←ポチッとお願いします。
にほんブログ村
10月2日の日曜日、秋雨の間の貴重な好天予報でした。
風も弱く日差しは少なめ、釣りにはもってこいです。
日野さんが久々の参戦宣言。
先週の濁りの強い海から回復していることを期待して釣行しました。
大潮で満潮はAM5:00頃です。
起きたのがAM2:10で準備をしてAM2:40頃に出発。
現地に着いたのがAM4:20。
トレーラブルの運転にも慣れてきて、所要時間がかなり短くなりました。
前日はかなり冷え込んだ1日でした。
この日も朝は気温が18度くらい。
半袖半ズボンでは寒いくらいです。
両方用意しましたが、長い方のジーパンで行くことにしました。
現地ではすでに日野さんチームが準備中。
ぐっちゃんも準備開始です。
NEO-Gucchan号は夜間航行も許可を取っていますが、
日の出を待って出航。
空は曇りで、海上は御覧の通りやや暗め。
日の出です。
海は見ての通り小さな波がありますが、
風もなく、うねりも小さめで、外房としては穏やかな方です。
この後、時間とともにもっと穏やかになる予報。
エンジンはこの日も好調です。
穏やかだと飛ばせるので、あっという間にポイントに到着します。
朝一になんと日野さんが7キロクラスのヒラマサをゲットしていました。
これは期待できるか?
でも、潮が全然動いていません。
しかも、先週よりもひどい海の濁り…。
大型ヒラマサが浅場で出ているという情報を信じキャスティングからスタートです。
全くボートが流れないので、i-pilotで強制的に1km/h程度で流しながら投げました。
前週のあひさんとの釣行で、修業が甘いと指摘されました。
思ったより大したことなかったねーというのがあひさんの弁。
この日はそれを反省。
ジギング&キャスティングタックルのみで勝負です。
投げる、投げる、投げる…。
少し深場のポイントに移動して、ジグる、ジグる、ジグる…。
すっかり明るくなっています。
涼しいのですが、投げ&しゃくりの繰り返しで汗がじわーっと出てきます。
ダメです。釣れません。
ここで先週水が入ってダメダメだったタコ&アワーメーターを見てみると、
アイドリングは900回転/分程度。
安定しています。
空ぶかししてみると、
こんな感じで回転数が上がります。
タコメーターは船外機についているので、操船中に後ろを向かなければ回転数がわかりません。
移動時に後方を向いて確認したところ、
全開時にMAXで4700回転/分くらいでした。
BF30Dの推奨最高回転数は5500~6000回転/分ですから、
回転が十分に上がらない=船外機のパワーを出し切れていないということ。
もちろん、この激安海外製タコメーターの数字が正確かは怪しいのですが、
現在つけているプロペラは純正品でピッチが10です。
ピッチを9に下げると多少回転数は上がると思いますが、最高速はどうなるんでしょうか?
ちなみに、先日欠けを作って交換したプロペラは社外製で、
ダイヤ(サイズ)が大きくピッチが9と短い物でした。
今の10ピッチの方が滑走までに時間がかかります。
予備でピッチ11のプロペラを買いましたが、ピッチ9も買った方がいいかもですね。
釣れないのと、食べ物飲み物の入ったクーラーを車に忘れたので、
一旦出航場所に戻ると日野さんたちが休憩していました。
「日野さん、こっちに少し乗ってみる?」
ということで、日野さんNEO初体験です。
少し走ってから日野さんに操船を交代。
日野さんもけっこう喜んでくれました。
日野さんを降ろして、再び沖に行きます。
今度は鉄板ジギングポイントにチャレンジです。
もちろんここでも、ジグる、ジグる、ジグる…。
これはその頃の魚探の写真です。
すごいベイトと大型?の魚がひっきりなしに通過します。
潮の流れが遅いので、ポイントの上に比較的長くいられます。
と、ジグっている間に、
「パシャパシャ」
と海面に何かのボイルっぽい音が…。
音の方を見ても、よくわかりません。
小魚が跳ねているのか?
時刻はAM9:00を少し過ぎたころです。
何度か目の
「パシャパシャ」
でようやくその正体らしき魚群を確認しました。
それなりのサイズです。
イナダか???
半信半疑でトップペンシルをキャスティング。
1投目で
「グググンッ!」
と気持ちよいアタリ。
けっこう引きます。かなり重いです。
でも、独特のバイブレーション。
「サバ?ソウダガツオ?」
でも、そんなにヤワじゃありません。もっと強い引きです。
ただし、こちらのタックルはセブンマイルズ777にステラ14000XG、
メインラインがPE6号でリーダーが130lbです。
当然ドラグが鳴るわけもなく、しばらくやり取りをした後に魚が寄ってきました。
なんとカツオです。ソウダでもハガツオでもなく、本ガツオです。
狙いとは違う外道ですが、これは嬉しい!
外房初の本ガツオ、記念に自撮り写真を。
カメラをコンソールボックスの上に置いて写すだけ。自撮り棒も要りません。
便利ですね。
早速Facebookに
「カツオ釣れちゃった」
と写真をアップしました。
5分も経たないうちに、同じ会社の釣り仲間Nobu君から、
「ください!」
と書き込みがありました(笑)
ただしカツオは小さな群れが不規則に通過する感じで、
ガンガン釣れるというわけではありませんでした。
それから水面を注視しながら釣りを続行しましたが、
なかなかカツオの群れを見ることができませんでした。
次にアタリがあったのは、それから30分ほど後でした。
今度は引かないけど超重い。
なんじゃこりゃと思っていましたが、あがってきたのは、
ニザダイのスレかかりでした。
ネットで見ると、「不味くはない」と書いてあります。
「美味い」とは書いてありません。
こいつは持ち帰っても人気は無さそうだということで、リリースしました。
日の出からほぼ6時間、一時日野さんを乗せた時間以外は全て投げるかしゃくるかしています。
まさに修行の様相を呈してきました。
あひさん同船時はイージーモードの修行でしたが、
この日はこれまでにすでにヘビークラスです。
AM11:30、かなり東のポイントまで行ってみました。
ここで12リットルのガソリンタンクがほぼ空になりました。
この日はサブの12リットルタンクから使ったんです。
25リットルのメインタンクばっかり使っていると、
12リットルタンクに入っているガソリンが悪くなってしまいますからね。
NEOの最高速度は40km/hくらいなのですが、
この速度は鳥が飛行する速度とほぼ同じだということがわかりました。
全開で飛ばしていると、飛んでいる鳥が離れるでもなく一定の距離を保ち続けることができます。
つまり、鳥と同じスピードで移動できる=鳥山を追いかけることができるというわけ。
そしてこの後、この日最大の鳥山に遭遇し、盛り上がったのですが釣果は得られず。
一気に疲労が襲いました。
ボートはせいぜい時速1km/hの速度でしか流されません。
「ちょっと休憩」
NEOは床に段差があるために横になるスペースはありません。
メインシートは2人が並んで座れるくらいの幅がありますので、
ここに横になって足先を舷から外に出すのが唯一の寝ころべるスタイルです。
こんな感じで横になると非常に気持ちが良いことが判明。
もちろん膝から先は右舷の外に出ていますが、NEOは舷の高さがあるため、
よほど揺れない限り海水に足はつきません。
この写真はカメラを右手で持っての自撮りです。わかりづらい変な写真ですみません。
うとうとと15分くらい寝ましたが、これで一気に元気回復した感じです。
修業はまだまだ続きます。
再びジギングポイントに戻り、しゃくり続けます。
「バシャン!」と大きな魚のボイルがありました。
ちょっと何かわからなかったのですが、1mくらいあったように見えました。
ただ、ヒラマサのボイルとは違ったような…。
PM1:30ころ、潮がかなり上げてきて、少し流れるようになりました。
全然アタリがないので、再び睡魔がぐっちゃんを襲いました。
でも、ここでまた寝るわけにはいきません。
ぐっちゃんは修行の身なのです。
眠気を押し殺してしゃくる、しゃくる…。
一瞬(だと思う)、意識が飛びました。
次の瞬間、「グググンンッ」とアタリがありました。
おそらく、ぐっちゃんは寝ていました。
ただ、体は意識よりも少し遅れて反応するのか、動き続けていたんでしょう。
そのタイミングで偶然にもアタリです。
一気に目が覚め、何が何だかわからないまま大アワセ!
がっちりフッキング。
秘技・睡眠釣法です(爆)、無の境地で殺気が途絶え、ジグに魚が反応したのでしょう(嘘)
またしても、「ビビビビビ…」という感じの小刻みな動き。
今度は583SSにツインパワーSW6000、PE3号にリーダーがフロロ10号というタックルです。
1本目よりは楽しめましたが、ほどなく、
2本めの本ガツオです。
これでNobu君にカツオを届けることが決定しました。
本日2回目の自撮り、あ、寝ているときも入れたら3回目ですね。
この後、さらにジギング、キャスティングの修行を継続して、
PM2:30に納竿。沖上がりとしました。
この日はNEOとしては最高の50km以上の移動距離となりました。
実釣時間も最長でしたね。
使用した燃料は15~16リットルくらいだったと思います。
最高速度は45km/hを記録しましたが、当然これは一瞬。
常時狙える速度としては40km/hでしょうか。
この日のように穏やかな波だと飛ばせますが、それでも快適なのは30㎞/h台前半でしょう。
35km/hを超えると波の衝撃がかなりありますね。
船外機の回転数がタコメーター通り4700回転/分だとすれば、
設定次第でもっと速度が出る可能性がありそうです。
片付けをしていると、友恵丸の小野さんが帰航されました。
この日も来ておられたとは驚きです。
小野さんはヤリイカと真鯛狙いで、首尾よく両方ともゲットされたそうです。
「イカ、要りますか?」
「ぜひ!」
我が家は青物は人気ありませんが、イカは人気があります。
立派なイカを3バイもいただきました。
小野さん、ありがとうございます。
帰宅後、奥さんにカツオとイカを見せ、要不要を確認。
ちょっと我が家の奥さん、耳にアレルギーが出ていて、
青物系の魚はNG状態。
イカだけ頂戴、というので、カツオは2本ともNobu君の元へ行くことになりました。
「そんなの押し付けて迷惑なんじゃないの?」
とは奥さんの言葉。
うーん、戻りカツオの釣れたてを食するチャンスをなんと心得る、と思ったりもしましたが、
Nobu君の家に押しかけカツオを2本とももらっていただきました。
その後、Nobu君のFacebookにアップされた画像です。
我が家で料理されるよりもずっと良かったですね。
1日目は刺身、2日目はたたき。
もちもちでとってもおいしかったそうですよ。
次週は小野さんが音頭を取って開催されるミニボート釣り大会があります。
3連休なので、1日はイベント、1日は外房で浮きたいですね。
もちろん天気次第ですが。
それではまた おやすみなさい