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「土曜午後2時問題」の次は「芸術の秋問題」?

2024年09月24日 06時58分57秒 | つれづれ日録
 「土曜午後2時問題」とは、2015年に北海道新聞のコラムで筆者が提起した問題です。
 要するに、週末は催しが重なっていて(近年のことばづかいでいうと、週末はイベントがかぶっていて)、とくに土曜午後2時前後に始まる場合が多いのです。
 この点、本郷新記念札幌彫刻美術館は土曜午前か日曜に講話などを実施してくれるので助かります。
(ただし土曜午前だと、遠方の人が参加しづらいという面はあります)

 さて、9月は3連休が2度ありました(ここでいう連休は世間一般のこよみの話です。筆者のことではありません) 。
 2度目の3連休は、筆者はけっこう悩んでおりました。
 行きたいところがたくさんあったからです。

 けっきょく、22日(日)に室蘭と白老に行きました。室蘭の芸術祭は23日が最終日で、この日にずらせばもうちょっとあちこち行けたのですが、経験上、最終日をあてにするのは危険なのです。
 足を運べなかったのは…
 
・純生展
・オホーツク美術展
・HOKKAIDO PHOTO FESTA のトークイベント
・東川町の写真展シンポジウム
・文学フリマ
・「ELOQUENCE(エロカンス)」写真展のセッション(写真展自体は24日まで)
・チ・カ・ホでのライブドローイング
・しらおいルーツ&アートの、デメーテルなど芸術祭をめぐるディスカッション

などです。

 このうち最初の2項目は、先週から行われていたので、このたびの週末限定ではありません。
 筆者は北海道のアートをくまなく見ているようにえらそうなことを書いていますが、各地方の団体公募展については正直手がまわっていません。お恥ずかしいかぎりです。
 オホーツク美術展だけは、北見に住んでいたころに何度も見ていました。ただ、今回は、公募展としての最後の開催ということで、できれば行きたかったです。
(小樽美術協会展も何度かうかがったことがありますが、なにせ小樽は札幌から近いので、別に自慢にならない)
 退職すれば道内各地を訪れ、見てまわる時間ができるかと夢想していましたが、そうは問屋が卸しませんでした。
 毎年は無理だとしても、一度は見ておきたいんですよね。

 敗因? のひとつは、9月中旬に「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」に3泊4日で出かけていて、日程を圧迫したことです。
 来年以降、この時期に、よく日程を調整せずに遠出するのは避けたいと思いました。

 ただ、もっと早めに大地の芸術祭へ行かなかった理由はあって、つまり、7月から9月前半は北海道人が道外に行くと暑くて死ぬ、ということがあります。
 昔はなんとかなりましたが、近年の猛暑日続きには、耐えられる気がしません。
 東京の美術館巡りなら、まだいいんですよ。館内なら冷房がきいていますから。
 越後妻有は野外を回りますからね…。
 

 「芸術の秋」はこれからもつづきます。
 手帳とにらめっこで、日程の確認をしなくてはならないようです。


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