静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

乗船実習下船式

2014年12月12日 14時26分52秒 | 26年度乗船実習
12日午前中、実習船「やいづ」において、平成26年の乗船実習の下船式を行いました。

朝から、釣り上げたカツオを保蔵してきた魚艙を清掃するといった「「片付け作業」に取り組みました。
片付け作業が終わってから、引き続き「下船式」を行いました。

「下船式」では、生徒代表が「お礼の言葉」を述べ、乗船実習が終了しました。


【お礼の言葉】を紹介します。
 今回、「やいづ」の第5次航海に漁業高等学園第45期生12名の生徒を乗船させていただき、大変ありがとうございました。
 この航海は、学園の生徒にとって初めての長期航海となりました。
船の上での生活、当直、操業時の仕事など、始めは分からないこと、慣れないことばかりで大変でしたが、船長をはじめとする船員の方々、先生方、専攻科の皆さんの温かいご指導、そして、まかないの方々が毎日作ってくださったおいしい食事のおかげで、この1ヶ月間、無事に楽しく船上生活を送ることができました。
 カツオの一本釣り実習はとても楽しく、カツオを釣りあげる感触はもちろん、初めてナブラを見つけ、カツオが釣れ始めたときの興奮は今でも忘れられません。また、航海の途中で立ち寄った沖縄では、世界遺産である今帰仁城跡、美ら海水族館などの陸上研修を充実させることができ、とても楽しく良い思い出となりました。神戸での海員組合の講話では、戦時中の漁船に関する痛ましい歴史について知ることができました。今後は、これらの貴重な体験を糧に静岡県漁業の担い手となるべく、心を引き締め、学園生活を充実させていきたいと思います。
 鈴木船長をはじめとする船員の方々、専攻科の先生方そして専攻科の皆さん、1ヶ月間大変お世話になりました。本当にありがとうございました。 
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