静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

シラス漁体験実習

2019年09月19日 08時48分29秒 | 授業・講演

静岡市の用宗漁協にある、清水漁協用宗支所にシラス漁体験実習を行いました。
本当は一学期の行事なんですが、台風で延期。
二学期も無線講習が長くなって、スケジュールが厳しくなっています。

地元の小学生の見学もありました。
うちの生徒だけ、船に乗れてごめんね!

今回は天候の良い合間に、なんとか実施することができました。
大きなうねりがあって、こんな生徒もありました。


生徒は7隻の船に別れて乗船。
各船で現役漁師の手際よい動きを見せていただきました。
 


漁から戻ると、漁協で支所長からシラス漁の話しを伺いました。


また、昼食時には捕れたての生シラスをごちそうしていただきました。
加えて47期の齊藤くんが生徒にジュースの差し入れをしてくれました。
まだ18才の齊藤くん、気づかいがさすがです。
50期生も、こんな先輩になって欲しいですね。

Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
10月のAO入試は来週から願書受付です!
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ryoushi.jp/regional/22/post_192.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html

 園長のつぶやき
AO入試の願書受付が始まります。
昨年くらいの応募があると良いんですが、今年は見学者が少ないので厳しい予感です。
さて、AO入試が始まったのは1990年代だそうです。
かなり前からあったのですが、私が知ったのは8年ほど前、息子の大学受験です。

AO入試は、学力で評価できない受験生の資質を見ようとするものです。
・・・何ですが、多くの大学や専門学校などでは早い時期の入学者確保が目的でしょう。

学園では、高校からの受験者が
「まわりの同級生は秋に就職先が決まる。
 2月まで進学先が決まらないのは不安だ」
との声を聞いたからです。

しかし、なんで通常入試に出はなくAO式にしたかと言うと理由があります。
多少の学力差より、漁師になるための意欲が何より大事だからです。
今までの成績はともかく、学園でがんばることができるかです!
少なくとも、私はそう思います。

今年の生徒は、AO入試の一期生です。
昨年から導入したAO入試を、学園としてどう判断するのか?
それは現在の50期生が、卒業までにどう育つかにかかっています。

いずれにしても、漁師になる気持ちは誰にも負けない!
・・・って人の受験をお待ちしています。

コメント
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