漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
夏休み前の様子です。
天候が良かったので、わかたかでの乗船実習に出かけました。
わかたかは小さい船なので、天候が悪いと出航できません。
ですから、あらかじめ「この日にやる」と決めても中止が多くなってしまいます。
小さい学校で融通の利くことを最大限に活かして、天気が良ければ柔軟にわかかた出動です!
この日の実習は操船、ブラン手繰(たぐ)り、係船です。
ブランとは、マグロなどのはえ縄における枝(ブランチ)縄のことです。
マグロはえ縄では何千ものブランを使います。揚げ縄の時には、素速く巻き取って回収します。
これも、素速く、きれいにやるのは熟練が必要です。
係船も、どんな船でも行う作業。
実習棟で簡単にできたロープワークも、実際に太いロープでやるとできなくなります。
ここで苦労していると、11月にある実習船やいづでは、なんにもできません。
8月19、20日は模擬授業も体験できるオープンキャンパスを行います。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
加えて、8月の学園見学会平日版も14日から18日まで開催します。
土曜、日曜は来ることができない方は、こちらへご参加ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/kengakukai-aug.html
なお、どちらも事前に申し込みが必要です。
詳しくはホームページをご覧ください。
お問い合わせ、お申し込みは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
園長のつぶやき
夏休み期間中の学園は何をしているのか?
との疑問にお答えします。
まず今週は焼津市内の中学校が港の中でボートレースをします。
明日から3日間は焼津市からの依頼で、わかたかで監視を行います。
それと大事なのが建物設備の保守点検。
生徒がいない時期だからじっくりとできます。
あと、健康診断、人間ドックもこの時期が多くなります。
それから、通常は休暇が取得できない職員には、この時期に休みを取ってもらいます。
逆に言えば、数日間の休暇を取得する以外の日は、職員は学園で仕事をしています。
そして、専攻別に分かれる2学期の準備です。
それからオープンキャンパスや見学会の対応。
特に私にとっては、これが一番大事な仕事になります。
学園のご案内は、決まったやり方があるわけではありません。
皆さんに正しく学園を理解してもらうために知恵を絞ります。