静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

第三福積丸の出航見送り

2019年10月02日 08時39分23秒 | 卒業生の活躍

遠洋マグロはえ縄漁船、第三福積丸の出航見送りに行きました。
この船には48期生の清水くんが乗船しています。


いつもながら、華やかなマグロ船の出航です。
乗組員の家族に加え、関連会社の人も多数見送りです。

安全祈願のお神酒で乾杯して、出航していきました。


外国人船員が見えませんが、途中のバリで乗るそうです。
前日に行った清水くんへのインタビューをご紹介します。
仕事にも慣れ、少し余裕も出てきたようです。
元気に帰ってきてください!

Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
AO入試の願書受付が始まっています。
受験希望者は期日までに願書を提出してください!
今週末が〆切ですよ。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ryoushi.jp/regional/22/post_192.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html]

 


 園長のつぶやき
遠洋漁船と言うと、みんな1年以上も帰ってこないと思っている方も少なくありません。
カツオを捕る一本釣り船は一航海の平均が50日くらいです。
海外まき網だと、もう少し短いかも。
しかしマグロ船の場合は1年以上の場合もあり、今回の第三福積丸も長期航海の予定です。

とは言っても、最近はマグロ船でも半年で帰る場合が増えています。
長期航海のほうが効率がよく、船員の収入もアップします。
しかし、働く環境も大事にしなくては人材が確保できません。

ところで、長期間帰ることができない仕事は遠洋漁船の漁師だけではありません。
海外駐在の商社マン、工事現場のエンジニア・・・
ほどでなくても、全国規模の会社なら転勤でどこで仕事になるかわかりません。
私も下田への単身赴任を経験しています。
県の職員でも単身赴任があるんですよ。

ですから、遠洋漁船だけが特別ではないはずです。
そして、目まぐるしいほどの情報にあふれる陸上での生活とは、別の船上生活になります。
それが魅力に思う人もいるでしょう。
何より、清水くんが言うに大きなマグロを捕るのはロマンです。


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