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1月10日日曜日、3連休の中日ですが、
外房に浮かんできました。
前回記事で行くか行かないか悩んでいると書きましたが、
結局、
「行かずに後悔するなら行って後悔(航海)しよう!」
の持論に乗っかった感じです。
まだ暗い4:00に自宅を出発したのですが、
その時間の船橋市の外気温は-3℃でした。
さすが、今季最大の寒波です。
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いつものコンビニですが、この時の気温は-6℃でした。
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そして道中の最低気温は-7℃!
これは外房に通い始めて9年で最も低い気温です。
そもそも-7℃なんて、北海道以外でほとんど経験したことがありません。
現地着が5:45だったのですが、誰もいません。
なんと一番乗り?
それともみんな緊急事態宣言の影響で自粛?
前日からの荒れ模様なのと風がそこそこ吹きそうなので止めたのか??
誰もいないとちょっと不安です。
ひとりでこつこつ準備していると、ようやく他のボーターが到着。
赤いハンマーヘッドのシノさん、初めてお会いしました。
その後JBB280さん、市原ケンマリーンさんも登場。
午後からオレンジのハンマーヘッド、saiさんも参戦したようです。
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風は北からでそこそこ吹いています。
それ以前にうねりと波がけっこうあります。
やはり、前日の大荒れが残っているのでしょう。
水温は19℃と高め(ピントが合わず写真無し)、
気温が低いので海面から湯気が出ています。
当然朝イチはキャスティング。
残念ながら今回は1投目マジックはありませんでした。
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遅れて日が昇ります。
西のポイントを何ヶ所か回りましたがノーチェイスでした。
ベイトも薄い感じです。
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風や波がかなりありますが、沖に行けないほどではありません。
ここはひとつ、西のジギング実績ポイントを探りましょう。
こんな反応があるポイントも、ジギングには無反応でした。
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水深60mの実績場にはベイト反応無し。
このあたりまで来ると波は高くなりますし、うねりがハンパないです。
ジギングをしていても、
ジグが非常に重く感じたり、逆にスカッと抜けたようになるのは、
うねりが相当高いことを示していますね。
JBB280さんの調べでは、この日のうねりは最大5mだったそうですよ。
西のポイントでは全くいいところが無かったので、東側へ移動。
ヒラメ銀座を覗いてみると、
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JBB280さん親子が泳がせ中でした。
アジベイトが薄いとぼやいていましたが、
ちゃっかりヒラメゲットするあたりはさすがです。
ぐっちゃんはジギングポイントへ。
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相変わらずの「釣れない反応」。
この日は本当に釣れませんでした。
ここでこの日のメインの作戦、「沖まで行ってブリ探し」を実行。
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60mまで行くと少し反応が出始め、
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80mではご覧の反応です。
サバ地獄でないことを祈って投入。
何投目かに底から10しゃくりくらいで、
「ゴンッ!」
と明確なアタリ。
深いのでいつもより大きくアワセを入れ、
がっちりフッキング、ファイト開始!
でも…、
軽いです。
パワーがありません。
それでも首振りの様子からバーサーではなさそうです。
80m近い深さを巻き上げるだけで重労働ですが、
ほとんどゴリ巻きで上がってきたのは、
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ワラサですがサンパクサイズでした。
うーん、サイズに不満ありです。
メタボでもありません。
狙いはメタボなブリなのに…。
よし、思い切って100mラインまで行ってみましょう。
おお、ここはナイスな反応がありますよ。
早速ジギング試しましょう。
簡単に書いていますが、この深さでジギングをするのは非常に重労働です。
着底が130gのジグで確認できたのは幸いでした。
そこから、反応がある60mより+10mで50mくらいまで、
ひたすらしゃくります。
いくら伸びが無いPEとはいえ、100mもあると少々伸びますし、
ちゃんとジグにアクションを与えるためには大きくて速いしゃくりが必須です。
さらにこの日は相当に大きなうねりがあるため、
ジグアクションをリズミカルに行うのが難しい状況でした。
半分くらいしゃくって、50mほど再びフォールさせ、
着底したらまた50mほどしゃくる。
これを繰り返しますが、
数回やるだけで肩甲骨周りと二の腕がキリキリ言い出します。
「グオンッ!」
目の覚めるようなアタリがありました。
大アワセをすると、それ以上のパワーが帰って来ます。
「おっ、これはブリったか!?」
明らかに1本目とは格が違う動きです。
大きくて強い首振り、
そして90mは出ているであろうラインをもろともせず、
「ジジジ…」
とドラグが鳴りました。
「グググッ!」
魚が更に重くなりました。
暴れるというより、重量感が何倍にもなったような感じ。
「ゲゲッ、実は記録サイズのメガブリか?」
「ジジジジ――――ッ」
ここに来てパワーアップしてドラグが唸ります。
冷静であれば、ここで最初とは敵の泳ぎが違う事に気付くのでしょうが、
相手がブリと信じ切っていたぐっちゃんはちょっとパニック。
「????」
そして、しばらく引っ張り合いが続いた後、
「スカッ!」
一気に軽くなりました
でも、ジグだけの重さではなく、大きな根魚が付いているくらいの重さがあります。
魚は暴れません。
半信半疑で巻き上げてみると、
海中にブリの顔が見えました。
「???」
通常、青物は顔ではなく体側面が見えるのが普通です。
その理由はすぐにわかりました。
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なんと、ブリの頭だけが上がって来ました。
首から下は食いちぎられて消失しています。
内臓が飛び出しています。
そう、釣り上げている途中でサメに食いつかれて、首から下をもぎ取られたんです。
頭のサイズから見て、この魚は80cmくらいはあるでしょう。
つまり、頭を除いた60cmくらいをひと噛みで食いち切るほどのビッグなサメという事です。
ジギングあるあるではありますが、まさかここでやられるとは。
とは言え、昨年の釣り納めで人体ほどの大きなサメを釣ったのは、
まさにこのエリアでした。
このあたりの海底にはけっこういるんでしょうね。
ブリを逃したことでこゆきに怒られそうです。
追加を狙いたいところですが、
既に体は悲鳴を上げ、
さらに風が納まらず、波やうねりは高いまま。
ここは一旦浅場に戻り、天候の回復を待ちましょう。
移動。
波が比較的穏やかなエリアまで戻ってきて、
最近購入したキスロッドを試します。
そう、折れてしまったので買い直したんです。
シマノのKISS BB H180。
これまではベイゲームキスM180だったのすが、
現在ベイゲームはどのネット店舗も品切れ。
そこでワンランク安くて、ワンランク固いBB H180を選択したという事です。
メインの使用がひとつテンヤなので、
大型根魚を根に潜らせることなく引き出せるパワーが欲しかったんですね。
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最初に釣れたのはカサゴ。
この1尾でロッドのパワーが確認できました。
ぐっちゃんの使用目的からはこちらの方がはるかに良さそうです。
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大きなアカハタ。
なんと38cmありました。
それでもロッドのパワーで難なくあがりました。
キスロッドですから固くてもちゃんとアタリはとれますし、
H180、なかなかですよ。
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人生初のウツボも釣ってしまいました。
その後、根掛かりでテンヤロストしたところでこの釣りはおしまい。
風が弱まってきたので再び沖に向かいます。
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やっぱり100mラインにはベイトがいますね。
体力も回復したのでジギング再開です。
「ドスンッ!」
40しゃくり近くでもう諦めてフォールしようかと思ったところでアタリ。
しっかりフィッキング。
なかなかのパワーです。
朝のサンパクと食べられたブリの中間くらいか。
底近くで当るよりパワーがダイレクトで強く感じます。
やり取りをけっこう楽しめましたよ。
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今度はかなり太ったワラサでした。
70cmくらいですが、かなり重いです。
これで少しは補填になりました。
まだまだチャンスはありそうですが、
回遊する青物を拾い釣りするパターンで、
水深100mは本当にしんどいです。
またまた体がきしむ音が聞こえてきそうな疲労度に。
時刻は14:00。
ここでストップフィッシングとしました。
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沖への2往復を含めけっこう走りました。
最後はほとんど無風になったのでスピードも出ましたね。
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燃料は半分近く減っています。12リットルくらいか。
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上と下、全然太さが違いますよね。
捌いてみたらなんと上がオスで下がメスでした。
不思議ですね。
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この角度から見るとメタボなのがわかると思います。
これからチャンスがあればもっとメタボなブリやワラサが釣れるはずです。
サバに邪魔されなかったのも幸いでした。
今回のパターンは今後のメタボブリ釣りの最も可能性の高いメソットになるはず。
今シーズン、出航できたら試す価値ありですよ。
緊急事態宣言が発出され、
昨年4月の時のように県や市から駐車場の閉鎖要請が出ないか心配ですが、
基本3蜜とは無縁のボート釣りですから、
チャンスがあれば出航したいと思います。
それではまた
おやすみなさい
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