先週金曜日、静岡県の榛南という地域に位置する御前崎地区の施設見学に行ってきました。
最初は「南駿河湾漁業協同組合」に伺い、市場見学と、そこに水揚げされる魚や周辺漁業について、漁協職員の方から説明していただきました。
この時期、いつもはシラスの水揚げがあるんですが、最近は不漁により出漁する漁船が少なく、今日も水揚げがありません。
また、沿岸の定置網の水揚げ量も少なく、市場を訪れた時にはすでにセリも終わっていて何もありませんでした。
ちょっとがっかりです。
何もないのも寂しいので、ご厚意で漁協の冷蔵設備の中を見せていただきました。
焼津地区に多く、カツオやマグロを長期間保管するための-50~-60℃の超低温冷蔵庫ではありませんが、それでも-30℃くらいの温度です。
少し暑くなってきたこの時期、寒さが身に凍みます…?
さらに、地域の漁業事情や、カツオ船に乗り組んでいた元機関長のお話など、かなり興味をかきたてられたようで、生徒から活発な質問が飛びます。
地元出身の生徒が少ないためか、特に県外出身の生徒からの質問が多かったようです。
一方、地元出身の生徒でいながら、知らないことも多かったようで、地元を見直す良い機会となったと思います。
次に向かったのは、栽培漁業として放流される魚介類の稚魚を生産している「静岡県温水利用研究センター」を見学しました。
ここでは、ヒラメ、マダイ、トラフグ、アワビの放流用種苗(赤ちゃん)を見せていただきました。
初めて見る小さな魚介類に興味がわいたようで、ここでも多くの質問が・・・・
将来は、自らの手でこれらの種苗を放流することになる生徒がいるかもしれません。
学園の見学説明会、お待ちしてます。
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