静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カツオ一本釣りの漁具づくり その3

2020年11月18日 22時29分03秒 | 実習

カツオ一本釣りの漁具づくりの続きです。

釣り竿の先端につける「カンザシ」と呼ばれる部分が完成したら、次に作成するのは竿の持ち手の部分で、「手床(テドコ)又は釣り掛け(チャン掛け)」と呼ばれる部分の作製です。

ここは、滑り止めと、カツオを釣る擬餌針を引っかけておく部分の役割があります。

この部分は、使う人の腕の長さによって、異なります。
手が長い人は、長くなります。

 

ここも竿に糸を巻き付けて、作っていきます。
「カンザシ」と同じように、糸をしっかりときつく丁寧に巻いていきます。

この部分が緩むと滑って竿が回転し、しっかりと持つことができません。
特に竿尻(竿の一番下の部分)は、擬餌針を引っかけておく必要があることから、しっかりと作っておく必要があります。

「テドコ」作りにも先生の厳しいチェックがあります。
緩むようだったら、やり直しです。

※ 今月末の11月28日(土)、東京の池袋で漁業就業支援フェアが開催されます。漁師になろうという方、興味のある方必見のイベントです。
  当学園も出展を予定しています。
  来場される方は、ぜひ学園のブースにもおいでください。
  学園の魅力をお話いたします。

  詳しくは、漁業就業支援センターのホームページでご確認ください。
  「漁業就業支援フェア2020」で検索してください。

  もしくは、こちらから。
  https://ryoushi.jp/fair/

※ 学園の見学説明会の申し込みをお待ちしております。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
  をご覧ください。

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