案内のはがきも札幌市内のギャラリーなどではあまり見かけず、はがきを見てもどんな分野の展覧会なのかわからなかったのですが、見て良かったと思いました。
田中さんは宗谷管内猿払村の出身で、京都の大学で陶芸を学んでいると、ギャラリー門馬の方から聞きました。
今回は、陶を使ったオブジェの個展です。
とくに目を引いたのが、案内状はがきに画像が印刷されていたインスタレーション「本の森の中で」。
台の . . . 本文を読む
(文中敬称略)
会期が終わってしまったが、50周年の節目にふさわしい、多彩な展覧会だった。
創立期のメンバーのうち数人がまだ現役なのも、頼もしい。
前身の札幌版画協会が設立されたのが1954年。
浅野、浅野武彦、植田信七、尾崎志郎、大本靖、加藤哲之助、中野貫一、平野俊昌、本田明二、松倉義二、山本一也である。
このうち、ダブル浅野と大本は今回も出品している。
平野は90代だが、油彩 . . . 本文を読む