生来の怠慢で「北海道美術ネット」の表紙の更新が遅れております。
あと、1-2時間ほどで、何とかします。
こちら「別館」の更新も思うようにいかず、ここ数日は、これまで書きためておいたエントリを放出することで、なんとか乗り切っています。
内容のやや薄い日が続いており、心苦しく感じております。
にもかかわらず、9月3日のアクセスポイント数は905IPで、史上8位の多さでした。
なぜなんだ . . . 本文を読む
グループ水煌(すいこう)は、サイトによると、「道展の水彩部門出品者のうち、抽象、心象の傾向がある」5人のグループ。
2007年の第1回とおなじ、斉藤洋子、深山秀子、樋爪洋子、栗山巽、竹津昇の5氏が出品している。
水彩といえば、英国調の透明な写実風か、道彩展に多いフォービズム調が多い(少なくても道内では)なかで、異色の画風ぞろいといえる。
このなかでいちばん驚かされたのは栗山さんの作品。 . . . 本文を読む
札幌に住み、絵画やインスタレーションの個展を中心に活動している益村信子さん。
ここ数年は大同ギャラリーを会場にしてきたが、今回は気分を変えて「たぴお」での開催。個展会場としては、じつに1991年の第1回以来だという。
筆者は、益村さんのインスタレーションが好きだ。
とくに理屈はない。
ただ、「前向き」「肯定的」であることを、上っ面の表象とか、題名やことばによる説明ではなく、ちゃんと . . . 本文を読む
矢崎勝美さんは1940年生まれ、札幌在住。
公募展には所属せず、毎秋の個展を中心に発表している。
1960年代末、実験映画で美術界に登場し、近年は「COSMOS」シリーズのモノタイプ版画を制作。パリでの作品発表や、バングラデシュの国際版画コンクールの審査委員長など、国外でも活動している。
COSMOSシリーズは、オフセット印刷された紙にエアブラシやデカルコマニーなどの技法を用いて宇宙 . . . 本文を読む