本日深夜
「ピエール瀧のしょんないTV しょんない年忘れ1時間スペシャル」
の放送があります。
学園生が再び登場予定です。
静岡県内の方は、ぜひご覧ください!
さて、遠洋航海実習で漁獲したカツオを焼津漁協に水揚げです。
朝の5時から作業スタートです。
-50度の冷凍庫に入る生徒は完全防寒です。
今回は3.5トンの水揚げ、すべてB1です。
B1とはカツオ一本釣りで最高鮮度のものです。
水揚げが終わると、実習船にある自分の荷物を片付け。
船で寝るのも終了です。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
いよいよ、明日から入学試験の願書受付となります
締切は1月11日、消印有効です。
園長のつぶやき
テレビに出てくる漁師は、ほとんどが沿岸漁業。
それも1人、あるいは親子などで操業しています。
学園生の多くが就職する大中型漁船の漁師はテレビで観ることはめったにありません。
学園生の多くが、大中型漁船に行く理由は明白。
家族経営の小型漁船からの求人がないからです。
でも今の時代、子供が漁師を継ぐとは限りません。
子供が継がない場合、家族経営の漁船はどうなるのか?
現在やっている人が高齢などの理由で引退すれば廃業です。
家族以外の人を、後継ぎに受け入れることはめったにありません。
だから、多くの漁村ではどんどん漁師が少なくなっています。
1人で船を操(あやつ)り、魚を捕る。
それは自由で、かっこよく見えるかもしれません。
でも、その漁師がかっこよく見えたのは1人でやっていたからではないと思います。
本当のプロだからです。
だって、スポーツ選手だってサッカーや野球はチームプレーです。
そこにかっこいい選手はいるはずです。
大中型漁船で働くにはチームワークは絶対必要。
そこにもバツグンの実力があるかっこいい漁師が存在します。
あなたがテレビでみたかっこいい漁師がどんな人であれ、それはそれ。
他にもすごい漁師はたくさんいます。
大型漁船でお金を貯めて独立する方法だってあります。
ただ、自分の船を使う沿岸の漁師だって、周りへの気づかいがなければやっていけません。
それが漁師の世界です。