静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

一海特講習始まりました

2019年09月09日 09時00分00秒 | 授業・講演

いよいろ第一級海上特殊特殊無線技士講習が始まりました。
そして問題の英語からスタートです。


講師の先生から
「国際通信なので当然、英語が使われます」
と説明がありました。
そして
「みなさん、英語が得意じゃないですよね?」
の問いに
「はい!日本人ですから!」
と生徒は力強く答えていました。
・・・いや、自慢できなから!


そんな英語の苦手な生徒に対し、講師の先生がわかりやすく教えてくれました。


それと、水産高校出身の生徒は、すでに一海特を取得済み。
一人、別メニューの授業となりました。


Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
10月のAO入試をお考えの方は、なるべく早く見学をしてください!
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ryoushi.jp/regional/22/post_192.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html

 園長のつぶやき
さて、前回の続きです。
魚は全人類の財産です。
大事に利用しなくてはいけません。

これを漁師側から見ると、
「消費者にとって価値がある魚を提供する」
と言うことです。

例えばカツオ。
焼津に水揚げされる遠洋カツオも、1キログラム100円のカツオから500円以上のものまであります。
魚としては同じカツオです。
値段は漁法や取り扱いなどで変わりますが、それは品質が違うからです。
安いカツオは液体や粉末のダシに利用されます。
高いカツオは刺身に使われます。
買う側からすると、価値が違います。
漁師が高く売れる魚を提供することは、買う人、消費者の利益にもなると言うことです。

どう使われようと、捕った分のカツオが海からいなくなります。
それなら、高い価値のカツオになるようにするのが、漁師のためであり、消費者のためです。

これはカツオだけではありません。
水揚げされても、肥料の原料くらいの価値しかない魚も少なくありません。
魚は海の恵です。
漁師にとっても、人類全体にとっても価値の高い使い方を考えたいですね。



コメント
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