静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

見識を広げる

2016年04月20日 13時42分32秒 | 学園紹介
当学園は漁師を育てる訓練校ですが、生徒には見識を豊かにしてもらう機会を作っています。
と言うのも、漁師になれば成人していなくても社会人です。
一角の社会人として巣立ってもらうため、漁業とは違う勉強もしてもらいます。

昨日は、その一つとして中部県民生活センターから消費生活相談員をお招きし、「消費生活出前講座」を行いました。
今回は若者に多い消費トラブルとして、インターネットなどでの通信販売やマルチ商法などについて説明を受けました。

受講した生徒からは
「通販を使うときは気をつけたい」
「クレジットカードを使うようになったら、使いすぎないようにしたい」
などの感想がありました。


学園では水産技術研究所や県庁の水産業局にも講師派遣を依頼しています。
さらに、漁港、港湾、造船所、養殖業の現場なども見学もあり、学園のマイクロバスで出かけます。
見学で出かけた様子も、近いうちにご紹介します。

【静岡県の水産行政】
県庁では経済産業部に水産業局があり、水産振興課と水産資源課で水産業の振興に関する仕事しています。
水産資源を守り、増やしたり、漁協の支援、外国からのお客様の対応など多彩な仕事をしています。
その中でも漁業後継者の育成は施策の柱とも言える重要な仕事です。
そして、当学園は中心的な役割を担っています。
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