静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

はえ縄実習②(揚縄作業)

2014年07月19日 08時28分12秒 | 実習
投縄作業が終わると、投入した漁具を引き上げていきます。

最後に投入した「旗竿」の所まで「わかたか」を移動させ、
「旗竿」を回収して、「幹縄」を巻き上げつつ ビン玉→ブラン→ブラン・・・・と
回収していきます(揚縄作業)。
幹縄は、次の投縄に備え、かごの中にしっかりコイルしておきます。
  


幹縄に取り付けたブランのスナップをはずしながら、幹縄を巻き上げていきます。
スナップを外したブランは、別のグループの生徒が、以前練習した「ブラン巻き」の要領で、1本ずつ手繰って丸めておきます。
ここで巻き取ったブランを、次の投縄のときに使用します。
幹縄を整理しながら、最後の旗竿を回収して、1回の揚縄が終了になります。
  


【2回目、3回目の投縄・揚縄】
実習は、3班に分けて、全員が一通りの作業を経験しました。
    
        


今回は、3回投縄・揚縄を行い、実習を終了しました。
船上で漁具を片付けて、帰園になりました。
    


揺れる船上での実習で、船酔いで大変だった生徒もいたようですが、
「作業しているうちに平気になった」という生徒もいました。
生徒たちには、このような実習を通して、「船酔い」を克服していってほしいと思います。


実習中に、先日、学園で講義をしていただいた長谷川さんの「長兼丸」とすれ違いました。

コメント
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