進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

帰宅途中に野池で小物釣り

2024年07月29日 | タナゴ・テナガエビ釣り

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奈良県には池が無数にあります。

と言っても純粋な野池ではなく、人工的に作った溜池ですね。

奈良盆地は無数の川が流れているのですが、

それでも水田用の水を確保するためには、

雨水をストックしておける溜池が必要という事なのだと思います。

また、盆地と言っても標高差がけっこうあるため、

川は総じて流れが早く、普段は釣りにならないほど浅いところがほとんどです。

 

ところでこの池たちですが、ほとんどは防護柵があって、

釣りをすることができません。

特に金魚の産地である大和郡山周辺の溜池は、

現在すべて釣り禁止なんだそうです。

表向きは子供を危険から守るため。

本音はマナーの悪いバサーを追い出すためという事でしょうね。

ちなみにぐっちゃんの自宅から100mほどのところにも良さげな池がありますが、

隣が小学校という事もあって当然のように立入禁止です。

そんなわけで野池で釣りをすると言っても、

市街地からかなり離れた山の中などの、

防護柵が無くて釣り禁止ではない池しか無理なんですね。

以前紹介した桜井市の野池も、

山奥でさらに公園化されていて、

釣りは黙認という感じなんだと思います。

 

前振りが長くなりましたが、ぐっちゃんの通勤路に、

防護柵がない、釣りができそうな小さな池があります。

近くに大きな河川は無く、タナゴがいるとは思えないのですが、

竿が出せるだけで価値がありますし、

いつか釣りしてみたいと思っていました。

何しろ毎日通っているところですから、超お手軽ですし。

 

これがその池です。

前から気付いていたのですが、ここ、魚っ気があるんですよ。

 

上の赤い矢印の水面の波紋は、すべて魚によるものです。

今回、近づいてみて初めて分かったのですが、

その正体は20cmほどありそうなフナでした。

ちょっと体高がありそうなのでヘラブナっぽくも見えますが、

おそらくマブナでしょう。

ヘラブナだったら、誰かがここに持ってきて放流したんでしょうね。

 

当り前ですが、フナを狙うわけではありません。

小物釣りです。

あれだけフナがいるわけですから、小物もたくさんいるのでは、という推測。

 

ポイントは唯一釣りができそうなこの一辺の、

一番奥側。

ここから水が排水され、用水路に流れ出ていくんです。

その周辺が一番魚がいそうだな、と。

 

わかり辛いですが、ポイントはこんな感じ。

水面まで少し高さがあるので、幸釣二三四のMax、140cmでチャレンジ。

しばらくはアタリが無くて、見込み違いかな、と思ったのですが、

少しずつアタリが出るようになって、

ついに釣れた、ミニマムなクチボソ(モツゴ)。

 

その後頻繁に当たるようになって、

サイズアップ、ダウンを繰り返しながら入れ食いに。

 

夕方のわずかな時間での検証でしたが、

おそらくクチボソを20尾以上釣ったでしょう。

小鮒の期待もしたのですが、これは釣れませんでした。

予想通り、タナゴはゼロ。

いつか釣れるという気もしませんね。たぶんいないでしょう。

 

というわけで、日の長い今の時期しかできない野池検証でした。

わずか30分ほどの釣りでしたが、

クチボソでも釣れると嬉しいですね。

今回はお手軽な近くでの小物釣りの話でした。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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奈良発観光報告 ⑳曽爾高原ほか

2024年07月26日 | 奈良発!観光地など

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今回の観光報告は神社仏閣や史跡ではなく、自然です。

実は梅雨入り前に行ったのですが、30℃を超える真夏日でした。

自然美を求め曽爾村(そにむら)へ行ってきました。

曽爾村の有名どころの観光地である、

曽爾高原お亀の湯済浄坊の滝の3点セットです。

自然のパワーとマイナスイオンを求めたというわけ。

ぐっちゃん、山登りは苦手なんですけどね。

曽爾村(曽爾高原)はかなり三重県寄りの奈良県の端にあって、

ぐっちゃんの奈良の自宅からだとほぼ真東、

三重県の松阪市とぐっちゃんの自宅のちょうど中間くらいにあります。

距離にして約45km、山道を1時間ほど走ると着きます。

 

曽爾高原は秋のススキが有名で、その時期には激混みになるそうですが、

ぐっちゃんとしては、この新緑の季節が大好きなんです。

実際に行ってみて、この季節に行ったのは大正解だと思いました。

 

お亀池にはすぐに着くのですが、

この後さらに良い景色を望むなら、当然山登りになります。

 

池の横の広場に、遠足なのか課外授業なのかわかりませんが、

小学校高学年くらいの体操服姿の子供がたくさんいましたね。

 

山登りは想定していましたが、

想定外なのはこの気温。

標高800m以上の高地なのに、汗がどんどん吹き出してきます。

 

ここが一応の目的地である亀山峠。

このまま折り返して下るのも選択肢ですし、

写真の奥の方、「二本ホソ」や日本三百名山の「俱留尊山」方面へ行くと、

有料かつ本格登山です。

ぐっちゃんが選んだのは写真とは反対側の「亀山」を経由して別ルートで下山するコース。

 

ちょっと険しいこんな登りがあって、

 

それまでとは違う曽爾高原の外側の景色も見ることができます。

このあたりは風が通ってかなり涼しく感じました。

 

一気に下って、

 

登山スタート地点のお亀池に戻ってきます。

いやー、素晴らしい景色でした。心洗われますね。

 

登山で汗をかいたので、

奈良県の日帰り温泉ランキング上位の常連、というか、

ほとんどのサイトで1位になっている、お亀の湯です。

 

300万人ってすごい数ですよね。

肌がヌルヌルになる「美人の湯」で有名で(アルカリ性だとヌルヌルになるんですけどね)、

お風呂は本当に気持ち良いです。

 

ぐっちゃんはお風呂と昼食をセットにした「得々セット」を選んだので、

美味しい食事、さらにデザートでミニソフトクリーム付き。

 

これで満足したので帰ろうと思ったのですが、

帰り道で「済浄坊の滝→」の看板を見かけたので、

ちょっと立ち寄ってみることに。

 

うーん、ネット情報に比べると水が少ないですね。

雨量が少なかったからかな?

簡単に写真を載せていますが、けっこう厳しい道をかなり歩きました。

まさに、マイナスイオンの塊のような場所でしたね。

動画を撮ったので、雰囲気を感じてください。

 

いかがですか?

マイナスイオンを画面越しに感じていただけたでしょうか?

たまには自然を見る観光もいいですよね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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奈良発観光報告 ⑱石舞台古墳 ⑲天武・持統天皇陵

2024年07月23日 | 奈良発!観光地など

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今回は観光報告です。

以前報告した談山神社やキトラ古墳と同じ日に行っているので、

もう1ヶ月半以上経っています。

記憶が少しあいまいですが…。

今回も自宅から車で10分程度の距離にある史跡で、

このあたりの史跡としては一番有名じゃないかと思われる『石舞台古墳』と、

『天武・持統天皇陵』です。

 

このあたりは本当に歴史上の重要な史跡の集まりで、

その気になれば全て歩いて廻れるくらいの範囲にあります。

 

これが石舞台古墳。

きれいな四角形の大きな古墳で、

中央部の石室を構成する巨大な石が露出して見ることができる珍しい古墳です。

もちろん、できた当初は土で覆われていたのでしょうが、

長い年月にわたる雨風等の影響で、石室が露出したものと考えられています。

古墳と天井石の大きさからかなりの大物の墓であることは確実で、

場所から蘇我馬子の墓ではないかという説が有力だそうです。

 

入場料は300円、近くに有料の駐車場があります。

少し歩く覚悟があれば、無料で駐車する場所も見つけられると思いますが、

他県ナンバーで路上駐車したり、不適切な場所に停める人も散見され、

地元民や真面目な観光客にとっては迷惑な話です。

うまく駐車場所を見つけられないなら有料駐車場を利用して欲しいと思います。

 

 

遠くから見るだけでなく、入場料を払って入ってみました。

 

続いて、藤原京を作った天武天皇・持統天皇の古墳でもある、

天武・持統天皇陵です。

ここは本当に通勤路にあるので、

毎日この階段を車窓から見ています。

この階段を登ると、

飛鳥時代の最重要人物の一人(二人)である天武天皇とその奥さんの持統天皇。

もっと派手で大きな古墳でもいいんじゃないの?と思ったりもしますが、

古墳時代から飛鳥時代へ移って、さらに奈良時代に向かう直前の重要人物ですから、

こんなものなのかもしれません。

この古墳、周りを1周できるのですが、写真を撮って残すほどの珍しいものは皆無です。

いずれにしろ、日本で初めての都(藤原京)を築いた両天皇のお墓だと思うと感慨深いです。

 

飛鳥時代は平城、平安時代に比べると歴史が古い分記録が少なく、

それゆえに日本国の創成期の重要な時期にもかかわらず、

奈良や京都のような観光地としての地位が確立していません。

飛鳥史跡を世界遺産へという動きもあるのですが、どうなりますか。

いずれにしろこのあたり(明日香村)は掘れば遺跡が出る、と言われるような地域で、

逆にそれがネックになって観光地としての開発も進みません。

京都や奈良のように、国民全員が訪れるような観光地ではなく、

歴史好きの人がゆったり訪れる場所、という位置付けが、

いいのか悪いのか、ぐっちゃんにはわかりません。

 

石舞台古墳や天武・持統天皇について、

詳しく知りたい人はネットで検索してみてください。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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琵琶湖タナゴチャレンジ5回目!カネヒラ爆釣!

2024年07月19日 | タナゴ・テナガエビ釣り

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7月14日日曜日、天候は曇りで、時々雨が降る予報。

前日の土曜日が仕事だったこともあって、

すっかり寝坊してしまいました。

アジングにもタナゴ釣りにもやや出遅れ感、しかも天気も怪しい。

ここは手軽な釣り掘りかな、という事で、

関西地区唯一(だと思う)のタナゴ釣り堀がある、

つりぼりトム・ソーヤ」さんへ行ってみることにしました。

場所は滋賀県東近江市。

でも、琵琶湖からはかなり離れた山側にあります。

琵琶湖湖北まで行くよりはずいぶん近いのと、

高速代がかからない名阪国道経由でのアプローチが可能なのがここを選んだ理由です。

前週お会いした新米タナゴ師は、ここで修業したとのこと。

彼曰く、入れ食いも当たり前の釣り堀です、と。

 

基本はヘラブナ釣り堀ですが、室内には金魚釣り堀もあり、

タナゴは敷地の端っこにポツンとありました。

・・・。

池じゃないね。

釣りやすそうではありますが、ぐっちゃん池と変わらないな(笑)

市原園や幸手園とは比べてはいけません。

ゆっくり来たので時間は既に13:00です。

3時間1000円でちょうど閉店の16:00か、と思って店員のおねえさんに話しかけると、

「今の時期はここで釣るより琵琶湖に行った方がたくさん釣れますよ」

だって。

やんわりお断りされた感じです。

確かに雨模様でヘラ釣りの人はゼロ、親子連れの金魚釣りもお客さんは帰って行ってしまいゼロ。

もう、スタッフさんとぐっちゃんしかいません。

この後お客は望めないから、さっさと閉店してしまおうという事なんでしょう。

ちなみにこの釣り堀にいるのはタイリクバラタナゴだけだそうです。

ぐっちゃん的にはそれでもいいんだけどね。

1000円のために残業したくないんでしょうね。

「そうなの?じゃあ、何処で釣ればいいか教えて」

とぐっちゃん。ところが、

「それは・・・、いろんな人がいるから教えられないんですよ~」

「・・・。」

「タナゴのポイントは自分で探してもらわないと」

ごもっともではあります。

でも、正直、ここで釣らずに琵琶湖に行けと言うくらいなら、

せめて一ヶ所ぐらいポイントを教えろよ、と思いましたね。

そうでなければ、素直にタナゴ釣りをさせればいいじゃないか??

ぐっちゃんはパラソルも持っているし、

エンコ釣りなら雨でも釣りになりますよ。

もうひとつ、こっちの釣り場では関東の釣り方ではだめですよ、と言い切られたこと。

確かに40とか50cmの竿で釣るのは難しいでしょうが、

こっちの釣り方に合わせないと釣れないよ、というのは違うんじゃないかな?

これは数時間後に証明することになります(笑)

ちなみにここから琵琶湖まで最短で20数km、

前週のカネヒラポイントまで行こうと思ったら50kmはあるかな。

とはいえ、この釣り堀はぐっちゃんにタナゴを釣らせる気はなさそうなので、

仕方なく琵琶湖に向かう事にしました。

 

時間が惜しいのでコンビニで昼飯のパンとおにぎりを買って運転中に食べ、

最初のポイントに着いたのは14:00少し過ぎたくらいでした。

ここは以前来たことがあって、

全くアタリもないまま惨敗した内湖です。

でも、その時と今では季節が違うし経験も違う。

ひょっとしたら今なら…、と思った次第です。

 

なんと、早々にカネヒラが釣れてしまいました。

ちょっと尾ビレが傷ついていますが。

 

ポイントはこんな感じ。

水深はそれほど深くなくて、タナはウキ下30cmくらいでした。

ただ、魚影は必ずしも濃くはなく、

なかなか続きません。

ようやく1尾追加、

複数になったことでまぐれではないと証明されたので、

場所移動して釣り場開拓です。

 

同じ内湖で場所移動しましたが、

ギルや、

エビや、

ボソが釣れただけで、

タナゴの追加は無く、またまた移動。

とにかくこのあたりにもカネヒラはいることがわかったので、

カネヒラが集団で溜まっているところを見つければ、という作戦です。

 

いい感じのホソです。

水質がクリアなので底まで見えますが、魚影は確認できません。

でも、カネヒラの匂いがプンプンします(オイカワの匂いかも(笑))

 

続いて、大きな鯉が何尾も泳いでいるこの水路、

よく見るとそれ以外にもたくさんの小魚が泳いでいます。

上流から流れてきた藻に、その小魚がガンガンアタックしています。

藻を食べるのは…、アレの可能性が高いですよ。

流れがありますが、試してみましょう。

つり具すがもさんで購入したウキを使用。

テナガエビでよく使用していた180cmののべ竿です。

琵琶湖では水面までの距離があったり、

水がクリアで少し離れた場所からでないと警戒されて釣れなかったりするので、

関東のような短竿が使えるところは少ないです。

水の流れの無い内湖で、そこそこ水深がある場所じゃないと難しいですね。

240cmとか360cmの竿もよく使われるようですが、

今回のポイントは150~180cmがベストでした。

でも仕掛けは限りなくタイバラ仕様(笑)、関東の釣りの延長線上です。

 

すぐに小魚の正体が判明しました。

そう、カネヒラです。

しかも、内湖の流れが無いポイントよりも大きい!

いろいろ場所を変えて仕掛けを投入してみると、

流れがよどんでいるポイントで入れ食いになりました。

タナゴストッカーはタイリクバラタナゴ用なので、

カネヒラの少しいいサイズが揃うとすぐにいっぱいになってしまいます。

40尾で一旦リリースしました。

 

その後もこのポイントは釣れ続き、

1時間半ほどで、

もう40尾追加し、

合計で80尾以上を釣り上げました。

 

終始弱い雨が降り続いて、

時間とともに風が出て水面が波立ち、

やや釣りづらくなったのですが、

タイリクバラタナゴの繊細な釣りとは違って、

やや大味ながらも楽しく釣りができました。

 

既に夕方。

18:00を過ぎています。

行けてもう一ヶ所か?

鉄板ポイントを見つけたので余裕です。

できればもう一ヶ所見つけたい!

別の内湖。

水の色が緑色です。

この内湖から琵琶湖に通じる水路をチェック。

やはり流れがけっこうあります。

水がアオコでノンクリアなのでよくわからないのですが、

水深が急に浅くなるポイントがあり、

そこでアタリがよく出ました。

なんと、ここでも10尾ほどカネヒラをゲット。

上の写真のように、少し婚姻色が出かかっているオスもいました。

 

ここで日没終了です。

こんなことならもっと早く、そして直接琵琶湖に来たらよかったですね。

それにしても、カネヒラがこんなにバンバン釣れるなんて、

琵琶湖のポテンシャルを始めて実感しましたし、

トム・ソーヤのお姉さんの言ったとおりになりました(笑)

 

少しずつですが、琵琶湖東沿岸のタナゴポイント情報が蓄積されつつあります。

琵琶湖は霞ケ浦と違って湖岸にけっこう市街地が多いですし、

タナゴを狙うポイントは、規模の割に限定される印象です。

はじめに琵琶湖遠征した時はどうなるかと思いましたが、

だんだん慣れてきた感じですね。

 

基本150cm~240cmくらいの竿を使うことが多くなりそうなので、

長めの仕掛けをいくつか作らなきゃですね。

楽しくなってきました。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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奈良発観光報告 ⑯高野山奥之院 ⑰橿原神宮

2024年07月16日 | 奈良発!観光地など

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今回は釣行記ではなく、観光記録です。

ストック解消のため、釣行記に挟む形で書いています。

ちなみに今回の観光記は6月9日(日)のものです。

かなり前ですね。

 

今回の観光記は、高野山奥之院と地元であるがゆえに後回しになっていた橿原神宮です。

神社は神、お寺は仏を祭っていて、

元々の日本は神道、つまり神社を崇めていて、

飛鳥時代に仏教が伝来し、寺が建てられました。

従って魚でいえば神社が在来種、お寺が外来種となるわけですが、

日本は外来種である仏教を追い出さずに共存する道を選んだため、

(これは聖徳太子の働きが大きいと言われています)

神道と仏教が両立できる、ちょっと不思議な国になっていますね。

まあ、タナゴの世界でも、

外来種のタイリクバラタナゴと在来種のカネヒラやヤリタナゴが共存している地域もありますから、

両方のお参りが1日で可能なことを(両方のタナゴを1日で釣ることができることを)、

感謝すべきかもしれません( ´艸`)

 

そんなわけで、神道代表の橿原神宮と仏教代表の高野山を1日で巡ることも可能なわけです。

6月9日は大雨だったのでちょっと躊躇したのですが、

まあ何とかなるだろうと高野山に行きました。

金剛峯寺(こんごうぶじ)や根本大塔(こんぽんだいとう)がある、高野山の中心エリアを先に見ようか、

高野山奥之院に行こうか悩んだのですが、

中心エリアの駐車場がどこも利用できなくなっていて、

仕方なく奥之院の入り口近くにある中の橋駐車場の近くに駐車、

奥之院から行ってみることにしました。

本当に酷い雨だったので、傘だけでは心もとなく、

釣り用のレインウェアと長靴で完全装備して挑みました。

 

雨が相当降っているのがわかるでしょうか?

本当の入り口は一の橋だそうですが、

ここはショートカットできる中の橋。

さらに奥にもう一つ御廟橋という橋があって、

そこから先は奥之院の境内となります。

 

内側から中の橋駐車場方面を見たところです。

一歩入るともうそこは別世界でした。

ただならぬ気配を感じずにはいられません。

 

中の橋周辺には企業のスペースがけっこうあって、

いろいろユニークな演出がされていて楽しいです。

このあたりは新しくて手入れも行き届いていますし、

きれいですよね。

 

奥へ進むと、巨大な杉の木と歴史を感じる墓石が並びます。

 

戦国武将など歴史上の人物の墓もあって、

これは豊臣家の墓。

なかなか贅沢なスペースを使っていましたよ。

 

こちらは織田信長の墓ですが、

豊臣家に比べると小さくてひっそりと存在しているため、

看板があっても素通りするところでした(;^_^A

 

金剛峯寺奥之院供養所。

ここでは御朱印を受け付けています。

お守りなども売っています。寺務所としての機能をしています。

 

たくさんの仏像。水向地蔵と言うそうです。

たくさんの方がお参りしていて、上の写真のように人が少ない時間はめったにありません。

 

ここを過ぎると石でできた小さな橋があります。

これが御廟橋(ごびょうばし)と言って、ここから先は御聖域となり、

写真撮影は禁止となります。

霊気というか、空気がここを境に変わるとよく言われますね。

この御廟橋の上から奥之院を撮影した写真です。

これ以上は撮影禁止なので、気になる方は実際に行ってみてください。

 

奥之院の参拝を終え、帰路につきます。

ちなみに中の橋駐車場から奥之院までは約900m。

途中でいろいろ見て回ると思うので、30分くらいはかかるかな。

一目散に歩けば10~15分で着きます。

また、本来の入り口である一の橋から歩くとその倍くらいかかりますね。

 

12:30頃に車に戻って、さあ、今度は中心部に行こうと思ったのですが、

実はこの日は特別な祭礼があるらしく、

正午から中心部へは通行止めになってしまいました。

今思えば、朝通った時に各駐車場が利用できなくなっていたのはそのためだったんです。

高野山の周りを迂回する道路を教えられて、

そこを通って早々に高野山を後にせざるを得ませんでした。

 

高野山観光が中途半端で終わってしまい、

一旦買い物して帰宅したのですが、

まだ十分明るいので、もう一ヶ所観光しようと出かけたのが、

自宅からほど近いのに一度も行ったことが無かった、

初代天皇を祭っているという樫原神宮です。

古事記などでは、日本の天皇は神の子孫という事になっているようですが、

天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫、神武天皇が大和の地に初めて作ったのが橿原宮で、

その神武天皇を祀るのが橿原神宮というわけですね。

まあ、そんなにすごい歴史を持つ神宮なので、

さぞかし観光地観光地しているのかなと思って行ったのですが、

うーん、夕方だからか雨降りだからか、

誰もいない…。

広い駐車場には数台車が停まっていたのみで、

周辺にはお土産屋や食事処といった観光地に定番のお店もほぼない。

 

参道を歩いて、門まで来てようやく参拝者を発見。

 

これが有名?な橿原神宮の姿です。

天皇家もお参りに来ちゃうくらい凄いところなんですよ。

先日も天皇陛下の実子である愛子様が参拝に来ていたし。

最寄りのJR駅である畝傍駅(ぐっちゃんの自宅の近くね)には、

無人駅のくせに皇族が来た時に使った貴賓室があったりするんです。

(今は使っていなくて、不定期に公開されるそうです)

 

中に入れるわけでもないし、正面まで行ってお参りするだけなのですが、

この日は結婚式をしているカップルがいました。

なるほど、ここで結婚式をあげれば中に入れるんですね。

もちろん本人たちだけですよ。

 

立派な参道に大きな鳥居。

それでも、伊勢神宮とは言いませんが、

せめて三島大社くらいの賑わいがあってほしかったなあ。

ぐっちゃん、奈良県にきてから数多くの神社仏閣やお城に行っていますが、

ここが一番拍子抜けしたかもしれません(笑)

まあ、神社というのは静かな方がいいのかもしれませんけど。

 

今回の観光記はこれでおしまいです。

次は釣行記書きますね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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琵琶湖タナゴチャレンジ4回目、ようやく…。

2024年07月12日 | タナゴ・テナガエビ釣り

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前回の三重県の海に続き、今回は琵琶湖タナゴです。

でも、その前に…。

現在、我が家から徒歩圏にある「藤原京跡」で、

蓮の花が見ごろになっていますので、一応紹介しておきます。

 

なるほど、こんな感じですか。。。

ちなみに地図を載せてみると、

オレンジ部分が藤原京跡の広大な広場で、赤い矢印の部分に蓮池があります。

畝傍山。

耳成山に、

香具山。この3つで大和三山と呼ばれています。

大和三山についてはこちらから。

藤原京跡はこの大和三山の真ん中にあるので、東に香具山、西に畝傍山、北に耳成山と、

同時に大和三山を見ることができます。

 

個人的な感想ですが、

この蓮畑を目的にわざわざ遠方から来る価値は…、無いかなー。

地元の方々の努力は認めますが、

蓮畑って少し前まで霞ヶ浦でさんざん見てきたからなー。

それに、最寄りの駐車場は3台しか停められず(しかもわかりにくい)、

他の駐車場からだとかなり歩きます。

そもそも、駐車場は大勢の観光客に耐えられるキャパがありません。

まあ、地元住民の犬の散歩場みたいになっていますし、

何もしないでのんびり過ごすのに適した史跡ですから…。

 

さて、前置きが長くなりましたが、

6月7日日曜日、クソ暑い日だったのですが、琵琶湖に行ってきましたよ。

 

前回1尾だけタイリクバラタナゴが釣れた内湖。

あまりの暑さにバサーもいないかと思ったのですが、

おお、タナゴ師がいましたよ。

しかも、道具を見るとタイリクバラタナゴ狙いのようです。

ちょっと話をしてみると、

「朝から頑張って1尾釣れました」とのこと。

ご覧のように木の日陰のポイントで暑さをしのぎながらの釣りだそうです。

ぐっちゃんは、

先客から少し離れたここをポイントにしました。

ここを選んだ訳はいくつかあるのですが、

やはり日陰で直射日光を避けられるというのが決め手でした。

 

この日はエビ地獄でした。

もう、エビが入れ食い。

さらに、

こんな巨大なテナガエビまで釣れてしまう始末。

ポイントやタナを変えながら探っていると、

だんだんエビとは違うアタリが出るようになりました。

 

おー、やりました。

タイリクバラタナゴゲット!しかも発色したオスです。

 

さらに良型を追加!

前回は数十尾のクチボソと小鮒を釣ってようやくの1尾でしたが、

今回は幸先よくタナゴが先行です。

 

ん?これは・・・?

タイリクバラタナゴのメスのように見えますが、体型も色も少し違います。

色だけならヤリタナゴかな、と思ったのですが、

体形が太すぎますよね。

先客のタナゴ師も同じタナゴを釣り上げて、2人で協議(笑)

Google レンズなどを駆使して導き出した答えは、

「シロヒレタビラではないか?」というもの。

先人はまだ経験が浅く、この種のタナゴを釣るのは初めてとのこと。

ぐっちゃんは琵琶湖素人ですから、やはり初めてです。

といわけで、勝手に「シロヒレタビラ」に決定!

もし違っていると気付いた人がいたらコメントお願いします!

 

その後、

クチボソ、

ブルーギル、

小鮒、

オイカワと多目釣りの様相を呈しましたが、

 

シロヒゲタビラ(仮)も釣れてきます。

 

エビやフナが入っているのはご愛敬。

前回は偶然の1尾のみでしたが、

今回は狙ってポイント選びしての8尾(タイリクバラタナゴ4尾、シロヒレタビラ4尾)でした。

 

ようやくまともなタナゴ釣りができましたが、

まだ実績場は1箇所だけ。

ここで粘ればもっと釣れるでしょうが、それではマイポイントが増えません。

何としても実績場を増やしたい。

前出のタナゴ師に自作仕掛けをワンセットプレゼントして、

有望なポイントを聞き出しました(*´σー`)エヘヘ

 

ここは本湖からすぐの水路の最下流ですが、

カネヒラの実績場だそうです。

水深は30cmもないくらいで、クリアなので丸見え。

 

わかりますか?

かなり大きいです。タナゴならカネヒラでしょう。

水面まで距離があるので、2.4mの竿を使ってアプローチ。

人影が見えると逃げてしまうし、グルテンでは食ってこないかと心配しましたが、

何とか釣れました。

でも、カネヒラではないですね。

これはオイカワだと思います。

うーん、泳いでいる魚は全てオイカワなのか?カネヒラも混じっているのか?

 

オイカワ連チャン。

なかなか食わないうえに走り回るので、

ちょっと心が折れました。

カネヒラの時期はもう少し後なのでしょう。次回に期待です。

 

次はヤリタナゴポイントとして教えてもらった水路です。

写真とは少し違う場所ですが、

わずかな段差があるポイントの、水が流れ落ちる部分に魚が集まっていました。

これは霞ケ浦のヤリタナゴポイントと似ていますね。

釣れました!

ん?ヤリタナゴじゃない。

最初の内湖で釣れたのと同じ、シロヒレタビラ(仮)だと思われます。

 

水がクリアで魚は丸見えなので、竿をめいっぱい伸ばして静かに釣ります。

タナゴだけではなくオイカワもたくさん泳いでいて、

何尾か釣りました。

タナゴがいるところに仕掛けをうまく落とせれば、高確率で釣れてきます。

 

ここにはタイリクバラタナゴはいませんでした。

全てシロヒレタビラ(仮)です。

 

大小さまざまですが、7尾釣ったところでストップフィッシング。

何度も書きますが、シロヒレタビラだと思うんですか、いかがでしょ?

 

この時点で既に16:00を過ぎています。

朝の6:00ちょっと過ぎに家を出たのですが、

片道150kmありますから、移動時間がハンパないんです。

昼ご飯を食べていなかったので、

昼&夕食を兼ねて、天一ラーメンを食べました。

滋賀県には天下一品が何店もあるんですね。

奈良にはほとんどないんじゃないかな?

 

ちなみに、この日一番暑かったころの気温は37℃でした。

水分がいくらあっても足りません。

最初の内湖は日陰で釣りでしたが、

その後は炎天下で我慢の釣りでしたから。

 

今回は単発ではなく、それなりに数も釣れましたし、

なにより「シロヒレタビラ(仮)」が釣れたのが嬉しかったですね。

少しずつですが、琵琶湖水系の釣れるポイントと釣り方もわかってきたように思います。

そういう意味では、今回も納得の釣行となりました。

それにしても琵琶湖はタナゴ釣りの聖地だと思っていたのですが、

本当にタナゴ師に会いません。

季節的にはそろそろいろんなポイントでタナゴ師を見そうなものですが…。

やっぱり関西では関東ほどタナゴ釣りは人気が無いのかもしれませんね。

1年を通してやってみないとわかりませんが、

それにはちょっと遠すぎるんだよなー。

毎週行くのはちょっと辛いです。

 

追記:このシロヒレタビラだと思っていた魚は、カネヒラの当歳魚だと指摘いただきました。

   何気にカネヒラ初ゲットです。

   カネヒラは秋産卵なのでもっと大きくなっていると思っていましたが、

   意外に成長遅いんですね。

   新しい釣り場はいろいろ発見があって面白いです。

 

それではまた おやすみなさい

 

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三重県の海にチャレンジ!

2024年07月09日 | アジング/メバリング

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7月になりました。

天気がいいととんでもなく暑いです。

この週末はいずれも35℃前後の最高気温予報。

さて、何処に行きましょうか。

 

前日に飲み会があった影響で、

6日土曜日は早起きできませんでした。

早起きしたら琵琶湖に行こうと思っていたのですが、

これでは夕まづめ狙いの海釣りがベターですね。

琵琶湖タナゴ釣りは翌日の7日に行くとして、

6日は海に決定。

毎回和歌山というのも芸がないし、

前回の釣行記に書きましたが、

調べてみると三重県の海も案外近いんです。

ただ、高速道路がほぼ無くて、山道を行くので時間はかかりますが。

目的地は紀伊長島港&尾鷲港に決定!

 

一般道の山道をゴリゴリ行く計画ですが、

実は出発して間もない桜井市の山に入りかけたころに、

周囲が公園になっている溜池を発見。

なかなかのサイズの池です。

奈良盆地及びその周辺にある池はほぼ釣り禁止なので、

奈良県内で本格的に竿を出すのは初めてです。

まあ、タナゴはいないでしょうが、

小物が遊んでくれるかな、と。

ちなみにバサーが1組先客でいました。

バスはいるんでしょうね。

 

水がけっこう澄んでいたので、魚が泳いでいるのが見えます。

そして記念すべき奈良県ファーストフィッシュは、安定のギルでした。

小さいのから大きいのまで、たくさんのギルが泳いでいます。

 

これはやや大きい方。

これだけギルの魚影が濃いと、タナゴは期待薄ですね。

ギルに遊ばせてもらいましたが、

本来の目的である、三重の海に向かう事にしました。

 

 

何度も峠を越えて、最後に少し高速道路を走り、

紀伊長島港に到着です。

正直、高速道路と峠道、同じ100kmでも全然違うと実感しました。

 

水面を覗くと、コバルトスズメの青い魚影が見えました。

さすが、南国系の海です。

ちなみにこのあたりはボラが巨大化します。

この日も50cmは楽にありそうな巨ボラが悠々と泳いでいました。

 

ここがメインの堤防ですが、ファミリーフィッシングのサビキ釣りが少々、という感じ。

できるとしたら堤防の際でカサゴ釣り、という感じかな。

時間は14:00。メチャクチャ暑くて、釣りをする気にもなれず、

遅めの昼食を摂ることに。

 

向かったのは道の駅紀伊長島マンボウ。

予想はしていましたが、ほとんど飲食店が無くて、

しかも14:00を過ぎるとほぼ閉まってしまい、

道の駅ぐらいしかお店が無かったんです。

ラーメン&海鮮丼で1000円。

あまり期待していませんでしたが、結構おいしかったですよ。

ちなみにここはマンボウの串焼きを売っているのですが、

ちょっと食べる気にはならなかったです。

 

30年ほど前、ぐっちゃんは名古屋市に勤務し、

月に1度くらいのペースで紀伊長島、尾鷲、熊野方面に出張していました。

また、その頃はクロダイのイカダ釣りに嵌っていて、

週末はよく尾鷲港沖のイカダに乗っていました。

仕事で来るときは尾鷲のビジネスホテルが定宿で、

担当営業と尾鷲市内や紀伊長島の飲み屋によく行きました(ぐっちゃんは飲めませんが…)

もう30年も行っていないので、大きく変わったでしょう。

そんな尾鷲を見たくなって、紀伊長島港はパスして尾鷲港に向かう事に。

 

30年の年月は尾鷲市を大きく変えていました。

当時の尾鷲で一番大きい産業は、中部電力尾鷲三田火力発電所でした。

国道42号線にはそれなりに飲食店があって、

尾鷲駅から伸びる繁華街には、

遠洋漁業の漁師、中部電力に来るビジネスマンのために、

150件ものスナック、パブ、クラブがありました。

ぐっちゃんが通っていた頃は既に街も繁華街も衰退がはじまっていたのですが、

それでも人口は25000人ほどいました。

そして、人口当たり飲み屋が最も多い街、と言われていたんです。

 

漁港で地元の釣り師に聞いたのですが、

現在の尾鷲市の人口は、周りの村を合併したにもかかわらず、

15000人ほどしかいないそうです。

そして2018年、尾鷲三田火力発電所が閉鎖

これが決定打になったそうで、一気に街は衰退してしまったのだとか。

確かに営業している飲食店はほとんどなく、

昔からあったイオン(当時はジャスコ)、マクドナルドくらいしか目ぼしいものがありません。

定宿だったビジネスホテルはまだ存在していましたが、おそらく名称は変わったと思われます。

 

ネットで調べてわかっていたことですが、

この巨大な堤防は、当時はありませんでした。

 

堤防先端から正面に見える、

この小さな沖堤は30年前もありました。

対岸側からだと100mちょっとしか離れていなくて、

ここを手漕ぎの2人乗りゴムボートで渡った経験があります。

当時狙っていたクロダイは釣れませんでしたが、

良型のカサゴがバンバン釣れて、

さすが沖堤のポテンシャルは違うと感心したものです。

 

堤防の内側に船が接岸できる小さな堤防が作られていて、

ファミリーフィッシングの好ポイントになっていました。

船と筏類をつなぐためにロープとブイがたくさん入っていて、

内側は投げ釣りやルアー釣りには向かない感じです。

 

堤防の上は適度な風が吹いていて、

トンビが頭上2~3mの至近距離で止まったように飛んでいます。

おそらく、人に慣れていて、食べ物や魚を奪おうとしているんでしょう。

そういえば外房のゲレンデでも、

おにぎりやまんじゅうを持っていると、空から急降下してトンビが奪っていくという、

驚くような経験を何度かしました。

 

さらにサギが釣り人が魚を与えるのを待っています。

サビキなら小魚がけっこう釣れるので、

彼らはそれをよく知っているんでしょう。

 

実は夜までジグ単やキャロで投げ倒したのですが、

2度ほどワームをかじられた、おそらくフグのアタリと、

底でコツンとあたった小魚(根魚?)のアタリがあっただけで、

釣り自体はノーフィッシュに終わりました。

このところ尾鷲港にはタチウオが接岸しているそうで、

タチウオ用のルアーを投げている人が何人かいましたね。

ぐっちゃんは手持ちがありませんでしたけど。

 

帰りは真っ暗な山道を3時間近くかけて帰りました。

釣行としては残念でしたし、

わかっていたことですが、魚影が濃くて爆釣というようなエリアではありません。

正直、三重で釣りをするなら鳥羽方面や志摩方面へ行った方が確率が高いように思います。

 

久し振りに野生の猿を見ましたし、山道ではひょっこり鹿が姿を現しました。

30年前も尾鷲周辺のローカルな道を走っていると、かなりの確率で猿を見たのですが、

それは変わっていないんだなあ、と思いましたね。

 

距離は変わらなくても、和歌山の海の方がはるかに行きやすいので、

尾鷲方面の釣りはしばらくいいかな、という感じです。

和歌山以上に食事できるところが少ないですしね。

 

帰りが遅くなってしまいましたが、

翌日の準備をする必要もないので、

さっさと寝て翌朝早起きして琵琶湖に行く予定です。

7月7日琵琶湖編に続きます。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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奈良発観光報告 ⑮談山神社

2024年07月05日 | 奈良発!観光地など

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みなさんこんにちは。

今回も引き続き観光報告になります。

もう1ヶ月も前になりますが、6月2日やや雨模様の日曜日、

行ったのは、桜井市の山の中にある、『談山神社』です。

談山神社はその昔、中大兄皇子と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、

ここの裏山である多武峰山の中で、内密に談合したのがその名前の由来です。

少し前に蘇我入鹿を神とする入鹿神社を紹介しましたが、

その「暴君」であった蘇我入鹿を暗殺する計画を立てた場所だという事です。

入鹿暗殺は、いわゆる「大化の改新」で、

その後中大兄皇子は天智天皇となります。

中臣鎌子が亡くなった後、天智天皇は中臣鎌子に「藤原鎌足」の名を与え、

その後絶大な権力を持つことになる藤原氏が誕生します。

この藤原鎌足を祭神として祀っているのが、談山神社というわけです。

 

桜の季節や紅葉の季節は大変混み合うと聞いていましたが、

そのいずれでもなく、天候は雨模様。

かなり空いていました。

ここは談山神社だけでなく、その奥の山まで信仰の場となっています。

談山(かたらいやま)で、皇子と鎌足が密談した場所だそうです。

さらにその奥には、御破裂山(藤原鎌足墓所)もありますが、

ここまで行くとちょっとした登山でしょう。

拝観料&入山料は600円。

結論から言えば、この600円はその価値が十分にあると思います。

 

 

談山神社には多数の重要文化財となっている建物があるのですが、

その中でも最も有名なのが、

日本最古にして唯一の木造十三重塔。

鎌足公供養の塔です。

何とも言えない、不思議なパワーを感じますよ。

 

本殿へ行ってみました。

なかなか立派な建物です。

しっかりお参りしましたよ。

藤原鎌足像と一緒に記念撮影。

 

本殿以外にも、

 

似たような名前でややこしいのですが、重要文化財の宝庫です(笑)

紹介しきれないので、詳細は談山神社公式ホームページで確認ください。

 

談山神社の入り口前にはやたら売り子さんが元気な土産物屋さんがあって、

無視することができず、

葛うどんを食べて、奈良漬けを買って帰りました。

 

歴史を勉強してこのような神社仏閣に行くと、

博識になったようで楽しいですね。

決して全国区の観光地ではありませんが、ここは来る価値ありだと思います。

え?全国区じゃないと思っているのはぐっちゃんだけだって?

そうかもしれません。

何しろ日本の歴史を変えた会合があった場所ですからね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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奈良発観光報告 ⑬キトラ古墳 ⑭高松塚古墳

2024年07月02日 | 奈良発!観光地など

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悪夢のような右足かかとのトラブルから10日、

まだ多少痛みはありますが、日常生活に支障がない程度には回復しました。

近場の観光などは始めていますが、

まだ釣りに行けるような体調ではないという事で、

天候もイマイチだし、しばらくはストックされている観光報告かな、と。

 

今回は古墳です。

古墳と言えば、大阪府堺市の仁徳天皇陵などが有名ですが、

実は奈良県は古墳の宝庫なんです。

古墳は、昔の権力者のお墓なわけで、

皇族だけでなく豪族などの墓も古墳として残っています。

古墳の数は全国で160000ほどあるそうで、

一番多いのは兵庫県だそうです。

奈良県も古墳は多くて、9663の古墳が見つかっているそう。

奈良県は奈良盆地という狭い盆地に人家とそれにまつわるものが集中している関係で、

古墳も身近なところに多数存在するのが特徴でしょう。

ちなみに全国のコンビニエンスストアの倍以上も古墳があるってすごいですよね。

神社も80000以上あって、コンビニより多いって知ってました?

 

奈良県の古墳の中で、異質な特徴を持ち有名なのが、

キトラ古墳と高松塚古墳です。

何が異質かと言うと、石室の壁に壁画が描かれていて、

それが現存しているという事でしょう。

見た目は小高い丸い山なのですが、

その歴史的な価値は想像を超えるものだそうですよ。

詳細はキトラ古墳高松塚古墳の紹介ページでどうぞ。

 

まずはキトラ古墳。

古墳を見る前に、

キトラ古墳壁画体験館・四神の館に行くことをおすすめします。

駐車場に車を停めると、

古墳までの途中にありますので、こちらを見てから行きましょう。

キトラ古墳に対する知識を頭に入れてから実物を見た方が感動しますよ。

 

体験館の入り口の向かいにはこんなスペースも。

このあたり一帯が広大な国営飛鳥歴史公園になっています。

 

体験館の中はなかなかお金のかかった作りです。

少なくともこの体験館が無料なのはすごいと思います。

 

予備知識を頭に入れて、

キトラ古墳へ。

うーん、ただの小山ですね(笑)

当然石室の中が見れるわけでもないし、

キトラ古墳はその壁画を保存するための、

研究者たちの努力をたたえる古墳だと言えるでしょう。

 

周辺はきれいに手入れされた公園で遊歩道になっているため、

古墳を見るというよりも、のんびり散歩する気持ちで行ったほうがいいかも。

それほど高くはありませんが展望台もあって、

明日香(飛鳥)の街と大和の山々が見えて、

自然と文明の共存を実感できます。

 

続いて高松塚古墳。

キトラ古墳は休日に行きましたが、

高松塚古墳は会社帰りに寄りました。

そのために夕刻になっていて、

駐車場は貸し切り、

高松塚壁画館はすでに閉館済みでした。

残念ながら予備知識を入れることができず、そのまま古墳へ。

キトラ古墳に似ていますが、こっちの方が近くまで行けるし形も綺麗かな?

 

自撮り映えしますね(笑) 

 

この高松塚古墳のすぐ近くには、

別の古墳もあります。

こちらも史跡です。

が、

うーん、草伸び放題。

ちょっと小高い岡や山があればほぼ古墳と言うお土地柄です。

こっちの方は愛知県や千葉県にある古墳に近いような気がしますね。

 

駐車場の方に戻って、

さらに道路を地下道を通って渡ると、

もちろん夕刻なので閉館していますが、

国営飛鳥歴史公園館があります。

このあたりは貴重な神社仏閣や史跡の宝庫なのですが、

京都市や奈良市のように観光地観光地していないのが、いいのか悪いのか…。

もちろん史跡巡りをしている人はもいますが、

道路状況や駐車場不足、宿泊施設の少なさ、公共交通の不便さなどが、

この一帯を宝の持ち腐れ状態にしているように思えますね。

また、一度は行ってみたいと思っても、

リピートまでは行かないような…。

そこが京都あたりに比べると弱いところでしょうか。

 

この2つの古墳は、ぐっちゃんが渋滞を避けて少し遠回りをするときの、

通勤路にあります。

そう考えるとすごいですよね。

 

次回も観光報告かな?

それではまた おやすみなさい

 

 

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