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3月11日は海況が悪い予報だったためジャパンインターナショナルボートショーに行ってきました。
こちらは前回記事で報告しましたね。
翌日12日、日曜日は午前中風が納まる予報でした。
前々日、前日の時化の影響が残り波はやや高い予報ですが、
南風が強くなる昼前までは釣りができると判断、外房に行ってきました。
短時間勝負になりますが、
風が穏やかなら朝早くからみんな集合するのかな、と
少し早めに起きました。
例によってI君を迎えに行きましたが、
まさかの「直立不動、先輩を敬う姿勢」で、
マンションの前で準備万端で待っていてくれました(汗)
こ、こりは悪夢の始まりなのか!?
想定外の展開に、予想以上に早い現地到着となりました(笑)
一番乗りです。
いい気分ですね。
ボートを降ろして準備を進めます。
東の空が少し明るくなりだしたころ、準備が完了。
しかし…、
誰も来ません。
おろろ?まさかの日曜日貸し切り??
ようやくステキチさんが登場しましたが、
結局この日はぐっちゃんとステキチさんの2艇だけでした。
なぜかって?
そりは、うねりがすごいから。
波の向きがよろしくなくて、港を出るとすぐにうねりが襲ってきます。
沖だけでなく、手前までうねりと波が来ているんですね。
みなさん、よくわかっています。
前日まではババ荒れだったそうで、この日も少しそれが残っているんです。
スロープや砂浜は大量の海藻が打ち上げられてすごいことになっていました。
これは海底までかき混ぜるほどの大時化だった証拠です。
これは爆釣の合図か、それとも無の海のサインなのか?
とにかく行くしかありません。
うねりや波はありますが、ピッチが長いので危険な感じはしません。
日の出前に出航して朝まづめ勝負です。
ジギングポイントに着くと、東の空がきれいな朝焼けです。
うねりは写真ではわかりづらいですが、そこそこ波があることはわかると思います。
早速ジギング開始。
朝日に向かってジグるI君。
そして、
日の出です。
水温は、
ん?14.8℃?
低いじゃないですか!
先週よりも2℃も下がってしまっています。
魚探反応は、
あ、あれ?
いつもここだけはベイトが居るよ、という鉄板ポイントなのですが、
この日は「無反応」です。
いやーな予感。
何度か流し直しますが、ほとんどベイト反応がありません。
こ、これは…。
時化の大荒れがベイトを散らしてしまったのか?
ちなみにそこそこの濁りが入っていかにも青物が釣れそうな潮色でしたが、
さすがに全くベイトがいないのは釣れる気がしません。
1時間弱でこの根回りを見限り、沖に移動します。
50m、60m、70m、80mと水深が深い方向へ移動しますが、
どのエリアでも魚探は無反応。
水深100m、
130m、
180m。
だ、ダメです。
何もいません。
しかも沖だけに、
なかなかのうねりです。
水深180~200mはヤリイカポイントなので、
数十艘の遊漁船軍団。
写真に写っているのはほんの一部です。
この写真ではうねりがよくわからないと思いますが、
こんな感じで近くにいる遊漁船がすべて隠れてしまうほどの高いうねりが頻繁に来ます。
イカ釣り遊漁船軍団に近づくと底の方にイカらしい反応が出ましたが、
今日はイカの道具は積み込んでいません。
大きく西のポイントに向かって舵を切り、
所々でベイトチェックをしながら移動しましたが、
結局ほとんど魚探に反応は出ませんでした。
出航場所の正面まで戻ってくると、
あたり一面が鳥だらけになりました。
あちこちで小規模な鳥山が発生し、海面に突っ込む姿が確認できます。
鳥を追いかけて走り回りましたが、
なぜか魚探反応は、
無なんです。
鳥山の下もベイトがいない。
正確には、かなり小規模のイワシボールみたいな魚群があちこちで存在していて、
そこに鳥山が発生するのでしょうが、
ボートが追いついた頃には分散してしまっている、という感じでしょうか。
この時点でまだ8時前でした。
一旦出航場所に戻って休憩、腹ごしらえ。
ただし、この日は時間とともに南風が吹いて荒れてくる予報なので、
あわただしく再出航、再びジギングポイントへ。
潮の色・濁りの程度は上の写真から想像してください。
鳥はずっと飛んだり休んだりしていましたが、
どちらかと言えば写真のようにのんびり漁夫の利を得ようという姿に変わってしまいました。
予報通りというか、想定より少し早く南風が強まりました。
風向きが悪く出航場所の港内まで波が入り込みそうな気配です。
ここは安全策を取って早めの撤収が正解でしょう。
AM10:00になる前にストップフィッシングです。
不思議と悔しさはありませんでした。
あれだけ反応が無ければ、さすがに釣れる気がしません。
潮の濁りはそこそこ良い感じでしたし、潮の流れも後半はしっかりありました。
しかし、急激な水温低下と時化によるベイトの消失は、
気力を折るのに十分でした。
大量の打ち上げられた海藻は「無の海」のサインでしたね。
時間の割に移動距離は行きましたね。
最高速はあえてスピードを出さなかったために30km/h程度でした。
使用した燃料は、
15リットル弱でしょうか。
この日のeTrexのログを確認すると、
こんな感じでした。
あまりジギングもしないで、だらだらと走り回っていただけのような気もしますね。
この悲惨な状態、すぐに回復してくれるんでしょうか??
ところで、トレーラージャッキのハンドルが、
110mmのボルトで作り直したのですがまた折れ曲がってしまいました。
この硬いボルトがなぜ曲がるのか?
ジャッキはトレーラーの右側に付いているので、
そこに当たる可能性がある物質と言えば…、
こ、これか!!
アップで見ると、
確かに硬いものが突き刺さったような傷が…。
しかも、前回の120mm、今回の110mmと長さを変えたために2ヶ所穴が…。
トレーラーをバックしながら曲がるとき、角度が付いた時にジャッキのハンドルが当たるのか…?
にわかには信じられませんが、バンパーの傷がそれを物語っています。
ボートを降ろすときは左に曲がる形になるので当たらないはず、
空のトレーラーをスロープに降ろすときは逆方向からのアプローチで右に曲がる感じになるので、
その時に角度が付きすぎると当たるのでしょう。
幸い早上がりしたためにPM2:00に自宅に着いたので、
ホームセンターに行って替わりのボルトを購入。
今度はバンパーに当たらないよう、65mmとかなり短いボルトにしてみました。
そして作り直したハンドルがこちら。
短くてバランス悪いですが、これならバンパーに当たらないのではないか、と。
さらに、ボートの底・内部に水が溜まっていることに気付き、
ドレンを開けてみたところ、15分くらい水が出続けました。
30リットルくらいは溜まっていたんじゃないかな?
どこから水が入り込んだのかわかりませんが、船底に傷はないので、
最近大量に飛沫を浴びたり、大雨が降ったりしたので、
それらが上部から何らかのルートで入り込んだものと思われます。
その後ゆっくりとこゆきの散歩をして、
疲れ切ったところで爆睡。こゆきも腹を出してまったり。
今週は金曜日に振替休暇をもらっているので、
貸し切り状態で釣りができるかと思っていたのですが、
ここにきて一気に暖かくなったために吹く南風の影響で、
またしても海況が優れないという事になりそうです。
予報が好転することを祈るしかないですね。
それではまた おやすみなさい
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