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1月11日土曜日、初釣りで94cmのデカマサを釣り上げたのは報告済みですね。
11~13日、3連休です。
12日はさすがに疲れて1日中ぐったりでしたが、
13日なら体力も回復しているし、なにより予想よりも天候が良さそう。
というわけで、中1日で13日に釣行しようと考えました。
ひとりでは心が折れそうなので、11日のヒラマサの写真を添付してI君を誘いました。
誘いに見事に反応し、I君ゲット!
13日釣行決定です。
2釣行続けて90cmオーバーのヒラマサをゲットしていますから、
どう考えても今のぐっちゃんは好調です。
同時に今の海は可能性たっぷりです。
上手くすれば自己記録更新のデカモンに出会えるかもしれません。

往路の途中のコンビニ駐車場で。
地方のコンビニは駐車場が広いので、深夜ならこんなわがまま駐車も可能です。
5:30出航場所に到着。
誰もいません。
12日も予想よりはマシな天候だったので、11日、12日でほとんどの方が来つくしたか?
しばらくしてNEO450が1艘、ゴムボーター1艘で合計3艘となりました。
もう少し来るだろうと思っていたのでちょっと寂しい感じ。
イカ情報やアジ情報がないのはちょっと残念ですが仕方ありません。
我々は例によってキャスティング&ジギングオンリー。
日の出少し前の6:30に出航です。
まずはキャスティング。
出航場所から近いシャローの実績場へ。

日が昇り始めました。
海面はうねりが少々、細かい波もあって、いかにもトップで釣れそうな感じ。

ベイト反応もありますね。

水温は何と20.4℃。
信じられない高水温ですね。
今シーズンの海は、秋の後、冬を飛ばして春になってしまうかもしれません。
さすがに1月のこの時期に20℃超えは記憶にありません。

朝日に向かってI君、投げまくります。
しかし、釣れません。
潮位は上げ止まりでほとんど潮が動きません。
風も微風なので、ボートが同じ位置に止まってしまい、ほとんど流れません。
他の条件は全て揃っていますが、潮が流れないのは致命的。
1時間ほど2人で投げ続けましたが、全くアタリがありませんでした。
「こんなはずは無いんだけど…」
そう言いながらI君に提案。
「潮が動き出すまで沖に行ってジギングしようか」
さすがに沖まで行けば少しは流れているでしょう。
前回にいい思いをした『ベイトを探す旅』に出発です。

水深60mまで来ると、前回同様ベイトがいました。
ここでジギング開始。
しゃくる、しゃくる、しゃくる…。
ベイト反応が上層からボトムまで広く出ているので、毎回ほとんど巻き上げるまでしゃくります。
これ、けっこう大変です。

ちなみにこのエリアの表面水温も20℃ありました。

ベイト反応は相変わらず激熱です。
ちょっと疲れたのか、I君が休憩をして何かをもぐもぐ食べ始めました。
チャンスです。
I君が休むとぐっちゃんに釣れるというジンクスがあります。
まあ、そんなうまくいくわけないか、なんて笑っていると、
「ググンッ!」
あたりました。ビックリです。
底から10しゃくりくらい。水深50m強でのアタリです。
「おりゃーっ!」
と大アワセ。
がっしりフィッキングしました。
が、あまりパワーを感じません。
今回のタックルはMCワークスNB583SSにステラSW6000HG。
ドラグ設定は推定3kg。
ドラグは全く鳴りません。
「うーん、小さいかも…」

I君が撮影してくれたファイト中のぐっちゃんです。
水深が深いとパワーが完全に伝わらないので大きさがよくわからないことがあります。
それでも、デカモンであればそのサイズ感が伝わるのですが、
そんな感じはありません。
ポンピングしながら巻き上げてくると、あと20mくらいまで巻いたところでようやくパワー全開、
ちょっとだけドラグが鳴りましたがそれでジ・エンド。

70cmくらいのワラサでした。
それなりに太っていますが、そもそもこの日の狙いは記録クラスのデカモンヒラマサです。
家には前々日に釣り上げたヒラマサが、

この状態で丸々残っています。
まだ時間は8:00です。
ここは思い切って、
「リリース!」
今日はあひさんもいませんし(笑)
潮が満ちてくるにしたがって潮流が速くなりました。
真潮で西から東へけっこうなスピードでボートが流されます。
水深60mラインをキープすれば、ベイト反応は途絶えませんので、
そのままどてら流しでジギングを続けました。
が、後が続かず。
「ジギングポイントへ行って、その後そっちの深場に行くってのはどう?」
この提案にI君も合意。
一気に東へ移動。
ジギングポイントは例によって、

激しい反応があります。
しかし、この反応は虚しく空振り。
少しずつ沖に移動。
やはり60mラインにはベイトがいますね。
しかし、ここでのジギングも全くアタリが無く、
そのままさらに沖へ。

80mラインでもこのような広い層で反応がありました。
こうなるとどこで当たるかわかりませんから、底から表層までしゃくります。
これはけっこう疲れます。
しかし、ここでようやくI君にアタリ!
同時にぐっちゃんにもあたってダブルヒットです。
「おおー、引かない!かかってるのか??」
「いやー軽いね。これはたぶんあれだよ」
そんなやり取りの後あがってきたのは、

バーサー。
ぐっちゃんにも、

バーサー。
30cmくらいあるマサバですが、見ての通り細くていかにも美味しくはなさそうです。

さらにこんな反応の中、I君バーサーを追加。
ただし、この反応全てがサバではなく、
おそらくイワシなどが反応として出ていて、それを食べに来たサバを釣ってしまったという感じでした。
頑張れば青物もいるだろうと思いましたが、さすがにこの深さを長く続けると体に負担が大きいです。
移動です。
またしても60mラインに逆戻りし、ジギング再開しました。
行ったり来たりしているうちに時間はすでに11:00。
心が折れかけてきたその時、この日最大のチャンスが来ました。
「ゴゴンッ!」
ぐっちゃんにでかいアタリです。
その直後の初動で、
「ジジジジジジジジジーーーーーーッ」
けたたましいドラグ音。
「おおっ!大物ですか!?」
あまりの激しいドラグ音にI君興奮。
でも、実はこのアタリの少し前に、
ライントラブルでスプールの内側にリーダー入り込んでしまって、
スプールを外してラインを取り除き、リーダーを結び直していました。
そして、ドラグを仮締めしたまま、本締めをするのを忘れていたんです。
つまり、いつもは3kgくらいの設定になっているステラのドラグが、
この時はわずか1kg程度になっていたんです。
まあ、1kgもあればしゃくってドラグが鳴るほどヤワではありませんから、
すっかり忘れてそのまましゃくっていました。
「ジジジジジジジ――――――――!」
あっという間に10m以上ラインを出され、少しずつドラグを締めて対応しますが余裕がありません。
一息つければと何とか…、と思ったのですが、
第1波が終わってすぐに第2波が来て、
「ジジジジジ―――ッ、ジジ――ッ」
さらに数mラインを出されたところでようやく止まり、
ドラグもいつもくらいまで締まったところで勝負再開、と行こうとしたその瞬間、
「フッ・・・」
軽くなりました。
痛恨の針ハズレ。フックアウトです。
ドラグをしっかり締めていなかったために、
合わせを入れたつもりでもフッキングする前にドラグが滑ってしまい、
きちんとフッキングしていなかったものと思われます。
言い訳しても、明らかに今回のバラシはぐっちゃんのミス、準備不足です。
え?サイズですか?
水深60mの海域で、おそらくあたった水深は40mほど。
このくらいだとちょっと正確なサイズ感はわかりません。
1kgのドラグ設定を全く問題にしないサイズであったことは間違いありません。
「5kgくらいじゃないかな?」がぐっちゃんの予想。
「いくら1kgでも、ドラグがうなりを上げてすごく長く回っていましたからね、10kgコースですよ」はI君。
今となってはサイズなど知る由もありませんが、
間違いなくこの日一番の大チャンスを自らのミスで逃しました。
この後は浅場でキャスティングを再度試すも不発に終わり、
13:00に納竿しました。

天気が良くて海の青さが気持ちいいですね。

実釣時間は6時間半ほどでしょうか。
前回ほど沖には行きませんでしたが、ほぼ同じコースを回った形になりました。
移動距離も30km強と似たような感じです。

燃料消費も10リットルくらいでしょう。
今年だけなのか毎年の傾向なのかわかりませんが、
50m以上の深場でベイトを探してジギングをするというパターンが、
上手くいけば確立するかもしれません。
例年ですと5月~6月の春のピーク時にこのような反応で釣れることがあるのですが、
この季節の場合、パターンは似ていますがサイズが違います。
また、春ほど上層では食いません。
2020年はこのパターンが確立できるかどうかも大きな課題ですね。
家に帰ったら前々日に釣ったヒラマサが、

カマ焼きと刺身になっていました。
このサイズのヒラマサを久しぶりに食べましたが、とても美味でしたよ。
ヒラマサもある程度のサイズの魚を冬場に食べるのが一番うまいですね。
あまりに多い魚肉、半身をすべて西京漬けにして同僚に配ろうと企んでいます。
さて、ヒラマサはいつまで狙えるかな?
尋常ではない高水温ですし、ひょっとしたら今年はシーズンオフが無いかもしれませんね。
それではまた
おやすみなさい

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