ベトナム出身で、小樽のアトリエで精力的に絵画や彫刻の制作をつづけるダム・ダン・ライさん。
自らのアトリエをDala Spaceと名付けて、ときおり企画展の会場に開放しています。じぶんの個展も開きますが、気に入ったアーティストの展覧会や、パフォーマンスアートの会場としてどしどし企画をたてていく姿には、あっぱれ!というしかありません。
今回は、札幌の人形作家中川多理さんと、三笠出身でしばら . . . 本文を読む
週替わりで絵画展が行われている札幌・琴似の喫茶店「北都館」。
所蔵品展を別にして、おそらくことしいちばんの大物の登場と思われます。
全道展会員で、北海道現代具象展にも出品している小樽の羽山雅愉さんです。
羽山さんは、リアルな筆致で小樽の街並みを描いていますが、じつは現実の小樽ではない。
雨上がりらしく、黒くぬれて、周囲の建物を映し出している舗道の路面。美しく光る空や海面。無人の、車もほ . . . 本文を読む
2009年9月11日の北海道新聞によると、画家の栃内忠男さんが9月10日、亡くなりました。85歳でした。
栃内さんは、独立美術会員、全道展会員。戦後北海道を代表する画家のひとりで、道内画壇の生き字引でした。自画像や花、貝など身近な画題を、自由で闊達(かったつ)なタッチで描きました。
謹んでご冥福をお祈りします。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fuh . . . 本文を読む
読売新聞2009年9月10日から。
北海道は9日、有識者による政策評価委員会を開き、「近代美術館」と「三岸好太郎美術館」、「道民活動センター(かでる2・7)」と「市民活動促進センター」(いずれも札幌市中央区)など、札幌市内中心部で機能が重複する道立施設を、今後5年で統廃合する方針を明らかにした。
道は、近代美術館の入館者が年間40万人に対して、隣接する三岸好太郎美術館は同2万人と低迷してい . . . 本文を読む