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9月23日日曜日、三連休の中日です。
ぐっちゃんは久々のKenKen君と外房へ。
新しい船外機プロペラの検証も楽しみなところです。
AM4:00に現地着。
ステキチさん、JBB280さん、あひさん、あひさんに便乗のBigさん、
SRVさん、NEOタダノさん、もう一艇のNEO390さん、エクスプローラーFRPさん、
お初のトレーラブルさんも含めけっこう集まりました。
みなさん、ハガツオ祭りを期待しての参戦か?(汗)
AM5:00、空が明るくなってきたところで夜間航行灯を点けて出航です。
さて、新プロペラは機能するんでしょうか?
ボートをトレーラーから降ろして防波堤に係留するまでの数十メートル、
バックで進んだだけですが、実はそれだけで違いがわかりました。
港を出てアクセルを開けると、先週とは大違いのトルク感!
そしてわずか数秒で滑走体制に。
ペラのワンランクピッチダウンは大正解でした。

ジギングポイントに着きました。
海はごらんの通り、かなり激しい波があります。
風も微風を期待していたのですがけっこうな強風です。
魚探を覗くと、

いかにも行けそうな反応ですね。

水温は24.5℃です。

早速ジギング開始。
エースKenKen君は今日もやってくれるのか!?
「あっ!」
KenKen君が声を発しました。
「ジグが無い!」
なんでも、ジグを投入してフォール中にリーダーをスパッと切られたそうです。
途中でジグが沈まなくなったので確認すると無くなっていたという感じ。
リーダーが鋭利な刃物で切られたようにスパッといかれていました。
「これは…、以前同じ経験したことがあるよ」
「そうなんですか?」
「多分、沖サワラ(カマスサワラ)だね」
KenKen君はカンパチを見込んでちょっとレアな高級ジグを使っていたそうなのですが、
あっさり無抵抗なまま魚に持って行かれました。
続いてもKenKen君。
「あっ、まただ!」
またしても同様のジグロスト。
なにしろフォール中なのでアワセもやり取りもできないままジグだけが無くなるやるせなさ。
それにしても、アタリが出るのはKenKen君だけで、ぐっちゃんには音なしです。
AM7:20ころ、既に出航してから2時間以上経過。
ようやくぐっちゃんにもアタリ!
「よし!ヒットォ!」
このアタリはフォール中ではなくしゃくり中だったので、
しっかりアワセを入れることができました。
がっちりフッキング。
やたら暴れますがドラグは出ません。
横に横にと走ります。
こいつはヒラマサでもショゴでもありませんね。
「あ、シイラだ!」
横走りをいなして寄せてきた魚はデコッパチ君でした。

立派なオスですね。
しかもオデコにスレかかりでした(笑)
この後ジギングポイントにあひさん&Bigさんが登場。

いつも笑顔のあひさんですが、
この時の海況は、

こんな感じ。
波とうねりはなかなかのものです。
やっぱりあひさんはスパルタですね。
魚探の反応がいいので頑張って粘っていましたが、
魚が釣れないので移動開始です。
まずは西のポイントへ。
キャスティング&ジギングを試しますが、状況は変わらず。
ベイト反応があっても釣れないパターンです。
行きの東から西へは風上から風下なので、
移動は楽チンでしたが、
帰りの西から東は風に向かうため波飛沫をかぶりまくりです。
ずぶ濡れになりながら移動、出航場所近くへ。
まずはアジ場へ行きました。
アジ場は3艇ほどミニボートが浮かんでいましたが、ベイト反応はほとんどありませんでした。
知り合いもいなかったので、次にヒラメ銀座へ。
ここには身内がたくさんいましたよ。
魚探を見ると、この3艇が浮かぶポイントだけに激しい反応が出ます。
i-pilotでスポットロックして泳がせ釣りをしてますね。
時刻はAM10:45。
突然ステキチさんのロッドが大きく曲がりました。

泳がせ用の柔らかいロッドが満月状態です。
しばらくやり取りしてあがってきたのは、

ショゴでした。
今日我々はまだお土産になる魚をゲットしていないので羨ましい限りです。
ちょっとヒラメ銀座でジギングを試しましたが、当然不発です。
ここは我々のポイントではありません。
再び風が強く波が高い沖に移動します。

天気が良くなって海の色は透き通るような青色です。
でも、波が高くてうねりも大きく、釣り辛いし操船も難しい…。
PEラインが絡まってリーダーシステムを結び直している時、
ちょっと気持ち悪くなりました。
船酔いか!?
おかしいですね。昨夜は3時間寝ていますし、アネロンを飲んで出たはずです。
まあ、細かい作業は終了したのでこれ以上ひどくはならないでしょう。
少し休んだりしながら酔いを醒まし、だましだまし釣りを続けます。
近くで頑張っていたSRVさんが何かをかけました。
激しいやり取りをして上がってきたのは1m20cmはあろうかという沖サワラ。
「やっぱりいるんだね」
なんて話をしていると、
「きたっ!」
KenKen君、3度目のヒット!
激しいやり取りをしていましたが、
「プツンッ」
またしてもジグロストです。
こうなるとどうしてもあのでかい沖サワラを釣ってやりたい。
以前サワラが釣れた時に準備した、
ワイヤーリーダーとワイヤー入りアシストフックを乗せていることを思い出しました。
今更ですがKenKenくんとぐっちゃんはこのワイヤー仕掛けにチェンジ。
このワイヤーリーダー、片方の端がリング、もう片方がスナップになっています。
「ちょっと頼りないなあ」
なんて言いながらジグを投げ込み、数秒待って斜めしゃくりを入れると、
「ドドンッ、グググーー―――ッ」
ものすごいパワー!
ジジジジジジ――――――ッ!
ドラグが激しくなりました。
朝のシイラでチリッとも鳴かなかったドラグです。
次の瞬間、
「バチンッ!」
と音がしたような衝撃があり、ロッドから重みが消えました。
その間ほんの数秒、
まさに秒殺というか、むしろ瞬殺という印象です。
仕掛を見ると、心配したとおりスナップが伸ばされて変形してしまっていて、
そこからジグとフックが外れてバレたとわかりました。
いやー、参りました。とんでもないサイズだったので、何とか上げたかったですね。
ちなみに沖サワラの最大サイズは2mくらいだそうですよ。
悔しいのでワイヤーを直接リングに結び、再チャレンジしましたが、
沖サワラからのアプローチはこれが最後でした。
その後は水深120mまで沖に行ったり、岸寄りに戻ってキャスティングしたり…。

夕方が近づき、海がかなり穏やかになりました。
KenKen君はこの日は沖サワラに調子を崩されたようで、
沖サワラと思われるバラシとそうでないと思われるアタリが1回、根掛かりではないジグロストが3個、
5回の魚からのアプローチをモノにできずにボーズでした。
PM5:00少し前、12時間近いロング修行が終了。
出航場所に戻ると、すでに全員が帰路についた後で我々しか残っていませんでした。
まあ、海況も厳しかったですしね。
陸に上がった後にふと胸ポケットを触ると、
ヒートシールに入ったアネロンが1カプセルありました。
「あ、飲んだと思っていたのに…」
そう、アネロンを飲み忘れてあの酷い海に漕ぎ出していたのです。
「なるほど、それならあの酔いかけたのも納得」
逆にあの程度で済んだのは、やっぱり慣れの成せる業でしょうか?

12時間近くで約50km走行しました。
今回は慣らしが終了していますので、流している間は船外機を止める時間もけっこうありました。
途中でスズキ名物の20時間運転を告げる警告ブザーが鳴りました。
最高速度は38kmですが、これは最後の帰航直前にマークしました。
この日の海況では、ほとんど全開できませんでしたし。
ちなみに今回は予備タンクのガソリンを使いました。
PM4:00くらいに12リットルの予備タンクがほぼカラになりましたので、
この日の燃料使用は13リットルほどだったと思います。
ホンダのBF30Dなら20リットル近く使ったでしょうから、
燃費は1.5倍くらい改善した感じですね。
今回は釣果はダメダメでしたが、
船外機のプロペラセッティングがうまくいったので収穫はありました。
わずか1ピッチの差でこんなに変わるものかって感じですね。
ビックリです。
翌日である9月24日月曜日(祝日)、
こゆきの散歩に出かけてみると、

近くの公園でこんなキノコが生えていました。
こんなのを見ると、やっぱり秋なんですね。
南の海上を見ると、またまた台風ができていますね。
来週末あたり影響が出るかもしれません。
こんな感じで季節は進み、あっという間に寒くなってしまうんでしょう。
貴重な秋シーズン、まだまだ楽しみますよ!
それではまた
おやすみなさい

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