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5月30日日曜日、某会員制リゾートホテルで一泊した小太郎さん&ぐっちゃん、
AM3:30にホテルを出発して出航場所に向かいます。
すでにボートは膨らませてあるので、準備時間は短くて済む計算。
前日充実した釣りができたことは報告済みですね。
この日はビル・ジャックさんとtoshiさんが参戦宣言されていて、
小太郎さんにとっては彼らと久々の交流も目的の一つでした。
小太郎さんと申し合わせて、今日はAM9:00までの短時間勝負にしようね、と申し合わせ。
前日の釣果報告に気合十分で出航準備中。
小太郎さん&ぐっちゃんもそさくさと準備します。
この日は微風ベタ凪予報。
久しぶりにエボシ450のワダさん、
ゴムボーダーsaiの連れない日誌!のsaiさんもご友人と参戦です。
AM4:30出航、すばらしい朝焼け。
そして予想通りのベタ凪です。
例によって最初はジギングポイントに行きました。
水温は20.5度。今日も高いね!
さあ、ジグりましょ、と思った次の瞬間、体が凍り付きました。
「あ…、あれ?」
ここにマルチロッドホルダーが付いていました。
マルチロッドホルダーにはメインロッドがささっていて、
落下防止にワイヤー入りの尻手ロープをつないでいました。
御覧の通り、マルチロッドホルダーもタックルも影も形もありません。
矢印の部分が尻手ロープです。見事に切れています。
「またやってしまった…。」
どうやらロッドホルダーがジョイントにしっかり嵌っていなかったようです。
え? どのタックルがささっていたのかって?
この緑の矢印のロッドです。
エース中のエース、MCワークスNB 583SS EVOLUTIONです。
もちろんリールはステラSW6000HG、
合計金額?考えたくありません(泣)
ワイヤー入りの尻手ロープも関係ない暴力的パワーの前に、
ぐっちゃんのエースロッドは海底に沈みました(見ていませんが、たぶん)
ぶっちゃけ、一人だったらこの時点で帰っていたと思います。
正直、心がぽっきり折れました。
今回はTeamぐっちゃんでヒラマサ狙いですから、
ここは平常心を装ってサブロッド633SSでジギングスタートしました。
海が静かすぎて凪倒れの予感…。
でも、早々にヒラマサを釣り上げる小太郎さん!
うーん、このおっさん、神がかってる…(汗)
ぐっちゃんは前日同様このポイントでは大したドラマがなく、
やっぱり今日も西だね、と移動をもくろみます。
小太郎さん、toshiさんもついてくるというので、
少しスピードを調整して小太郎丸に合わせながら、西に大きく移動しました。
やはり西には遊漁船や漁師の漁船がかなりいます。
でも、着いた時はベタ凪でちょっと釣れそうにないなーなんて感じでした。
ジギングとキャスティングを一通りやってみましたが反応なし。
これは困ったなーと思い始めたころ、急に海に変化が起こりました。
「鳥だ!」
いままでどこにいたのかというくらいの大量の鳥が、付近を飛び回ります。
あっという間に目に見える範囲全てが鳥に覆われるほどの巨大な鳥山!
外房でこんな鳥山を見たのは初めてです。
ここはトップ狙いか?
プラグを投げると大量の鳥がそれを目ざして飛び込んできます。
ひどいときはプラグに5~6羽の鳥が群れてきて、
とてもキャスティングができる状態ではありません。
それどころかジグを投げても鳥が数メートルも潜って咥えてしまう始末。
鳥を釣らない自信があったぐっちゃんも、ついにジグで鳥を釣ってしまいました(汗)
懸命に写真を撮ったのですがうまく鳥が写りません。
そんな中でもジグを投げ続け、10mほど沈めて斜めジギング。
そしてついに、
「グオンッ」
という感じのアタリが出ました。
浅い場所であたったために、横に横に走り回るヒラマサ。
ちょっと苦労しましたが、ほどなくキャッチ。
2本のアシストフックのうち、1本が口に、1本がエラの下に刺さっていました。
サイズは65cmくらいですね。
近くを見渡すと、toshiさんが頑張ってしゃくっています。
そしてヒット!
ヒラマサをかけた瞬間を見てしまいました。
自分よりもここはtoshiさんの応援をせねば!
魚探は青物の通過を知らせてきますが、ここはtoshiさんの撮影を優先です。
と、突然スマホが鳴りました。
なんと、ジギング船に乗っているはずのI君から電話です。
とりあえず今回の着信は無視。後からかけなおすことにします。
ついに、お待たせしましたのtoshiさんヒラマサゲットです。
これで嫌なジンクス、toshiさんが参戦すると誰も釣れない、は吹っ飛びました(笑)
写真を撮り終えてI君に電話。
なんと我々の近くまで来ているというじゃありませんか。
「もう少し先だよ!早くおいで! 鳥がすごくてヒラマサも釣れてるよ!」
実はこのころから、外房のジギング船がすべて集合したんじゃないかというくらい、
たくさんのジギング船が我々の海域にやってきていました。
どうやら、この巨大鳥山情報が共有され、一気に東から西へなだれ込んできたようです。
「どこですか?えー、そこって入れない場所だって船長が言ってますけど…」
「あほ!周りはジギング船だらけだよ!早く来ないと時合いが終わるぞ!」
こんな話をしている最中も、魚探は青物の通過を知らせてきます。
電話が終わった後、ジギング再開しましたがちょっとピークを過ぎた感じ。
やっとやってきましたI君たちを乗せたジギング船。
KenくんもO君も乗っています。
おー、O君がヒラマサゲットしていますね!
「おせーよ、もっと早く来なきゃ!電話してる間に群れが行っちゃったよ!」
なんて話を海上で。
なんと、I君Gucchan号の横1mにジグを投げ入れてきました。
彼の腕は良く知っています。もちろん狙ってのお遊びです。
こんなやり取りが海の上でできるとは、楽しいですね。
すぐ近くにいた小太郎さんが、
ぐっちゃんとI君がののしりあっているところを撮影してくれました(笑)
実はこの海域が不慣れな船長さんのために、
ボートで先導して実績ポイントを案内してあげようと思ったのですが、
どうも趣旨が伝わらなかったようです。
ほどなくして鳥山がばらけ、フィーバーが納まりました。
あれほどたくさんいたジギング船も、思い思いの方向に移動していきました。
我々もホームであるジギングポイントに移動。
そこでまたしても、
小太郎さん、この日4本目のヒラマサゲット!
ずいぶん時間がたったように感じますが、この時点ではまだAM9:00。
そういえば、この日は9:00上がり宣言していたんでしたっけ。
というわけで、小太郎さんとぐっちゃんはここで終了し早上がり。
toshiさんとビル・ジャックさんはもう1時間ほど粘ってAM10:00ころに沖あがりとなりました。
ビル・ジャックさんは最後の最後にヒラマサをゲットしたそうです。
そういえば、帰航途中、こんな赤潮を見ました。
このところ、あちこちで発生しているようですね。
時間の割に移動距離は大きかったですね。
というわけで、ヒラマサ狙いで集合したTeamぐっちゃん、
全員がヒラマサゲットという快挙を達成しました。
特に小太郎さんは、この日も4本という爆釣です。
I君、O君、Ken君と海上で会って話をするという初めての経験も体験しました。
本当に、あれさえなければ最高の1日でした。
そう、あれさえ…。
さすがにエースロッド喪失は堪えます。
ほんの2ヶ月前に奉納→買い直しをしたばかりなので、さすがに今回も、と言わけには…。
それでも…、
というわけで、タックル補填についてはすでに動き始めています。
揃ったところで紹介しますね。
後から振り返れば今週が今シーズンのピークだったということになるのではと思います。
ちゃっかりこの週末に参戦した小太郎さん、お疲れ様でした。
toshiさん、ビル・ジャックさん、春シーズンに間に合いましたね!
さて、この祭りは今週だけか、まだ続くのか…。
それではまた おやすみなさい