEDに再交換しました。

これは超明るい!

ゴムボート釣りよりもアジングやメバリングで有効ですね。

ヘッドライトがなくても室内灯だけでラインシステムを結びなおす事ができます。

この日は爆風だったので、車外でラインを結ぶなどの作業ができなかったのですが、

スライドドアを開ければ、ヘッドライトなしでも車内で作業ができる点はいいですね。

 

で、本命の時間であるPM10:00にメバリング再開。

風は・・・、全く収まっていません。

外気温は相変わらず15℃ありますが、爆風のためすぐに体が冷えてしまいます。

 

1時間ほど頑張って、1度かけたものの、前と同じように引き抜こうとしてバラシ。

次のアタリでようやく、

2匹目ゲット。

この日かけた中では一番小さいメバルでした。だから抜きあげられたのかな?

17cmでした。

結局、この日はこの2匹目を釣り上げたところで納竿としました。

 

高速を使わず、下道で帰路へ。

もちろん渋滞はとっくに解消していましたが、それでもかなり時間がかかりました。

深夜のAM1:00ころに帰宅。

メバルの処理をして、風呂に入って爆睡です。

 

考えてみればずいぶん久しぶりの「ゴムボート釣り」以外の釣りネタですね。

やっぱり陸っぱりも楽しいですよね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

 

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春シーズン開幕か! ヒラマサ釣りの極意とは?

2015年03月23日 | ゴムボートJEX325 釣行記

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題名とは全く関係ありませんが、3月21日は我が愛妻の誕生日でした。

ぐっちゃんが奥さんに贈った誕生日プレゼントは…、

ワゴンR 20周年記念車です。

新車じゃありません。もう記念車は売っていませんので・・・。

登録済み未使用車(新古車)というやつですね。

新車同様の保証がついて、豪華装備てんこ盛り、安全装備フル装着の20周年記念車を、

超お買い得価格でゲットです。

 

もともとの我が家の愛車エスティマは、間もなく9歳を迎えます。

走行距離14万キロ。

このブログでも紹介しているように、ちょくちょくトラブルが発生するようになりました。

駅や学習塾への送り迎えも、ちょっとした買い物も全部エスティマで頑張ってきましたが、

3.5リットル280psの重量級ハイオク専用車は、街乗り燃費が約5km。

高速は10kmくらい行くんですけどね。

で、近場のチョイ乗り用として、リッター30kmのワゴンRをスカウトしたというわけ。

間もなく長女も運転免許を取得するので、奥さん&長女の足になる予定です。

ちょっと運転してみましたが、これいいですよ。

高速や登坂路では物足りないかもしれませんが、街乗りはすっごく快適で、

軽自動車もここまで来たか~、って感じです。

エスティマはめでたく、釣りおよび旅行・帰省専用車となります

いままで、家族の用事があると車がなくて釣りに行けませんでしたが、

これでいつでもOKになりました(結局それがポイントかい!って話ですね・笑

 

あ、これはいつもの衝動買いではありませんよ。

今の家に移るとき、車が2台置けることを条件に探したくらいですから…。

ただ、引越しでお金を使いすぎて車まで手が回らなかったため、今まで買いませんでした。

長女が教習所に通い始めたのと、たまたまアブク銭が手元に入ったので、

一大決心して奥さんにプレゼントという名目で買ったというわけです。

 

 

さて、やっと釣りの話です。

3月22日の日曜日、先週に引き続き外房に行ってまいりました。

先週は強風と低水温でぼろぼろでしたが、

この日は上天気の予報です。

正確には、雨や強風の予報が前日に上方修正され、一夜にして釣り日和に・・・(笑)

けっこう早く家を出て、AM4:20に現地入りしたのですが

既にたーさん&ミーサン、ビル・ジャックさんが到着して準備を進めていました。

日の出はAM5:38。

FRPボートのタダノさん、この場所ではお初のステキチさんも登場。

ステキチさんのブログはこちらから。

すっかり明るくなったAM6:00ころ、皆さんを見送った後にしんがりで出航~!

 

本日はなんとしてもMCワークスNB583SSに入魂したい!

よって朝一はジギングで勝負です。

ちなみに先週ぐっちゃんにそそのかされたビル・ジャックさんは、

MCワークスNB583SS・SPモデルレッドバージョンのデビュー戦。

ちなみにぐっちゃんはブルーバージョンなので、別の色にしてもらいました(笑)

 

沖のポイントに着くと、すっかり日が昇っています。

海況はご覧のとおり。

微風、べた凪。

大潮なのに潮がほとんど動かないような、釣りやすいけど釣れるのか?っていう状態でした。

 

上層部、ボトムともにけっこうベイト反応があります。

ジグを落とすと、いい感じでジグに潮が当たっていかにも釣れそうな感じ。

水温は16.6℃でした。

先週は12.7℃でしたから、1週間で4度も上昇したことになります。

これで、ベイト反応が割れて、青物反応が出れば必勝パターンなのですが、

朝まづめゴールデンタイムをフルにジギングに提供したにもかかわらず、ノーバイトでした。

 

AM7:30ころ、ジギングをいったん諦めてシャローへキャスティングをするため移動。

30分ほど頑張りましたが、シャローは潮が全く動かず、

水面に藻が浮いて、トッププラグを扱いにくくて仕方ありません。

ここは一旦、撤収か?

海面は相変わらずの超べた凪。これならどんな沖にも、どんな遠くへも行けちゃうんじゃないの?って感じです。

実際には規制がありますから限界がありますけどね。

 

ちょっと冒険がしたくなりました。

今まで行ったことがない遠方まで遠征してみます。

はるか彼方の遊漁船が固まっているポイントに割って入ってみると、電動リールで鯛釣りをしています。

水深は…、110m!

海溝が湾の入り江近くまで入り込んでいる唯一のポイントで、

遊漁船の数から見て相当な有名ポイントだと思われます。

ちょっとタイラバでも…と思いましたが、水深100m以上を手動リールで釣りするのは超大変。

ちょっと見学させてもらい、あまり釣れてなさそうだったので、またいつものエリアに戻りました。

 

帰ってみると少し潮が動き出していて、たくさん浮いていた藻もなくなっています。

キャスティングを再開します。

一箇所目、反応なし。

二箇所目、微風、波もほとんどないのに、海面が少々ざわついています。

でも、反応がありません。

ただ、ここは少し粘る価値があると思いました。

海況がよいのに加え、実績が高い下げ止まり前の時間帯にかかってきています。

 

「ブォッコォゥッッッ!」

突然出ました。

時間はAM10:00ちょっと過ぎたあたり。

ほぼ半身が全部見え、黄色い体側のラインがはっきりわかりました!

「よっしゃー、ヒラマサ!」

ここで反射的に合わせると、けっこうすっぽ抜けます。

一旦呼吸をおいて、手元に少し重みがかかったタイミングで、

「エイ、エイ、エイィィ!」

3度繰り返しての大合わせ!

がっしりフッキングし、直後にいつもの豪快なパワーが全身を襲います。

腰をボートの底に落とし、ヒラマサ特有のパワーに耐えます。

かけたのはプラグの着水点からかなり手前に戻した場所、ボートから20mくらいでしょうか。

水深は約10m。

ラインを出せる水深ではありませんが、メンテしたせいでいつもよりドラグは緩めでした。

「ジジジジジィ・・・・」

「やばい!」

徐々にドラグを締めこんで、パワー勝負に持ち込みます。

確かによく引きますが、それはラインが20mしか残っていないからでしょう。

強引に巻き上げてくると、その姿が見えました。

今度はボートの下を右へ左へと泳ぎまわります。

「うーん、まずまずのサイズかな?」

水面まで引き上げるとさすがに観念したのか、簡単にネットインしました。

このあたりはデカマサとは違いますね。

別注平政190Fと比較してください。

82cm、5.3kgでした。

秋~冬シーズンのレギュラーサイズですね。

これは春マサではなく越冬の居着きヒラマサなのかもしれません。

 

実に2ヵ月半ぶりのヒラマサなので、しっかり血抜きしてお持ち帰りします。

 

皆さんに「釣れたよー」とメールして、キャスティングを再開。

残念ながら潮止まり前から本当の潮止まりになってしまい、次が続きませんでした。

 

30分ほどで再びジギングポイントに移動。

やっぱり583SSに入魂したいので、ここからはジギング道に邁進します。

AM12:00、心が折れました。

しゃくりすぎて両腕が痛いくらいです。

クーラーボックスにはお土産が既にありますので、ここでストップフィッシング。

12:30ころに沖上がりしました。

 

出航場所の手前で、小さな漁船で2人の男が手で水をかき港に戻ろうとしています。

近づいてみるとぐっちゃんに気づいた2人が、

「おーい、引いていってくれー!」

「あれ?どうしたの?」

よく見ると、漁師のおじさんと駐車場管理のおじさんでした。

「ガソリンタンクに穴が開いていて、ガス欠しちまった」

「OK、曳航するよ、ロープ投げて」

 

というわけで、17フィートくらいの小さな漁船ですが、

腕にロープを巻きつけて力技で曳航してあげました。

小さな漁船でもけっこう重いですね。

ちょっとパワーを要しました(笑)

駐車場のおじさんから、お礼に大量のひじきをもらいました。なんか得した気分♪

 

駐車場に戻ったところでビル・ジャックさんに写真を撮ってもらいました。

春シーズン1本目ですからね。

内寸60cmのクーラーでは相変わらず尻尾がひん曲がります。

蓋から尾の先がはみ出ます。

 

遠征もしたので、時間の割りにけっこうな距離を走行しました。

43kmオーバーは記録だと思います。

最高速度はちょっと眉唾な数字ですね。たぶん無風でボートが流れなくなったときに誤動作したものでしょう。

実際には28kmくらいが最高速だったと思います。

半日で半分くらいしかガソリンが減らないのが普通ですが、

この日は3分の2位使いました。約8リットルですね。

よく走りました。

 

 

我が家のシンクはけっこうなサイズがあるのですが、82cmのヒラマサを入れるとこんな感じです。

出刃包丁が小さく見えます。

 

そういえば、ステキチさんが出航場所で、

「ぐっちゃんを見てヒラマサ釣りの極意がわかりました!」

って言ってきました。

なになに?そんなのあるなら、ぐっちゃんも知りたいです!

それは・・・、

「釣れるまで諦めないこと!」

うーん、正解です。

 

特にキャスティングは魚探の反応も全く関係なく、ひたすら投げ続ける必要があります。

体力も使います。

絶対に釣れるという確信がないと、すぐに心が折れるんです。

キャスティングタックル1本しか持ち込まない日野さんは、ある意味究極の諦めの悪さを持っています。

もちろん、テクニックやタックルもあるんでしょうけど、

僕が誰かにコツを聞かれたら、ステキチさんと全く同じことを言うと思います。

 

春シーズン開幕かと題に書きましたが、本文中にもあるように、越年居着きヒラマサが釣れただけかもしれません。

本格的なシーズンインと言えるのは、ジギングで釣れだした時でしょうね。

この日は残念ながらジギングでは釣れませんでしたが、

もう2、3週もすればジギングでもあたりだすと思います。

いよいよ、2ヶ月あまりのヒラマサ祭りがすぐそこまで来ていますよ!

 

それではまた おやすみなさい

 

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久々の出航!そしてまたしても…

2015年03月17日 | ゴムボートJEX325 釣行記

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まずはこの写真をご覧ください。

 

ん?

DAIWA14カルディアですね。

それと、

SHIMANO KISU BBです。

 

題名に偽りか?

久々のゴムボート出航ネタではなかったのか?

いえいえ、出航しましたとも。

 

3月15日の日曜日、浮いてまいりました。

実に1月24日以来、50日ぶりのゴムボートです。

いやー、長かった!

で、気合入りまくり!!!

途中でビル・ジャックさんを追い越したことすら気づかず、

超ハイテンションで現地入りしたのはAM4:30でした。

僕以上のハイテンションはたーさん&ミーサンご夫妻。

既に準備がほぼ完了しています。

日の出はAM5:48です。

じっくり時間をかけて準備。

ビル・ジャックさんも到着。おー、ぎっくり腰から2ヵ月半の療養を経て復活ですね。

遅れて日野さんチームも到着しました。

 

天気予報は曇りで一時雨。

午前中は東よりの穏やかな風が吹き、午後から南風に変わる予報。

つまり、南向きの太平洋に浮かぶ我々としては、

午前中勝負の可能性が高い予報でした。

 

準備完了!

新艤装がばっちり決まっています。

 

AM6:00、たーさんミーサンに続いて岸払い。

時間とともに海が荒れると予想して、沖に向かって一気に進みます。

 

しかし、けっこう波とうねりがあります。

風はたいしたこと無いのに、不自然な三角波のような波があちこちで見られ、

少しスピードを出すとうねりの頂点から底に向かって船底が打ち付けられてすごい衝撃です。

さらに全開にすると波に乗って飛ぶように進むため、信じられないほどのスピードが出ます。

スピードが出て、さらに衝撃が強くなり、艤装のあちこちがミシミシと音を立てます。

 

朝の海況はこんな感じでした。

そして驚きの事実が…。

水温が、なんと12.7℃です。

日野さんもぐっちゃんも、けっこう寒い季節にヒラマサをゲットしていますが、

かつて12度台で釣った経験はありません。

どんなに下がっても、13度以下にはめったにならない外房ですが、

それゆえか13度を割ると魚も口を使わないのです。

経験上、13℃が最低条件で、15℃で活性が上がり、17℃位がピークで、

20度を越すとまた食いが落ちる、という感じでしょうか。

 

それなら、ヒラマサはダメでもブリやワラサを…ということで、

沖のジギングポイント周辺を丹念にジグりました。

所々で中層から海面にかけて、大量のベイト反応があります。

ボトム付近にも反応が出ることがありますが、

どちらかというと40~50mくらいのやや深いところで、上層部にベイト反応、というのが

この日のパターンでした。

それなら、とチョイ投げしてナナメ引きジギングを試したりと、

いろいろなパターンをやってみましたが、どうにも不発。

沖の水温も12.8℃。

一言で表現するならば、

「釣れる気がしない海」でした。

 

微妙な荒れ具合がわかるでしょうか?

そして、写真ではわかりにくいですが、

ここに来るまでの衝撃で、写真下部に写っている魚締め用のプラケース、

ドカットと腰掛け板に挟まれて、衝撃で蓋が割れてしまいました。

ほんと、9.8馬力はよく物を壊します。

 

しばらくジギングで頑張ったのですが、どうにも反応が悪く、

ジグにおさわりが2、3回あった程度でした。

しかも、何かのスレ?という感じで、

魚が咥えた感はゼロでした。

 

これはシャローも期待できないと感じつつ、

浅場に移動し、キャスティングを試しましたが、

キャスティングで誘い出すには水面がざわつきすぎていて、ちょっとつらい感じ。

水温も当然低いままです。

そのうち雨がポツリポツリ・・・。

幸い本降りにはなりませんでしたが、この雨と同時に東風が南風に変わりました。

 

 

この海域は南風が吹くと波が大きくなります。

出航場所は入り江になっていますが、南風が強く吹くと、

入り江に大きな波が出て、船が出入りできなくなることもあります。

 

我々は北風が強く吹いてもけっこう粘って釣りを続けますが、

南風が強くなると一気に撤収に向かいます。

 

AM10:00になって、

入り江近くでもこんな感じで波立って、かなり釣りづらくなってきました。

予報よりも2~3時間早い風向きの変化です。

ここでストップフィッシング。

不完全燃焼ですが仕方ありません。

撤収です。

出航場所に戻ると、たーさん&ミーサン、ビル・ジャックさんは既に戻っていて片づけをされていました。

唯一頑張っていた日野さんも11:00ころには沖上がり。

 

体感的に自己最高速が出たのではないかと思っていましたが、

確認してみると32.2km/hを記録していました。

この速度でうねりのトップから下に落ちていくわけですから、そりゃ衝撃も激しいですよね。

 

結局、日野さんのお友達がタイラバで真鯛を1尾あげたのみ。

春シーズン緒戦は厳しい結果となりました。

 

 

さて、ここでもう一度この日の艤装を振り返ります。

矢印に注目。

実は、水温が低いという情報を前もってキャッチしていたぐっちゃんは、

ボウズ逃れにエビ餌を用意していました。

リーディングのひとつテンヤロッドとセフィアCI4も車に積んでいったのですが、

トップガイド部分が折れたキスロッドと

11カルディア2508の組み合わせをボートに持ち込みました。

リーディングよりも短くて取り回しがいいため、サブ程度の扱いの時にはこのキスロッドが活躍します。

 

で、先日作成した改良型尻手ロープを、

ジギング&キャスティングタックルにはしっかりつけていたんですが、

このキスロッド+カルディアには面倒なのでつけませんでした。

写真をよく見ると、すぐ横の

グラップラー+オシアカルカッタのベイトジギングタックルには尻手ロープがついていることがわかります。

 

で、この状態でけっこう波が荒い中を沖まで全速力で飛ばしたわけです。

何度も空を飛ぶようなスリリングな航行だったのですが、

どこかでこのキスロッド+カルディアも飛んだのでしょう。

沖のジギングポイントについてタックルを確認すると、1本足りません。

先日買ったMCワークス583SSもヤマガのBlue Sniperもちゃんとあります。

でも、キスロッド+カルディアが無いんです。

「またやってしまった・・・(泣)」

 

本当に学習しませんね。

恥ずかしいので記事にしないで黙っておこうかと思ったのですが、

こんな美味しいネタを隠すわけには行きません。

本音…リーディングを持ち込まなくてよかったー(汗)

 

で、今日の帰り道、日本橋のキャスティングに寄ってみたところ、

「ダイワ製品が4月から値上げです」

「今なら5000円以上のロッド&リールが10%OFF」

どうしてこんなにタイミングよく値引きしてくれちゃってるんでしょうか?

で、最初の2枚の写真となったわけです。

 

今回買ったのは、

ダイワ(Daiwa) 14 カルディア 3012H
 
 

と、

SHIMANO(シマノ) KISU BB M180
 
 

です。

もともとが10000円以下で買ったダイワのキスロッドと、

半額で買った型落ちの11カルディアでしたから、

同種ではありますが、少しグレードアップになりました。

 

リールはこのロッドだけでなく、シーバスロッドと組み合わせて

ショアジギングなどにも使いますので、少々オーバースペック気味のものを。

PE1.5号が200m巻けるサイズが欲しくて、

今までの2508よりワンランク大きい3012Hにしました。

本当にキスをチョイ投げで狙うなら、アルテグラの2000番がありますしね。

3012Hは2508より40g増量ですが、それでも260gしかありません。

バイオマスターの2500クラスとほぼ同等です。

シマノ、早くバイオをテコ入れしないとやばいよー。

 

キスロッドはけっこう重い錘にも耐えるので、

サビキ釣りからライトビシ釣り、その気になれば泳がせヒラメ釣りなど、

いろんな釣りに流用できます。

もちろん投げ用ですから、ライトルアーフィッシングもOK。

穂先がソリッドだから敏感で、でも重い錘にも耐える万能竿。しかも安価です。

 

 

アジング&メバリング用に持っている14カルディア2004がとても使いやすいので、

今回もカルディアにしてみました。

リールはシマノ、を公言していますが、11バイオは設計がもう古いし、

レアニウムまで行くとワンランク高いし…。

そもそもメインの釣りで使うわけではないので、このくらいが分相応かな、と。

本当はNewツインパワーのC3000あたりが欲しいんですけどね。

 

ロッドは今回、ダイワからシマノへチェンジしました。

ダイワの新製品

ダイワ キス X M-180
 
 

のほうが安いし、今までのロッドの後継なのですが、

持ったり振ったりした感じはシマノのほうがシャンとしていて、頼りがいがありそうでした。

もともとキスだけに使うつもりは無い、汎用竿に汎用リールですから。

 

で、カルディア2004と3012を並べてみました。

ロッドは、

 

ロッドにセットしてみると、

上が月下美人MX-Ajing74Lとカルディア2004、下がKISU BB M180とカルディア3012Hです。

こうやって見ると、2004と3012がほとんど同じくらいに見えますね。

2004は205g、3012Hは260gでその差55gです。

普段ステラSWの6000だとか14000だとか使っている身としては、

「両方軽い」

としか言えませんが、3012Hはハイギアなのに回転もスムーズでGoodですよ。

 

え、反省が見られない?

そんなことはありませんよ。

次回からは全てのタックルを尻手ロープでがっちり止めます(今回もやっておけ、って話ですね)

さすがに、3年弱で5タックルは自己嫌悪です・・・。

 

いや、めげませんよ!

黒潮が蛇行して外房に近づけば、必ずヒラマサ爆釣しますから。

次回こそちゃんとした釣行記を書きたいと思います!

 

それではまた おやすみなさい

 

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禁断のゴムボート用キャリーバッグ!

2015年03月07日 | 通販・買い物

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またしても週末は悪天候です。

雨も降りますが、一番の問題は強風ですね。

太平洋は房総半島から伊豆半島にかけて強烈に吹きまくる予報です。

風の強さについては大甘なYahoo!天気も、終日強風の予報です。

週中から海はジェットコースターのようなうねり続きだったようですから、

週末はとんでもない海況でしょう。

どう考えても、ゴムボートは自重ですね。

  

 

というのも、入院中だった愛車エスティマが、完治して帰ってきたんです。

やっと駒は揃ったのに、自然には逆らえません(涙)

 

 

ところで、少し前にネットで購入し、未公開だったものがあります。

これ、なんだかわかりますか?

実はゴムボート用のキャリーバッグです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、ジョイクラフトのゴムボート用キャリーバッグ、非常にもろいんです。

使い込んでいくとすぐにボロボロになってしまいます。

ゴムボートを買って1年3ヶ月で修理が必要になり、釣り用のハリスで修復しました。

2013年8月、キャリーバッグ修理の記事はこちら。

その修理で、

このレベルまで修理して、ごまかしごまかし使っていたのですが、

それから1年半、いまやバッグはこんな状態です(泣)

 

もはや布は一部がかろうじてつながっているだけ。

プラスチック製のバックルは半分壊れてしまっていて、

引退したウェーダーのベルト部分のベルトとバックルをつなぎ合わせて、

壊れたバックルの代わりにして、なんとかそれっぽく見せていますが、

広げてみればこんな状態。

 

実はボートをエスティマに乗せたまま修理に出してしまったので、

新しいキャリーバックを試すことができず、今まで紹介できませんでした。

 

ジョイクラフトの純正キャリーバッグは、

CB-1というタイプです。

ぐっちゃんのボートに付属していたものとバックルの数が違います。

これ、JOYCRAFT-SHOP.COMで税込17800円もします。

Amazonでも、

ジョイクラフト(JOYCRAFT) キャリーバック CB-1
 
 

送料無料ですが、18310円(今日現在の価格です)

 

このCB-1がJEXを買ったときに付いてきたキャリーバッグと同じクオリティなのかわかりませんが、

一昨年のフィッシングショーでバッグのもろさについて苦情を言ったところ、

「ぎりぎりの値段で中国の工場に作らせているので、これ以上改善できない」

という、ちょっと驚きの説明を受けました

ということは、CB-1を新品で買っても、せいぜい1~2年でまたボロボロになってしまうでしょう。

ちなみにそのころに実売価格は13000円台だったと思います。

5000円も値上げしてるじゃん…/(-。-)\

そんなわけで、CB-1はまったく選択肢にありませんでした。

生地から買ってきて自分で作るだけのテクがあればいいのでしょうが、

残念ながらぐっちゃんはお裁縫は苦手です。

いろいろ考えた結果、

Achilles(アキレス) バッグ パワーボート用キャリーバック KJ-10SSL パワーボート オプションパーツ
 
 

やっぱり、丈夫さを求めるならこのメーカーかな、と。

少し前に日野さんのボートのキャリーバッグを見せてもらい、

ジョイクラフトとアキレスのバッグ生地の質感の違いを目の当たりにしていました。

で、JOYのCB-1と値段は変わらないし、丈夫さは未知数だけど買うならこっちかな、と。

2サイズあるうちの大きいほうをチョイス。

ちょっと横幅が大きすぎるかな~と思ったのですが、小さすぎるよりはマシです。

大は小を兼ねる、ということで、KJ-5SSLではなくKJ-10SSLを選択しました。

 

エスティマと一緒にボートも帰ってきたので、ようやくKJ-10SSLを試すことができます。

うん、ちゃんと入りましたね。

少し横幅は余裕がありますが、写真でもわかるとおり、左右部分にもバックルがちゃんとありますので、

締め込めばコンパクトにまとまります。

新旧のバッグを比べても、サイズ的には問題ないことがわかります。

 

そういえば、ネットで見た写真は、

こんな感じで赤い斜めラインとアキレスのロゴが入っているのですが、

届いた商品はラインもロゴも入っていませんでした。

モデルチェンジしたんですかね?

大きめのビニールがついていて、中に紙や布を入れることができます。

他の人のバッグと間違わないように目印を入れることができるんでしょうね。

 

で、ぐっちゃんは、

JOY純正の旧キャリーバッグを切り刻んで、

このビニール部分にJOYCRAFTのロゴを入れてみました。

 

これでアキレス純正のキャリーバッグには見えません(笑)

 

車に積み込むのも左右のベルトを持てるのでずいぶん楽になりました。

当たり前ですが、エスティマの荷台にきれいに納まります。

 

そんなこんなで、どんどんボートも釣具も艤装も充実していっていますが、

天気だけはいかんともしがたいというところです。

 

昨年も今頃は風の強い中を縫って何とか出せる日に浮く、という感じでした。

シーズン的には、そろそろヒラマサの可能性が出てくるころだと思いますし、

3月中に出航して今シーズンを占いたいですね。

 

来週は浮けるといいなあ。

それではまた おやすみなさい

 

 

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エスティマ入院、代車が来ました♪(釣りネタゼロ)

2015年03月03日 | CAR・車

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今日3月3日は雛祭りですね。

我が家にも娘が2人いますが、長女はバイトで深夜まで帰宅せず、

次女は部活動でいやなことがあったとかで、

顧問の先生の悪口をさんざんしゃべって、ふて寝すると言って自室へ・・・。

まあ、今どきのひな祭りなんてそんなもんでしょうか。

一応、今日の夕食はちらし寿司でした。

 

 

実家には大きな雛人形の7段飾りが二つもあります。

今年もお袋が飾っていてくれるのかな?

 

 

さて、話は変わって・・・、我が家の愛車エスティマですが、

 

本日、ようやく修理のためトヨタのお店に入院しました。

 

で、車がないと日常生活に支障が出る我が家には、代車がやってきました。

カローラアクシオ、ハイブリッドです。

わずか3日しかいない代車なので、ちょっと雨の中ドライブしてみました。

生活道路では非常に静かで、しょっちゅうアイドリングストップが働いて、

とってもエコな感じ。

これは燃費よさそうですね。

少しだけバイパス並みの国道も走ってみましたが、

80km/h近くなると一気にパワー不足を感じ、燃費もグンッと悪化しそうです。

まあ、生活の足としてのセッティングなんでしょうね。

そもそも、3.5リットルのエスティマと高速域を比較するのが間違いなんでしょうが・・・。

  

まあ、それでもさすがトヨタの最新ハイブリッド。よくできています。

せっかくなので明日も少し楽しみます。

 

ところで、大学1年生の長女がそろそろ自動車学校に通い始めるようです。

エスティマは街乗りには向かない、短距離では燃費が非常に悪い車ですし、

船橋の生活道路は狭いので、ややオーバーサイズ。

免許取りたての長女がこの街をエスティマで運転できるとは思えません。

エスティマは今後、釣り&遠征専用として、

生活の足として、軽自動車を買おうかと思っています。

ほとんど、奥さんと長女が運転することになるでしょうが・・・。

 

既にネットで調べたり、ちょくちょく販売店に出かけたりしているのですが、

今度の週末も天気が悪そうだし、ちょっと真剣に交渉してこようと考えています。

ほぼ目星はついているのですが、さてどうなりますか?

 

またしても釣りネタなしでごめんなさい。

それではまた おやすみなさい

 

 

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