静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

「やいづ」 乗船実習 初めての当直でイルカを!  (M君の作文)

2013年11月19日 08時33分01秒 | 25年度 乗船実習
生徒達にとっては、初めて経験する長期の航海実習です。
その初めての体験、感激を作文にして、鹿児島から学園に送ってくれました。
実習船「やいづ」の当直は、1日4時間づつ2回ありますが、ぶっつけ本番の挑戦となります。

 焼津を出航して2日が経ち(14日)、初めてのことばかりでした。
 船で寝ている時、船が揺れているので、悪い時には30分に1回くらい起きてしまいました。
 その日は当直があるため、あまり熟睡できず、ちょっと早めに目が覚めてしまいました。

 (早朝)4時からの航海当直で、初めから闇夜の当直だったので、真っ暗でした。
 夜は、本当に何も見えず、目慣れしないとブリッジにいる人が全く見えませんでした。
 灯りをつけると周りの船の航海灯が見えなくなってしまうので、海図を書く場所と見張りをする場所は、カテーンで仕切られていました。

 そして、(その日2回目の)16時から20時の当直では、室戸岬の正横距離を取ったりしました。
 曳船をやっている人がいたりして、船が多く輻輳していました。

 あたりが暗くなり、船の近くにイルカが泳いできました。
 イルカが船と遊んでいたようです。
 イルカをあんなに間近に見たのは初めてでした。


 途中、外国の車運搬船がいて、デッキでフットサルか何かが分からないけど、何かスポーツをしていました。
 よく見ると、その船は、運転不自由船の灯火をあげて走っていました。
 船の上でもこういうことをする船もあるんだなと思いました。

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