11月27日日曜日、天気は上々でしたが強風予報でした。
北東風予報だったので無理をすれば外房でボート釣りができたかもしれませんが、
アジ場等岸寄り限定の釣りになることは明白でした。
一方で山間部は風もなく穏やかな天気。
ワカサギ釣りやエリアトラウトを始めて強く感じるのですが、
湖や渓流は穏やかな日が多く、
海がNGの日でもかなりの高確率で釣りが成立します。
逆に、海、特に外洋に面した外房は、
釣りができない天候や海況がかなり多いということです。
ワカサギは在庫過多なので、エリアトラウトを候補にしました。
珍しく次女が休日何の予定もないというので誘ったら即バイト!(笑)
親子でエリアトラウトと決定しました。
夏にも次女と二人で挑んだ「うらたんざわ渓流釣り場」。
この時はお盆直前で客が非常に多く、
気温も水温も高くて魚の活性がいまひとつでした。
今は晩秋、人には寒いくらいの気温ですが、
渓流魚にとっては夏よりもはるかに好条件です。
開場の7:00には少し間に合わず、7:10頃に現地に到着。
気温は6℃。
山影になっていて日光が当たらないので、
晴れていてもかなり寒いです。
山は全体に褐色になっていて、
既に紅葉はピークを過ぎて残り僅か、という感じ。
今回はいつもの最下流ではなく、
前回少し試した、最上流のマスにチャレンジしました。
アジングロッド2本とトラウトロッド1本を持ち込んで、
さあ、スタート!と思ったら、
アジングロッドの1本がリーダーを結んでいないことに気づきました。
トラウトロッドにセニョールトルネードをつけて次女に渡し、
ぐっちゃんはラインシステムを組むことに。
ちなみに、セニョールトルネード、
管理釣り場によっては禁止になるところもあるほどの「反則系ルアー」ですが、
うらたんざわ渓流釣り場では他の追随を許さない鉄板ルアーです。
個人的な意見ですが、このルアーは、
ポンドタイプよりも渓流タイプの管理釣り場に強い印象があります。
8月のうらたんざわ渓流釣り場ではセニョールトルネードを使い続けた次女、
今回もほぼこれ1本で通すつもりのようです。
そんなことは想定済みのぐっちゃん、
セニョールトルネードを6本ほどストックしております。
最上流と最下流は向かい側が岩壁になっており、
木の枝がかなりの低さまで迫っているので、
ルアーを引っ掛けてロストの可能性が高い釣り場です。
やはり、セニョールトルネードは次女専用にして、
ぐっちゃんはスプーンやクランクベイトでの釣りを行う予定。
なんと、ぐっちゃんがラインシステムを組んでいる最中に次女がファーストフィッシュをゲット!
かわいいサイズですがニジマスです。
さらにもう1本追加して、
ぐっちゃんが釣り始めるときには2対0になっていました。
まあ、ハンディキャップとしてはいいところでしょう。
今回は、
釣った魚の数
ニジマス以外の魚を釣った数(主にヤマメ)
魚のサイズ
の3本勝負です。
セニョールトルネードなしで勝てるか大いに疑問ですが…。
なお、数はネットインしたもの、リーダーに触ってキャッチ&リリースしたものの合計。
ファイト中にバレたり、取り込みに失敗したものはカウント外です。
まずはスプーンで釣り開始。
朝イチはやはり活性が高いです。
クランクベイトでも釣れました。
このピンクのルアーはヒットでしたが、
次女がライントラブルを起こした時にタックルごと貸したら、
見事木の枝に引っ掛けてロストとなりました(涙)
1時間余でツ抜けです。
さすがに日曜日だけあって人が多く、
あちこちのマスを渡り歩くことができませんし、
最上流のマスにも何人かフライフィッシングの人が入ってきて、
平日のように数が伸びないのは仕方がないところです。
ふと横を見ると、着実に次女は数を伸ばしています。
うーん、やばい!
というか、セニョールトルネード恐ろしい!
スプーンやクランクベイトに比べると、擦れにくい印象です。
ぐっちゃんはこまめにルアーチェンジして数を稼ぐ作戦。
お、ヤマメが釣れましたよ。
いや、狙って釣ったんですけどね。
この日は高活性が長続きせず、9:00ころからあまり釣れなくなりました。
また、食い込みが浅くなってバラシが多発します。
10:00、頃合いを計ったように放流タイム。
ノーマルサイズニジマス、ラージサイズニジマス、変わり種(ヤマメ等)と、
3回ずつ網で各マスに魚を放り込みます。
しばらくすると活性が上がり、赤金のスプーンで釣果が上がるというパターン。
放流直後に20尾を突破しました。
この日のクライマックスは10:40頃でした。
次女の、
「パパ、タモ!、タモ!!」
の大声。
キャッチしたのは、
ナイスサイズのメスのニジマス。
40cmを軽くオーバーしています。
実はこの前にもさらに大きなニジマスをかけて、
ファーストランでリーダーを切られてばらしたそう。
ドラグを甘めに設定していたつもりでしたが、意外に締まっていました。
ちゃんと確認しなかったぐっちゃんのミスですが、
それをきっちり取り返すあたり、さすが釣り師の娘です(笑)
この後、中だるみタイムが訪れますが、
それでもポツンポツンと釣れるのは、さすがうらたんざわ渓流釣り場ですね。
昼は持参したカップラーメンを休憩場で食べました。
この頃から我々のポイントも太陽の日差しが当たるようになって、
寒さを感じなくなるばかりか、上着を脱がないと暑いくらいになりました。
時間はかかりましたが、13:19にようやく30尾。
この間もアタリはけっこうあったのですが、
どうしてもかかりが浅く、かなりの頻度でファイト中にばらしていました。
14:00少し前に、2回目の放流。
放流は下流から行うので、最上流のこのポイントは放流時間が遅いです。
午後の放流後もやはり活性は上がって、
赤金スプーンで少し釣れました。
この頃にはフライのおじさん3名が帰られたので、
広い範囲を探ることができて、そこでも数匹追加できました。
14:40頃には客もかなり減って、我々の最上流のマスは朝イチ以来の独占状態に。
1日投げ続けて、このマスでの釣り方も把握できた感じの次女。
まあまあ、サマになっていますよね。
ちなみにこの時間でも、
受付周辺の中心部はこの釣り人の数…。
やはりよく混みました。
週末だけ出店しているキッチンカーも、
豚汁が売り切れるなど盛況だったようです。
最後の最後に5連続バラシという失態を演じてしまいました。
放流後30分で終わろうと思っていたのですが、
結局15:00近くまで残業して、ぐっちゃんは一足先に片付け開始。
ぐっちゃんが車に荷物を運んでいる間に、
「最後に3匹目のヤマメが釣れたよー」
と次女。
ちなみにそれまでは2対2でヤマメの数は同点でした。
「( ゚Д゚)・・・」
最終的な釣果では41対25でぐっちゃんの勝利。
ちなみに次女の25尾のうち、20尾はセニョールトルネードでの釣果です。
ぐっちゃんも次女も半数以上をばらしていますし、
さらにその倍くらいアタリがありましたので、
なかなかの高活性だったと言えるでしょう。
この結果、
釣った魚の数 = ぐっちゃんの勝ち
ニジマス以外の魚を釣った数(主にヤマメ) = 最後の1尾で次女の勝ち
魚のサイズ = 次女の圧勝!
なんと、3本勝負は次女の完勝でした。
トホホ…。
1尾だけ、明らかにサイズが違いますね。
なんだかんだ言って制限数いっぱい持ち帰ることになりました。
次女が、
「全部食べる!」
と言うので…。ホンマかいな!?
わからないと思いますが、この自慢気な表情。
この大きなニジマスはお腹にけっこうなサイズの卵を持っていて、
次女は卵も持ち帰り、醤油漬けにするそうです。
帰りの渋滞の中でも、次女は終始ご満悦でした。
さっそく帰って塩焼きを食べました。
上がヤマメ、下がニジマス。
どちらもとても美味しかったのですが、
我が家では魚を好んで食べるのはぐっちゃんと次女とこゆきのみ。
しばらくはトラウトづくしになりますね。
次女はますます釣りに自信を持ったようですし、
何より楽しかったと言ってくれているので案内人としては大満足です。
強いて言えば、3本勝負の2本はぐっちゃん、と言うのが理想だったのですが…。
それではまた おやすみなさい